ちょっといいな、ちょっと幸せ

映画、アート、食べ歩きなどなど、私のちょっといいなを書き留めました。

『 タイピスト! 』

2014-01-30 17:07:47 | トレラン

1950年代フランスを舞台のラブコメディ。
とびきりキュートな映画です。
タイプライターを早打ちする場面では、ドキドキ、ワクワク、引き込まれます。
ローズのファッションもすてきです。

旅人は夢を奏でる

2014-01-24 09:02:47 | 映画
著名なピアニストである息子と数十年振りに再会した父親とが旅をしながら交流する姿をつづるロードムービー。
ミカ・カウリスマキ監督の作品。
このひとの映画は、全然きれいじゃないんだけど、人間味があって好き。
登場人物ひとりひとりへの愛情が溢れています。
ふたりで歌ったシャンソン「枯葉」、ティモの弾く「シューベルトピアノ・ソナタ第18番『幻想』第1楽章」、じーんとしました。

穏やかな衝撃

2014-01-19 20:31:35 | 芸術鑑賞
ヴァンジ彫刻庭園美術館
イタリアの現代具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの個人美術館です。
ヴァンジの彫刻を観て、触って、世の中にこんなにも好きになるものがまだあったんだなぁと深く深く感動。
「紫の服の男」に特に惹かれました。
思い切って遠出して、よかったです。
何度観ても飽き足りず、観ては戻ったりしてでのろのろ。
屋外の彫刻は日差しを浴びて気持ちよさそうでした。

紅い椿のための花器

2014-01-18 19:17:58 | 陶芸
今年最初に仕上がった陶器。
瀬戸黒釉、酸化焼成。
紅い椿を生けるために作りました。
椿は近所の生花店で購入したもの。
色も枝ぶりもいまひとつ。
近所公園に椿がきれいに咲いているんだけど、もらっちゃうわけにもいかないし。

増山たづ子 すべて写真になる日まで

2014-01-12 21:13:46 | おでかけ
IZU PHOTO MUSEUM
ダムに沈みゆく村を、せめて残せるものを残そうと「カメラばあちゃん」が撮り続けた写真の展覧会です。
村のひと、風景、花、習わし、文化、音、村のすべてが愛おしくてたまらない、そんなカメラばあちゃんと村人の想いが、ひしひしと伝わってきます。
写真を撮る側と撮られる側の想いが、切ないほどに伝わってきました。
そして、ダムで失うものと犠牲の大きさに居た堪れなくなりました。
私たちの生活、ひとの犠牲の上に成り立つ便利とか平和とかって、ちがう。

楽隊のうさぎ

2014-01-10 21:32:18 | 映画
主人公は「授業が終わったら、早く家に帰りたい」と考えている引っ込み思案の中学1年生。
吹奏楽部に入部して、夢中になるものを見つけてから、彼の毎日が輝いていきます。
大事件が起こるわけでもなく、静かに時が流れます。
自信を持てない彼らをそっと見守る人たちもすてきです。
彼ら、輝いてたなぁ。
ひとは輝くものなんだ。