『 アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 』 2019-04-11 13:13:14 | 芸術鑑賞 東京ステーションギャラリー。 フィンランドの建築家アルヴァ・アアルト。 生誕120年を記念した国際巡回展。 建築資料、デッサン、 アームチェアやスツール、照明器具、ガラス器など、 彼が手掛けたプロダクトデザインを展示。 見たことあるような、 そんな気持ちになるものが多いのは、 実際そうなのかもしれないし、 彼のデザインが基となったものを 目にしてきたのかもしれないし。 環境との調和、光の取り込み方、 曲線やモチーフの美しさ。 全てが心地よくしっくりくる。 たぶんそれが、もうひとつの自然。
『 マイケル・ケンナ写真展 A 45 YEAR ODYSSEY 1973-2018 』 2019-01-21 15:02:45 | 芸術鑑賞 東京都写真美術館。 写真家、マイケル・ケンナ。 45年にわたるキャリアの 初期から最近作までを展示。 代表的な作品の数々、 北海道の風景が好き。 ナチスドイツの強制収容所跡28ヶ所の 連作も展示。 ケンナの品格と信念を感じられたことが何より。
『 吉村芳生 超絶技巧を超えて 』 2019-01-17 16:56:41 | 芸術鑑賞 東京駅ステーションギャラリー。 「ありふれた風景」「百花繚乱」「自画像の森」3章で構成。 閾値を超えた表現と意識と、 ゆたかな感性と。 執念とか凄みとか圧倒されながら、 完全に魅了される。 感服。
『 霧の抵抗 中谷芙二子 展 』 2019-01-05 20:48:16 | 芸術鑑賞 水戸芸術館 現代美術ギャラリー。 霧のアーティスト、中谷芙二子。 大阪万博で霧の彫刻を初めて発表して以来、 50年の活動を振り返る。 過去の印象的なインスタレーションの数々が、 中谷作品だったことにおどろき。 霧の圧倒的な存在感と、 無限の可能性。 静かなエネルギーに満ちている。
『 カタストロフと美術のちから展 』 2018-12-31 17:44:15 | 芸術鑑賞 森美術館。 カタストロフ=大惨事。 戦争やテロ、自然災害、難民問題、環境破壊。 大惨事や悲劇とアートがどう向き合い、 どんな役割を果たすことができるのか。 テーマは重く大きい。 たくさんのひとに 観て感じて知ってほしい。
『 MIHO MUSEUM 』 2018-11-12 19:46:12 | 芸術鑑賞 滋賀県の山の中。 イオ・ミン・ペイ設計の美術館。 アプローチロードから胸が高鳴る。 自然の光を美しく取り込んだ 空間、光景、素晴らしい。 開催中の展覧会「百のてすさび」。 予想を反してかなりおもしろい。 あと3週間ほどで、冬季休館。 紅葉の時期に、冬眠前に、 来られてよかった。
『 ヴァンジ彫刻庭園美術館 』 2018-10-04 07:13:01 | 芸術鑑賞 ジュリアーノ・ヴァンジの個人美術館。 庭園に点在する彫刻と、 明かりを落とした室内の彫刻。 ゆったりと鑑賞できるのが、 この美術館の魅力。 企画展「須田悦弘 ミテクレマチス 」は、 インスタレーション。 花や草木の彫刻が、 コンクリートの壁に咲いていたりする。 あまりにも自然で、 見落としてしまいそう。 じっくり観察すると、 気が遠くなるような精巧さ。 可憐で力強い。
『 軽井沢千住博美術館 』 2018-09-22 09:30:51 | 芸術鑑賞 千住博作品、初期〜最新作まで 約40点を展示。 全面ガラス張り、 自然の傾斜が残さた館内は、 外部の植林と調和して、 森の中を歩いているよう。 訪れた時は小雨。 まるで濡れた森の中。 空間ごと愉しむ美術館。
『 セゾン現代美術館 』 2018-09-21 20:22:08 | 芸術鑑賞 冬の間、閉館する美術館。 秋になると行かねばと思う。 会いたいのは、 安田 侃、篠原有司男、 アンゼルム・キーファーの作品。 間に合った。
『 内藤 礼 明るい地上には あなたの姿が見える 』 2018-08-28 21:16:56 | 芸術鑑賞 水戸芸術館現代美術ギャラリー。 自然光のみで展示。 白い壁や小さな窓、床、 空調からの風さえも、 作品を構成する一部。 安らぎの空間。 自然光が作品に命を吹き込む。 鑑賞者は、五感が冴え、 作品と対話している感覚。