立体交差最北端の駅
北の方向から上島駅に入線してくる赤電の2000形車両です。
新浜松駅から始まって一番最後の高架化事業の駅です。
工事期間32年、延長約4Kmの区間に総事業費約197億円という莫大な費用を費やして成し遂げた一大プロジェクト
です。この事業費の中には、8本の都市計画道路と3本の一般市道の整備費が含まれています。勿論、線路や踏切
の撤去工事費も入っています。
この高架化事業の成果で、区間内の総ての道路が立体交差され、東西交通の円滑化が図られたのです。
32年の工事は、今までの平面交差で交通が阻害されてきた状況は解消されて、市民生活に大きな恩恵がもたらさ
れる大きなエポックだったのです。