まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 90

2013年09月04日 | Weblog

たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」の改造版?改悪版

「+HV 0db HyCAAヘッドホンアンプ」のほぼ確定した回路です。

 

 最初買った12AU7のカソード電圧を測定すると、凄いことになっていました。

なんと左右で15Vも差がある始末で、これはどうにもなりません。元より酷いなと思っていましたが、ここまで

違いがあるとは。

しかたないので、プレートと+HV電源の間にそれぞれ抵抗を入れる事にしました。

カソードフォロアという事もあって8番ピンのカソードと3番ピンのカソードがよく似た電位になるように、プレート抵抗をいくつか交換して

様子をみてみました。

しかしながら悪いことばかりではないようでして、プレート抵抗を入れたためなのか、左右の分離が

(チャンネルセパレーション)よくなる感じでした。

当たり前いえば当たり前ですが、双極管だったことをすっかり忘れていました。

 

 

 ただし、この球に合わせただけで、6189に交換すると、プレート抵抗は、ほぼ同じ抵抗でよい状態となるので、

こればかりは個体差という事でしかたないのでしょう、ということとします。

 

 

最後に昇圧回路を。

ありきたりな、ニキシー管用の昇圧回路と大差ありません。

ただ、電圧は最大で220V、最小で150Vくらいにしているので、これくらいの回路定数で出るようです。

ただ、このままでは物凄いスイッチングノイズが出るので、抵抗と電解コンデンサを使ったフィルター回路を入れています。

これだけでも相当違います。

あと、C3の容量によってもICの発振周波数が変化するため、できるだけ可聴範囲から逃れられる値にしましたが、

若干小さすぎるのか効率が悪化している様子でした。

音優先という事なので、至しかたないということにします。

 


DigiFi-10 ケース

2013年09月04日 | Weblog

 DigiFi誌10号付録 USB-DACヘッドホンアンプは基板のみなので、ケースに入れてみました。

お手軽ので、ABS樹脂を切って瞬間で付けて最後はネジ留めです。

夜に出来て置いていると、フロントパネルとリアパネルの上部が外に少し膨らんでいました。

少し小さすぎたので無理があったようですし、1mm厚の樹脂では強度がたりないので、

しかたなくプラ角棒を追加する事にしました。

 上蓋は半透明のバインダーを適当に切って横のネジと共に止めました。

 フロントパネルは、穴が若干ずれるなど、少々ミスがあるようですが、机の上で基板のままで置いていると

いずれショートさせて壊してしまうのは確実なので、早急に箱に入れる事となりましたので、少々無理すぎました。

最大の失敗は、RCAジャックの根元でした。余裕をみていたのですが、膨らんでいるため、これがアダと

なりました。

リアパネルが若干ずれてしまいました。

まぁ、2時間工作ではこんなものでしょう。