ちょっといいな、ちょっと幸せ

映画、アート、食べ歩きなどなど、私のちょっといいなを書き留めました。

BURBERRY

2008-05-31 22:46:47 | お気に入り
 最近の”バーバリー”のハンカチは、ちょっとバーバリーらしくなくていいです。一目ではわからないくらい控えめな"バーバリー・チェック"の入れ方がかわいい。綿素材なのに絹のような光沢があってきれい。カジュアルなデザインでも品がいい。やっぱりバーバリーです。

Passo delle Mule

2008-05-30 13:44:13 | ワイン
 きれいなルビー色の赤ワイン。ほのかにバニラとシナモンのような香りがします。口に含むと、雑味がしてちょっと辛くて硬い感じ。このワインは、1時間くらい置くと、やわらかな味になると教えていただいたのを思い出して、飲み比べてみました。1時間置いたものは、まろやかな風味で、雑味が深みに変わったみたいで、苦味が気にならない。美味しい。グラスの中で、静かに呼吸していたのかなぁ、なんて。こんなに心地の良いワインに変わる、驚きました。
 私のパソコンの壁紙はシチリアの風景になっています。高台から街から海へと見下ろした美しい風景です。街と自然が調和した光景が好きです。そのシチリアの地で育まれたワインを口にしているのかと思うと、うれしくなりました。
 ドゥーカ・ディ・サラパルータ社 ” パッソ・デッレ・ムーレ”2005、 3000円くらい。

アスパラガスのスパゲッティ

2008-05-29 09:02:51 | お料理・お菓子作り
 近頃よく見かける細いアスパラガスを使って、「アスパラガスのスパゲッティ」を作りました。
 材料は、スパゲッティと、アスパラガス、アンチョビ、ニンニク、オリーブオイル。アスパラガスは硬い部分を切り落とし、硬い皮の部分を剥いて、斜めに切ります。スパゲッティを茹でている間に、フライパンにオリーブ油とニンニクのみじん切り、アンチョビを入れて弱火で加熱します。ニンニクが色づいてアンチョビが溶けてきたら、アスパラガスを入れ、中火で1分ほど炒めて、茹で上がったスパゲッティを入れて絡ませたら出来上がり。
 アスパラガスは具というより、ソース的な役割のスパゲッティです。絡めやすい細いアスパラガスは最適です。

竹風堂・方寸

2008-05-28 13:32:40 | スウィーツ
 長野県・小布施町に本店のある「竹風堂」の”方寸(ほうすん)」。赤えんどうを焙煎し、粉に挽き、粉糖と水飴を調合して型に込め、乾燥してできた干菓子です。上品な甘さと口溶けがいいです。パッケージもシンプルでちょっとかわいい。緑茶にも、コーヒーにも合います。

モンテーニュ通りのカフェ

2008-05-27 20:19:40 | 映画
 「モンテーニュ通りのカフェ」。きらきら輝くパリの風景が美しい。胸をときめかせる音楽と、ウィットに富んだおしゃれな会話が素敵です。
 憧れのパリにやって来たジェシカ(セシール・ド・フランス)は、モンテーニュ通りのカフェでギャルソンの仕事をはじめます。本来ならば女性は雇わない筈でしたが、3日後の17日の夜に、演劇とコンサート、オークションが同時に開催され大忙しになるのです。その夜の主役は、著名なピアニスト、テレビドラマで活躍する女優、資産家の美術収集家。この日、彼らは人生のターニングポイントを迎えます。
 ジェシカの笑顔がキュートです。彼女が初めて目にする世界に、一緒にドキドキ、ワクワクしました。オークションに出品される作品の中に、ブランクーシの「接吻」がありました。グランベールにどう思うか聞かれて、ジェシカが「恋をしたくなる」とこたえるシーン。すごくいい台詞。ジェシカにピッタリのこたえだと思いました。ジェシカの無邪気で明るい笑顔に、誰もが本音を語ってしまう。まるで悩める人々を幸せに導く妖精のようなジェシカ。彼女を見ていると「恐れずに一歩踏み出してごらんなさい。そうすれば、輝かしい人生がある」、ジェシカの祖母の言葉を信じたくなりました。

ENZO GALA

2008-05-26 12:35:38 | お気に入り
 「ENZO GALA」のコンセプトは、シンプル&ベーシック。上質の素材で、色がきれいです。主張しすぎないので、どんな服装にもやんわりと合わせやすいのがいいです。ピンクの7分丈のカーディガンは、コットン素材で着心地がいい。薄手の淡いピンクなので、透けた感じがきれいです。

ワインについて思うこと

2008-05-24 12:49:28 | ワイン
 お酒を嗜むようになったのは、ここ数年のこと。アルコールに弱くても、ワインが美味しいのはわかります。
 ワインを選ぶのは難しい。お店の方に相談してみると、とても親切で丁寧。洋服を選ぶ時みたいに、自分の好みやTPOを伝えればいい。未知の世界の会話が楽しいこともわかりました。同じお店で買っていると、この前にはこんなだったとかそんな話ができて、次はもっと美味しいワインが見つけられそうだってことも。最初はロゼが好きでした。次に白ワイン。赤ワインは、よくわからない。タンニン、ミネラル、重み、わかるようでわからない、これがどうだと自分は好きなのか?香りと甘さは、なんとなくわかります。ワインを口に含んで、何か探し物でもするように味わうのは、おもしろい感覚です。最近思うのは、ワインは土から作られるということ。土の養分がぶどうの木を介して実に届き、ゆっくりワインになっていくということ。たくさんの人に手をかけてもらって作られたワインが、シャトーの貯蔵庫で、世に出るのを待っている。すてきです。

モディリアーニ展

2008-05-23 17:17:30 | 芸術鑑賞
 国立新美術館で開かれている「モディリアーニ展」。
 アメディオ・モディリアーニはイタリアで生まれ、パリで画家として生活して、やっと成功の兆しが見えてきた時に35歳の若さで亡くなりました。モディリアーニの作品は、彼の生涯のように頼りなくはかない、淋しい画だと感じていました。実際に観て、色の美しさに惹きつけられました。静かでたおやかな画だと思いました。なかでも「珊瑚の首飾りの女」がよかったです。モディリアーニの作品としては珍しくアクセサリーと、陶器のような瞳が描かれています。淡い青の背景に青い服と明るい透明感のある肌、黒い髪、珊瑚の赤。凛とした美しさと優しさを感じました。

PERLITA

2008-05-22 19:02:23 | お気に入り
 「ぺルリータ」のファッションリング。淡いピンクとホワイト、ブラックとホワイトの色違い。パール感のある半透明なので、光が当たると螺鈿のように反射してきれいです。ピンクの方は、やさしくて控えめ。ブラックは、クールで落ち着いた感じです。指を包むような安定感と、存在感が調度いいです。