これも数年も前のマシンになるとは驚きなのですが。
ミニッツLitという、製品の小型化を目指そうとして、速度の面、運動性能と中途半端で
多くのミニッツファンに見放された物でした。
たしかに、コタツの上やら狭い廊下であれば、そこそこ楽しめるのですが、
車体のわりに回転半径が大きいとか、思ったより非力などと、数分ほど走行させている
だけで不満が募ってくるほどです。
廊下で走らせると、板貼りの所や、敷物の僅かな段差でも極端に姿勢が変化してしまうので
何が悪いのかと思っていましたが、結局はリアにあるモータマウントがシャーシに追従してきて
いないのと、重心位置が極端に前にありすぎるようなので、少し手を入れてみました。
01の時のショックダンパーを、ピッチングダンパーのようにして付けてみました。
ここで問題が。
このダンパーステーは2mmのビスを用いますが、手持ちのボールリンクはスカスカで、
どうも2.6mm用のを間違って買っていて、そのままにしてのたのを開封してしまったみたいです。
開けてしまったし、いまさら店に買いにいくのも面倒なので、無理やり使うことにしました。
要は、ビスに密着すればよいわけで、プラ樹脂ということもあって「溶かす」ことにしました。
長さをだいたいあわせてから、ホットナイフで押し付けると、予想どおり密着してくれました。
あとは、ヤスリで削るなりすると見栄えはよくなりますが、これはこれでということで、
そのままにしておきました。
後は長さを調整しなおして、取り付けたのがこの状態です。
リアモータマウント上に、ピッチングダンパー固定用の穴が開いているので、それにあう部品を探してみました。
02用の使い終わった、というか、折れたHバーがあったので、その上に2mm径のプラスペーサでかさ上げして
2mmのビスで固定しました。ビスの手持ちの関係上、皿ビスになっただけで、鍋ビスで十分なのですが。
さて試走の前に写真を。走行させると、ホコリで非常に見栄えが悪くなるし、掃除も大変なので先に撮りました。
走行感はよい感じです。
廊下の継ぎ目の段差でよろついていたのが、しっかりとしていますし、薄手の敷物に乗り上げても
コロンと簡単に横転することもなく、平気で走っていきました。
もっと早く改造しておくべきだったと思ったのですが、このミニッツLitって、しょせん炬燵の上が
本来の走行の場のような気がしました。
夏なので、炬燵が出ていません。やれやれ。
あと、電池ですが、Li-Po1セル使っています。
当然ながら底の専用電池入れには入らないので(形状的な問題)200mAの細長いタイプを
2枚のプラ板の間に両面テープで貼り付けて、シャーシ前部とボディ裏側に貼り付けられるように
両面テープ付きの隙間テープを電池の上に付けてから、固定化しました。
ボディを外す時に若干手間ですが、中でがたがた動く事もなく、電池じたいが軽いので
重量的には問題ないようでした。
ターンバックルも小さいものがなかなかないし。
ホットナイフでつぶすのは良いアイデアですね、
一応買いだめがあるので大丈夫だと思いますが
いざというとはアイデア使わせていただきます。
Litが小回り聞かないとは知りませんでした。
なんかやっぱりいろいろ中途半端なんですね。
シャシーの写真を見てマルイのRC CLUBに似てるなと思いました。
意外と思った部品はありません。
ですから、切って溶かしてという荒業が登場します。
ちなみに2mmの両切りビスを店で買うと高いので
40mmの鍋ビスを長さに合わせて切って使いました。
切った後は、軽くやすりで擦っておくと、ネジ穴を
痛めにくいようです。
>Litが小回り聞かないとは知りませんでした
せめてアッカーマンだけでも改良できないかと
思ったのですが、強度的な問題もあって
諦めました。
>シャシーの写真を見てマルイのRC CLUBに似てるなと思いました
はて。これ買った記憶があります。
ただ、箱開けて、ボディのフォルムの悪さに
がっかりして閉めました。(笑
やけに間延びしたminiでした。