映画『嗚呼満蒙開拓団』

今日は少しマジメな書き込みをします

今朝の朝日新聞に昭和史再訪の特集が『満州国建設』との記事が掲載されており興味深く読みましたところ思い出したのが先週観賞した映画『嗚呼満蒙開拓団』の事です。

この映画は自由工房がこの映画は日本の敗戦時に、旧満州で難民となり、亡くなった多くの開拓民のために、中国の方正（ほうまさ）県政府が建立してくれた「方正地区日本人公墓」があることを知って、企画・製作された映画でして、商業ベースでは一般の劇場での長期上映が困難であってか、各地で短期間だけの上映となり四国地区では9月26日から一週間だけ松山で上映されるとの事を聞きつけ上映初日の9月26日の初日に観賞してきました。

方正日本人公墓を中心に当時の満蒙開拓団がどのようにして結成され満州に送り込まれ、敗戦と同時に多くの犠牲者・残留孤児が発生したのかを関係者のインタビューを中心に構成されており、改めて戦争犠牲者無念を感じ取る内容の作品です

しかしこの作品に対する関心は地元新聞社が事前に上映案内をしているにも係わらず土曜日で上映初日にも係わらず観客は10数名だけでした

朝日新聞の記事にも満州国に対する取材記者の認識が不十分であると掲載されており、遠い過去の問題となりつつあると感じた次第です