再び豊橋路面電車 新川停留所~札木停留所
夕餉前のひと時を、公園で子供と一緒に過ごしながら、母親たちとの会話が弾んでいきます。
再び豊橋路面電車 豊橋公園前付近
七五三詣りの幟が立つ鳥居の中から、覗いた外の光景です。
安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)は、祭神が天照皇大神です。2月11日に鬼祭りが行われます。本殿など5棟が国の登録有形文化財に指定されています。
再び豊橋路面電車 運動公園前
井原から分岐して0.6Km南に下ると、岩田運動公園の前に停留所(終点)があります。
終点だからといって特別に変わったところはありません。ただここまで続いてきた軌道は、バサッと切断されたように終わっています。車止めもありません。何か寂しい感じがします。
再び豊橋路面電車 井原停留所~運動公園前停留所
井原から運動公園まで歩いている途中、架線を点検している作業に出会いました。毎日、このような保守点検をしているからこそ、安全が保たれているのでしょう。
再び豊橋路面電車 井原付近
駅前からスタートした線路は、井原停留所の少し西で複線が終わり、赤岩口と運動公園前方面へは単線となります。
複線区間の電車は、単線から進行して来る車両を待つ形になります。
再び豊橋路面電車 井原停留所
本線の井原停留所から分岐線の運動公園前停留所へ向かう半径11mのカーブは、まさに90度回転するような感じです。車体がキーと音をたてて軋みます。
このようなカーブは全国的にもほかにないと思います。全面超低床車の"ほっトラム"では、曲がりきれないのも頷けます。
井原停留所には、もう一つ特徴があります。井原名の付いた停留所が、赤岩口行き・運動公園前行き・駅前行きの3か所もあるのです。初めての人は迷います。
再び豊橋路面電車
花形のほっトラム(T1000形)は、国産初の全面超低床車で、平成20年より運行しています。
ただ井原停留所から運動公園前停留所へ向かう急カーブは曲がれないため、赤岩口停留所への限定運用となっています。
↑同一車両をコラージュしてみました。
再び豊橋路面電車 井原付近
もう一つ建物の話題です。
多米街道を歩いていたら珍しい建物に出会いました。それほど大きくはないのですが、円錐形のマンションです。
使い勝手は、良いのでしょうか、そんな心配が湧いてきます。入居者募集の看板が、2か所出ていましたから、想像はつきますが・・・・・・・・。
再び豊橋路面電車 市役所前面電車 所前
国道1号線と市役所に挟まれたところに建っているのが、豊橋市公会堂です。市内の鉄筋コンクリート造りの近代的建築物の発祥といわれ、国の登録有形文化財に指定されています。
写真では全景が捉えきれていませんが、中村與資平(浜松市東区天王町)により設計され、昭和6年に開館したもので、今も現役で使われています。
風格のあるその姿は、電車の中からも見えます。
↑豊橋市公会堂の全景(Wikipediaから拝借)