珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

AFCユースU-19日本代表‐U-19北朝鮮代表(TV観戦)

2006-10-29 21:43:18 | サッカー
来年6月からに7月にかけてカナダで行われるFIFAU-20W杯の出場権をかけた戦いでもある
AFCユースが始まりました。4チーム中上位2チームが通過となるグループリーグを経て、
ベスト8の戦いに勝利した4チームがカナダ行きとなるこの大会。つまりベスト8が全ての勝負と
なりますが、まずはその前にグループリーグを突破せねばならない。その初戦となる北朝鮮戦が
行われました。

北朝鮮とは昨年のアジア一次予選でも対戦、その様子はこのエントリーに記しましたが、
大苦戦だったというのが率直な感想でした。ただそれから1年が経過、Jで経験を積む
選手も多く存在し、やってくれるはずという気持ちでTVの前に座りました。

清水の山本・10番の見事なロングシュートやセレッソ森島・9番の強烈なシュートなどもあり、
日本は全体的に悪くないと見ていましたが、期待通り先制点を日本が奪います。相手のスローインを
カットしたボールが森島にこぼれ、左サイドにいた新潟の河原・11番に森島からのパスが通り、
前を見てドリブルを入れた河原がそのままミドルシュート、これが対角線上のゴールネットを
綺麗に揺らし33分・1-0。河原のシュートが良かったのはもちろん、河原の前方に広島の柏木・15番が
走りこみ、相手DFを引きつけて河原のシュートコースを空けたことも価値ある動きでした。
前半はこのまま1-0で終了。

後半は北朝鮮も若干攻勢を強めますが、日本は厳しいマークを切らさず対応、またきちんと
アタックも仕掛け、悪くない状況で推移します。

69分に森島に代えて横浜のハーフナー・16番、77分に新潟の田中・8番に代えて柏の柳澤・14番が
投入されます。両チームとも75分あたりからガタッと動きが落ち、ガマン比べの様相も。
北朝鮮が2度ほど日本のゴールエリアに侵入する場面もありましたが、日本DFが冷静に対処、
何事もなく終わらせます。

そして82分、右タッチライン際でボールを受けた河原が中に切れ込み、センターあたりで
前方に駆け上がった柏木にフワッと浮かせたパス、これを柏木が冷静に左足でゴールに
流し込み2-0。試合をほぼ決定づけます。このゴール後河原は84分に千葉の青木・17番と
交代となりましたが、試合全体を通じていい動きでした。

その後日本は無駄な失点を喫することもなく、そのまま2-0で試合を終わらせることに成功、
まずはいいスタートをきることに成功しました。良かった、良かった。

もちろん勝てたわけですから最高ですし、内容も初戦という難しい状況の中でいい試合だったと
思います。キャプテンである大分の福元・4番を中心にDFは集中していましたし、田中や柏木などの
MF陣、さらに両ゴールに絡んだ河原などいい動きをみせた選手が多くて。また鹿島の内田・2番は
さすがと思わせるプレーぶりでした。

このまま勝利を重ね、カナダへの切符をつかんでもらいましょう。
(追記)この試合、梅崎を使うことなく、彼を休ませて勝ち点3を手にできたことも大きいでしょう。
彼の力が必要になる時は必ずや来るでしょうし。
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06.J1・29節大宮-東京

2006-10-29 10:44:01 | サッカー
実に苦しい試合でした。それだけに勝てたことの喜びも一層大きなものとなりましたね。

キックオフ直後、東京が得たフリーキック。何のファールがあったのか、僕にはよく分かりません
でしたが、とにかく得たFK。決まったから言うのではなく、これはなんとなく入る予感が
ありました。宮沢のFKが今ちゃんのアタマにピタッとあってゴール。なぜあれだけフリーに
してくれたのか、よく分かりませんが(笑)。

この後しばらくは東京がペースをつかみますが、20分頃からは大宮がボール支配を高め、
東京にとって厳しい時間が続く。大宮はボールを持つ東京の選手へのチェックが厳しく、
東京はタメを作れない。つまり一息つく暇もなく試合を進めねばならなかったわけで、
前半は0-1のリードで終えたものの、決して楽な試合展開ではありませんでした。

基本的には後半も同様の流れで進み、ドキドキしながら試合を見続ける状態。そこに追い討ちを
かけるようなモニの負傷退場。ここで僕はまっすうを使ってくるかと思いましたが、
倉又氏がとった策は今ちゃんを一枚下げ、ボランチに文丈投入。率直に言って、意外な策でした。
しかしこれは、精神的な部分で大きな意味を持ったのでしょう。

文丈の頑張り、気持ちを全面に押しだした数々のプレー。これは間違いなく東京を奮い立たせた
でしょう。大宮のボールホルダーにプレッシャーをかけ、危ない場面ではゴール前まで戻り、
大宮に自由を許さないという姿勢を常にみせていた。あれだけ頑張るベテランの姿は、
チ-ム全体に大きな勇気を与えますよ。冷静に見れば、モニの後に即まっすうで良かったとは
思います。ただ、まっすうが負傷明けという状況を考慮し、文丈の経験にまずは期待したという
ところだったのではないかな。その意図ならば、僕は倉又氏の決断を評価しますよ。

そしてもちろん文丈だけではなく、今日は東京の選手全員が勝利への高い意欲を失うことなく
戦い続けていた。その結果の勝利と考えたい。またまっすうの復帰を勝利で飾れたことも
重要な意味を持つでしょう。モニの負傷があったことで、まっすうが頑張ってくれることが
さらに求められるようになった。そのまっすうの投入後にゴールを奪われるなんてことに
なっていたら、今後の東京にも暗い影が射していたはず。ましてや負傷からの復帰初戦で
そんなことになっていたらね。

当然ながら僕は、東京の勝利を願って試合を見ていたわけですが、まっすうの投入後は
とにかく勝ってほしいという気持ちが一層強まっていました。やはり彼は、成長してもらわないと
困る選手なので。まっすうの投入は、大宮の森田対策でしょう。森田が入ってきた時は、
嫌な気がしましたよ。彼には過去に苦い思いをさせられた記憶が残っているし。それだけに
森田を抑え、無失点で試合を終わらせることを使命として投入されたまっすうが、うまく対応し
その狙い通りに無事試合を終わらせることに貢献してくれたのは良かったです。

瑞穂での名古屋戦時にも同様のことを記しましたが、僕はこの試合の終盤、何度ストップウォッチに
目をやったか分かりません(笑)。ホントに長かったですよ。もしも引き分けにされたりしたら、
堪えるだろうと思ったので。改めて言いますが、苦しい試合でした。それだけに、勝てて嬉しいですね。
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