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ローカル線を追う

身近なローカル線を点景に、沿線の風景を撮影しています。

赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月26日 | 遠州鉄道

立体交差最北端の駅

北の方向から上島駅に入線してくる赤電の2000形車両です。

新浜松駅から始まって一番最後の高架化事業の駅です。

工事期間32年、延長約4Kmの区間に総事業費約197億円という莫大な費用を費やして成し遂げた一大プロジェクト

です。この事業費の中には、8本の都市計画道路と3本の一般市道の整備費が含まれています。勿論、線路や踏切

の撤去工事費も入っています。

この高架化事業の成果で、区間内の総ての道路が立体交差され、東西交通の円滑化が図られたのです。

32年の工事は、今までの平面交差で交通が阻害されてきた状況は解消されて、市民生活に大きな恩恵がもたらさ

れる大きなエポックだったのです。

 


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月25日 | 遠州鉄道

樹齢千年超えの楠

新浜松駅を出発して10分余り、八幡駅に近づくと碧の木々が高架橋を左右から包み込んでくれます。

家康ゆかりの八幡神社に続く一帯です。

元亀3年(1572年)、三方ケ原合戦の時、武田信玄の軍勢に敗れた家康が、八幡神社の楠の洞穴へ逃げ込むと、

瑞雲が湧き出て姿を隠したという伝説があります。「雲立の楠」と言われています

今はパワースポットとして参拝者で賑わっています。


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月24日 | 遠州鉄道

高架化初期の駅付近    第一通り駅付近

遠州鉄道の高架化事業は、昭和55年に開始され、平成24年に完成していますから、

その間、32年の歳月を要したことになります。

初期工事の新浜松駅から第一通り駅付近の32年前は、現在よりも高層ビルは少なく、

左方向にJR浜松駅が見通せたかもしれません。

 


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月16日 | 遠州鉄道

高架化で思い出されること

遠州鉄道が高架化される前の国道1号線(東海道)は、赤電の通過のため、開かずの踏切と言われるほど閉じられて

いる時間が長く、人や自転車や車が立ち往生していることが珍しくはありませんでした。

それが新幹線と東海道本線と遠鉄が高架化されてからは、このような姿を見かけることはなくなりました。

東西交通や南北交通が嘘のように改善されたのです。

また国道1号線はモーターリゼーションの発達で渋滞が続き、道も悪く酷道と言われていました。

市街地を国道1号線が通過していましたから、渋滞のほか排気ガスで、正常な市民生活が阻害されていました。

この通過交通は、国道1号線のバイパスを造ってからは、一気に市街地の環境が良好になりました。

現在の状況を見ているとこれが当たり前との感覚を受けますが、半世紀前を知る人は、隔世の感があると思います。

改善された今の姿は、二人の施政者の尽力あってこその結果ですが、そのことに思いを馳せる市民は少なくなって

いるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月15日 | 遠州鉄道

赤電が緑色に変身

一昨日、紹介したサーラのラッピング車は、ガスのほか電気事業にも参入して、

グループ全体の成果として昨年10月に30,000件の受注に達した記念に,

走らせているものです。

* サーラグループは、ガス事業を基盤として、建設土木・住宅・不動産・輸入車販売・物流・システム開発・保険

 などの業務を展開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月13日 | 遠州鉄道

新浜松駅かいわい

遠州鉄道は中心部の新浜松駅から北遠州の西鹿島駅までのフルマラソンにも満たない距離ですが、

北から南へ縦断する沿線住民の重要な交通機関です。通勤や通学そして買い物や観光にはなくては

ならない社会資本といえます。

その住民の足ともいえる赤電は、1000形車両7台と2000形車両7台が支えています。

この中にはラッピング車として,大河ドラマで馴染み深い井伊直虎をあしらった

「直虎ちゃん電車」や「JAとぴあ電車」「サーラグループ電車」も運行計画に組み込んで

走らせています。

 一般的な赤電

↑ 直虎ちゃん電車 手前は天浜線のTH200形です。

↑ サーラグループ電車

 

 

 

 

 

 

 

 


赤電が走る17.8kmのラインベルト

2019年05月12日 | 遠州鉄道

新浜松駅かいわい

新浜松駅はJR東海道線や新幹線とは直接接続していないので、乗換えに不便さがある一面、

徒歩で3分から5分程度なので、その間、人の流れが増えて賑やかになっています。

また当駅の左右には遠鉄グループが経営するデパートがあり、本館と別館との空間には、「そらも」

と名付けられた広場があって、朝市が開かれたり、音楽祭やダンスなどのイベントが開かれています。