日本歌謡曲史上に燦然と輝く名曲。ジャパニーズポップスの祖である服部良一先生の
ペンによる美しいメロディーと、西城八十氏による情緒溢れる言葉が引き立てあい、
夢のような水の蘇州の情景が歌われています。
この名曲は多くの歌手によって歌われていますが、やはり渡辺はま子さんの歌が第一に
取り上げられるべきなんでしょう。ただ僕は、はま子さんバージョンをおぼろげにしか
記憶していないのですが…。では、誰の歌で蘇州夜曲を知ったかというと、実はCMの
BGMで使われていたピアノソロのインストゥルメンタル盤なんですね。演奏しているのが
誰なのかさえ、分からないままの。しかし、その綺麗なメロディーを耳にした時、
「これは素晴らしい曲だ」という感覚を持ったことを今でも覚えています。もう20年以上
前の話なんですが。
この曲をよくご存知の方は、あるいはこうおっしゃるかもしれません。この曲は、
李香蘭(山口淑子)の曲だ、と。それももちろん、否定するものではありません。
ただ個人的には、山口淑子さんは「夜来香」の印象が強くて。
さらに、最近の音楽ファンの方はこうおっしゃるかもしれません。この曲は、平原綾香が
歌った曲だと。もちろん、それも否定するものではありません。加えて飛鳥涼や渡辺美里といった
実力派シンガーがこの曲を取り上げてもおり、それは取りも直さず、この美しい名曲の
素晴らしさを改めて裏付けるものでありましょう。また僕は、アカペラグループである
TRY-TONEが歌った蘇州夜曲も好きです。
この美しい曲が服部良一先生の手により世に生み出されたのは、今から60年以上も
前の話だと聞きます。しかし、その美しい世界は、今でも色褪せることはない。
そして、60年以上昔の時代に、このような良質の歌謡曲を世に送り出していた服部良一先生の
素晴らしさにも、改めて敬意を表します。また服部先生だけでなく、古き日本の音楽にも。
EPOや遊佐未森、雪村いづみなど、多岐に渡るアーティストがレパートリーに取り入れている
この名曲、100年後にも200年後にも歌い継がれて欲しいと願っております。
ペンによる美しいメロディーと、西城八十氏による情緒溢れる言葉が引き立てあい、
夢のような水の蘇州の情景が歌われています。
この名曲は多くの歌手によって歌われていますが、やはり渡辺はま子さんの歌が第一に
取り上げられるべきなんでしょう。ただ僕は、はま子さんバージョンをおぼろげにしか
記憶していないのですが…。では、誰の歌で蘇州夜曲を知ったかというと、実はCMの
BGMで使われていたピアノソロのインストゥルメンタル盤なんですね。演奏しているのが
誰なのかさえ、分からないままの。しかし、その綺麗なメロディーを耳にした時、
「これは素晴らしい曲だ」という感覚を持ったことを今でも覚えています。もう20年以上
前の話なんですが。
この曲をよくご存知の方は、あるいはこうおっしゃるかもしれません。この曲は、
李香蘭(山口淑子)の曲だ、と。それももちろん、否定するものではありません。
ただ個人的には、山口淑子さんは「夜来香」の印象が強くて。
さらに、最近の音楽ファンの方はこうおっしゃるかもしれません。この曲は、平原綾香が
歌った曲だと。もちろん、それも否定するものではありません。加えて飛鳥涼や渡辺美里といった
実力派シンガーがこの曲を取り上げてもおり、それは取りも直さず、この美しい名曲の
素晴らしさを改めて裏付けるものでありましょう。また僕は、アカペラグループである
TRY-TONEが歌った蘇州夜曲も好きです。
この美しい曲が服部良一先生の手により世に生み出されたのは、今から60年以上も
前の話だと聞きます。しかし、その美しい世界は、今でも色褪せることはない。
そして、60年以上昔の時代に、このような良質の歌謡曲を世に送り出していた服部良一先生の
素晴らしさにも、改めて敬意を表します。また服部先生だけでなく、古き日本の音楽にも。
EPOや遊佐未森、雪村いづみなど、多岐に渡るアーティストがレパートリーに取り入れている
この名曲、100年後にも200年後にも歌い継がれて欲しいと願っております。
日本のスタンダードナンバーになるべき曲だと思います。
服部メロディーもいいが、西条八十の文芸調の詞も良い。
「水の蘇州の花散る春を 惜しむか柳がすすり泣く」
なんと美しいことか。
あらためて聴きなおしたいと思います。
※服部良一といえば、銀座カンカン娘のポップさもたまんないです。
エントリーでも触れましたが、この曲は永遠に語り継がれ、歌い継がれてほしい曲です。また、ご指摘のとおりで、
西城八十氏の詞も実に味わい深いもの。これだけ多くのアーティストが、現代においてもレパートリーに取り入れるのも、
頷けましょう。
服部氏の足跡は、ジャパニーズポップスの成長の証でもあるんでしょうね。
で、自分は録音されてないけど「ゲルニカ」の80年初めの演奏がトリッキーで危なくて好きです(汗)。一時の戸川純はなかなかトンがってたなぁ。勿論渡辺はま子さんがベストですが。
gonさま~!「銀座カンカン娘」さいこーだと思います(*^^*)。高峰秀子と笠置シヅ子主演の映画の「銀座カンカン娘」まで見ちゃった~。
どっちかと言うと服部氏の作品では、自分の場合「銀座カンカン娘」「東京ブギ」や、歴代日本No.1ラップ・ポップ・ヒット「買物ブギ」等が強力です。笠置シヅ子は自分の生涯最高歌手であります。
尚服部氏は「戦争中軍歌を書かなかった」と言われますが、氏曰く、意図的に書かなかったのではなく「仕事としてこなかった」だけらしいです(「昭和のバンスキングたち」より)。それ位、西洋的すぎるセンスのメロディーラインを得意とした氏が、「蘇州夜曲」ではやさしいアジアしてるのに又考えさせられます。
みの@8月15日~拝
ところで、数年前、宝塚でアジアをテーマにしたレビューをやったときに、この曲に合わせてデュエットダンスを踊る場面があったのですが、なかなかムーディーでした。
宝塚のこういう場面で、日本の歌謡曲を使うことって珍しかったので、すごく印象に残ってます。
渡辺はま子さんのバージョンも、ちょっと京劇風の歌い方が好きです。機会がありましたらぜひお聴きになってみてください。
なべら様…宝塚でも「蘇州夜曲」、取り上げていたですか?それは…聞きたかったでありますっ。
最近、同僚先輩に恵まれて、なかなか確保出来ない東京宝塚劇場の公演にいく機会に何回か恵まれました。実力がほんとうにハンパじゃないっす!月組のレビュー、「レ・ビジュー・ブリアン」でアストル・ピアソ\ラの「エル・タンゴ」から2曲も取り上げていてうっとりだったり…宝塚ってすごいと単純に思います。
あぁ宝塚バージョンの「蘇州夜曲」、聞きたいですぅ~!
みの@興奮ごめんなさい…拝
>みのさん
確かに、誰でも歌っていい曲ではないかもしれませんね。僕ら素人がカラオケで歌うのとはわけが違いますし(笑)。
アジアとヨーロッパのいいところを取り入れようとするのは、新たな方向性ですよ。それをきちんと活かしてほしいものです。
>なべらさん
貴重な情報、感謝です。宝塚でも親しまれるのは、この曲の素晴らしさの証明でもあるでしょうね。
はま子さんのバージョンも、改めて聞かねばなりませんね(笑)。
どうもはじめまして。蘇州夜曲@宝塚は、2000年上演の「アジアン・サンライズ」のワンシーンです。たしか春野寿美礼さんが歌っていたような。
宝塚の使用曲は、日本民謡からサンタナまで実に幅広くて面白いですよー。宝塚の舞台で覚えたメキシコ民謡のおかげで、この前のW杯の時にメキシコ人サポの方と交流ができました→実話。
宝塚のおかげで、外国人との交流が広がる。いやー、いいことですねぇ。僕は兵庫県に住んでいた時期があるのですが、
「すみれの花咲く頃」を兵庫県の喧嘩、あっ間違えた県歌にしてもいいと思っております。
[檸檬]というカバーアルバムに入ってます
このアルバムには[夜来香]や[小さな喫茶店]なども入ってます
僕は残念ながら、遊佐未森の蘇州夜曲はまだ聴いたことがないのですが、透き通るような歌声じゃないかな、
と勝手に想像しているところです(笑)。
ところで、檸檬には夜来香も収録されているのですか。これは聴かねばなりませんな。お教えいただき、感謝いたします。
今後ともよろしゅうに。