こんな試合になるのかな、という試合前の予測に極めて近い内容だったと申しましょうか。
フィジカルは強いのでしょうが、アイデアとリアリズムに欠けゴールネットを揺らせない中国と
まだまだチーム強化の端緒についたばかりで連動性や選手相互の理解に欠ける日本という。
それならば、Jで多くの経験を積む選手を揃えた日本が勝つよねというところでしょう。
ボール支配率は中国での試合同様中国の方が高かったでしょうが、日本はそれを見越し
あえてボールを持たせ、カウンターで勝負するという合意があったのでしょうか。個人的には
ホームの試合でボール支配を相手に高く握られるのはどうかとは思いますが。
1点目はまさにそのカウンターからのもので、中国のCKのこぼれを左サイドに展開、
僕が個人的にイケメンと称している10番・増田がじっくりかつきちんとクロスを上げ、
前に入った平山がつぶれながらも相手DFを引きつけたウラに入った梶山がヘッドでゴール。
梶山のヘッドでのゴールを見たのはこれが2回目です(笑)。
この試合で僕の目についたのは前述のイケメン、15番の広島の青山敏弘、8番の本田、
6番の清水の青山といったところ。イケメンは様々な場面に広く顔を出していましたし、
敏弘の守備での頑張りは十分評価できるもの。また攻撃時にもまず彼にボールが入り
そこから展開されていくという場面が目につきました。
本田のテクニックの高さは今さら言うに及ばずですが、この試合では守備での頑張りも目につき、
一皮向けたという印象を持ちましたね。名古屋の試合を細かく見れていないので、この試合のみでの
印象となりますが。また青山はさすがにJでレギュラーを張るDFと感じました。戦う姿勢を
押し出し、危ない場面でのカバーリングもさすがと思わせるもの。この試合のDFは
最終ラインが本職ではない伊野波、ヴェルディでもそれほど出番は多くない一柳という陣容でしたが、
青山の個人能力でなんとかカバーできるだろうというぐらいの読みだったのかもしれない。
そんなことさえ考えましたね。あと、梶山も良かったと思います(笑)。DFでの踏ん張りが
目につきましたし、東京でのプレーよりもいいんじゃないかと(笑)。クラブよりも代表の試合の
出来がいいというのは、必ずしも喜ばしいことではないですが。
平山については、まあ、困ったなと。空中戦の強さはさすがですし、ハイボールからの組み立てには
十分貢献している。ただ、足元でのポストプレーは全くダメ。キープしてフォローを呼び込んで
ほしいのですが。また動き出しの少なさも気になるところ。もう少し、動いてもらわないと…。
あれでは「連動性を持ったリズミカルな攻撃」の足かせになってしまいかねないでしょう。
ただ、2点目の「アクシデントゴール」の際、あれだけ喜びを表し、自分のゴールだと主張する
姿には、いい意味でのふてぶてしさを感じました。FWはゴールを決めるのが仕事なんだ、
それを成し遂げたんだから文句ないでしょ、と言わんばかりの姿勢は。これって、日本人には
なかなか持てない感覚ですからね(笑)。
あと、中国のラフプレーの多さには辟易しました。中国での試合で敏弘を痛めたプレーには
目を覆いましたが、似たようなアフターチャージが昨日の試合でも再三あって。あのような
プレーが容認されているようでは…。また残念ながら、昨日の韓国人レフェリーもレベルは
高くなかった。身体を壊す危険から、選手を守って欲しいものですが。
反町が交代を積極的に使わなかったのは、このメンバーがある程度の軸と考えているのか、
あるいは試合の流れに応じて交代を慎重に行ったという、たまたまのことに過ぎないのか。
こういった想像を巡らすことが出来るのも、立ち上がったばかりのチームを見る楽しさであるでしょう。
成長を楽しみにできるチームになっていくであろうことは間違いないですし、これからに期待したい。
フィジカルは強いのでしょうが、アイデアとリアリズムに欠けゴールネットを揺らせない中国と
まだまだチーム強化の端緒についたばかりで連動性や選手相互の理解に欠ける日本という。
それならば、Jで多くの経験を積む選手を揃えた日本が勝つよねというところでしょう。
ボール支配率は中国での試合同様中国の方が高かったでしょうが、日本はそれを見越し
あえてボールを持たせ、カウンターで勝負するという合意があったのでしょうか。個人的には
ホームの試合でボール支配を相手に高く握られるのはどうかとは思いますが。
1点目はまさにそのカウンターからのもので、中国のCKのこぼれを左サイドに展開、
僕が個人的にイケメンと称している10番・増田がじっくりかつきちんとクロスを上げ、
前に入った平山がつぶれながらも相手DFを引きつけたウラに入った梶山がヘッドでゴール。
梶山のヘッドでのゴールを見たのはこれが2回目です(笑)。
この試合で僕の目についたのは前述のイケメン、15番の広島の青山敏弘、8番の本田、
6番の清水の青山といったところ。イケメンは様々な場面に広く顔を出していましたし、
敏弘の守備での頑張りは十分評価できるもの。また攻撃時にもまず彼にボールが入り
そこから展開されていくという場面が目につきました。
本田のテクニックの高さは今さら言うに及ばずですが、この試合では守備での頑張りも目につき、
一皮向けたという印象を持ちましたね。名古屋の試合を細かく見れていないので、この試合のみでの
印象となりますが。また青山はさすがにJでレギュラーを張るDFと感じました。戦う姿勢を
押し出し、危ない場面でのカバーリングもさすがと思わせるもの。この試合のDFは
最終ラインが本職ではない伊野波、ヴェルディでもそれほど出番は多くない一柳という陣容でしたが、
青山の個人能力でなんとかカバーできるだろうというぐらいの読みだったのかもしれない。
そんなことさえ考えましたね。あと、梶山も良かったと思います(笑)。DFでの踏ん張りが
目につきましたし、東京でのプレーよりもいいんじゃないかと(笑)。クラブよりも代表の試合の
出来がいいというのは、必ずしも喜ばしいことではないですが。
平山については、まあ、困ったなと。空中戦の強さはさすがですし、ハイボールからの組み立てには
十分貢献している。ただ、足元でのポストプレーは全くダメ。キープしてフォローを呼び込んで
ほしいのですが。また動き出しの少なさも気になるところ。もう少し、動いてもらわないと…。
あれでは「連動性を持ったリズミカルな攻撃」の足かせになってしまいかねないでしょう。
ただ、2点目の「アクシデントゴール」の際、あれだけ喜びを表し、自分のゴールだと主張する
姿には、いい意味でのふてぶてしさを感じました。FWはゴールを決めるのが仕事なんだ、
それを成し遂げたんだから文句ないでしょ、と言わんばかりの姿勢は。これって、日本人には
なかなか持てない感覚ですからね(笑)。
あと、中国のラフプレーの多さには辟易しました。中国での試合で敏弘を痛めたプレーには
目を覆いましたが、似たようなアフターチャージが昨日の試合でも再三あって。あのような
プレーが容認されているようでは…。また残念ながら、昨日の韓国人レフェリーもレベルは
高くなかった。身体を壊す危険から、選手を守って欲しいものですが。
反町が交代を積極的に使わなかったのは、このメンバーがある程度の軸と考えているのか、
あるいは試合の流れに応じて交代を慎重に行ったという、たまたまのことに過ぎないのか。
こういった想像を巡らすことが出来るのも、立ち上がったばかりのチームを見る楽しさであるでしょう。
成長を楽しみにできるチームになっていくであろうことは間違いないですし、これからに期待したい。
これからアジアを勝ち抜いて、世界を経験してこそ更なるレベルアップが見えてくる。今後に注目です。
それにしても平山はまだまだみたいですね。Jで揉まれながら課題を克服してくれればいいですが…。
おっしゃるとおりで、若い選手の育成には自国リーグの健全な発展が絶対に必要なんですよ。Jの存在は
本当に価値あるものですね。
平山は、まあ良くなっていくとは思います。今シーズン中にベストコンディションに到達できるかどうか、
分かりませんけど(笑)。