『 世界の果ての通学路 』

　　
四つの異なる地域で長時間かけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー映画。

ケニアのジャクソンは妹とふたり、野生の動物を避けながらサバンナを駆け抜け、
カルロスと妹は、雄大なパタゴニア平原を馬に乗って通学、
ザヒラは、モロッコの険しいアトラス山脈を越えて友達3人と寄宿舎をめざし、
インドのサミュエルは、幼い弟たちに車いすを押してもらい通学する。

おどろきの過酷な通学風景。
それ以上に希望に満ちた光を感じます。
映し出す子どもたちの姿と風景、それだけで十分に伝わってきます。
余計な音楽はいらない、
もっと現地の音を聞いていたかった。

『 101年目のロバート・キャパ 』

　
東京都写真美術館で開催された展覧会。（～5月11日）
キャパの人間性に迫った内容で、彼の魅力に溢れています。
写真を通して愛情に満ちた視線を感じます。
最後に使ったカメラと写真、愛おしくなりました。

上高地帝国ホテル

連休は、上高地へ。
去年に引き続き2度目の上高地帝国ホテル。
風格と温かみのある空間、行き届いたサービスと人との距離感が心地よい。
ラウンジのマントルピースの火の温もりと匂いがすてき。
バルコニーからは庭の向こうの森と鳥のさえずり、時々ニホンザル。
上高地は人と動物との距離も保たれています。
付近を散策して、美味しい食事をいただいて、ラウンジでくつろいで、また散策をして、の繰り返し。
極上の時間。