まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

ミニッツ 懐かしのマシン ミニッツLit 改造編

2013年09月05日 | Weblog

 これも数年も前のマシンになるとは驚きなのですが。

ミニッツLitという、製品の小型化を目指そうとして、速度の面、運動性能と中途半端で

多くのミニッツファンに見放された物でした。

 たしかに、コタツの上やら狭い廊下であれば、そこそこ楽しめるのですが、

車体のわりに回転半径が大きいとか、思ったより非力などと、数分ほど走行させている

だけで不満が募ってくるほどです。

 廊下で走らせると、板貼りの所や、敷物の僅かな段差でも極端に姿勢が変化してしまうので

何が悪いのかと思っていましたが、結局はリアにあるモータマウントがシャーシに追従してきて

いないのと、重心位置が極端に前にありすぎるようなので、少し手を入れてみました。

 01の時のショックダンパーを、ピッチングダンパーのようにして付けてみました。

ここで問題が。

このダンパーステーは2mmのビスを用いますが、手持ちのボールリンクはスカスカで、

どうも2.6mm用のを間違って買っていて、そのままにしてのたのを開封してしまったみたいです。

開けてしまったし、いまさら店に買いにいくのも面倒なので、無理やり使うことにしました。

要は、ビスに密着すればよいわけで、プラ樹脂ということもあって「溶かす」ことにしました。

 長さをだいたいあわせてから、ホットナイフで押し付けると、予想どおり密着してくれました。

あとは、ヤスリで削るなりすると見栄えはよくなりますが、これはこれでということで、

そのままにしておきました。

 後は長さを調整しなおして、取り付けたのがこの状態です。

 リアモータマウント上に、ピッチングダンパー固定用の穴が開いているので、それにあう部品を探してみました。

02用の使い終わった、というか、折れたHバーがあったので、その上に2mm径のプラスペーサでかさ上げして

2mmのビスで固定しました。ビスの手持ちの関係上、皿ビスになっただけで、鍋ビスで十分なのですが。

さて試走の前に写真を。走行させると、ホコリで非常に見栄えが悪くなるし、掃除も大変なので先に撮りました。

 

走行感はよい感じです。

廊下の継ぎ目の段差でよろついていたのが、しっかりとしていますし、薄手の敷物に乗り上げても

コロンと簡単に横転することもなく、平気で走っていきました。

もっと早く改造しておくべきだったと思ったのですが、このミニッツLitって、しょせん炬燵の上が

本来の走行の場のような気がしました。

夏なので、炬燵が出ていません。やれやれ。

 

あと、電池ですが、Li-Po1セル使っています。

当然ながら底の専用電池入れには入らないので(形状的な問題)200mAの細長いタイプを

2枚のプラ板の間に両面テープで貼り付けて、シャーシ前部とボディ裏側に貼り付けられるように

両面テープ付きの隙間テープを電池の上に付けてから、固定化しました。

ボディを外す時に若干手間ですが、中でがたがた動く事もなく、電池じたいが軽いので

重量的には問題ないようでした。