たかじんさんの「0db HyCAAヘッドホンアンプ」基板に部品をつけました。
今回は頒布された基板です。
8ピンICソケットの手持ちがなくて、丸ピンと差込型が混在することになってしまいました。
最大の問題は、つばが付いた真空管ソケットとオペアンプが干渉するので、どう解決するかでした。
結局は、真空管ソケットのつばを削りました。それも百均の荒めのヤスリで。
意外と削れる物なのですね。もっとも、最初は擦る感じでそろそろと作業していましたが、意外といけるなという
感じだったので、最後はゴリゴリという感じで邪魔な部分を削ってしまいました。
これならソケットからオペアンプを抜き差しできるようになります。
ソケットの中央に見えるものは、いわゆる「おまじない」です。
最近では真空管の底からLEDで照らすという酔狂な工作方法もあるようですが、ここはあくまでも先人の
知恵を生かさせていただくため、あえて、シールド棒?を立てました。
基板裏側からではなく、真空管ソケットのヒータGND側の所に適当な抵抗の足を絡めて半田付けしてから
真空管ソケットを半田つけしました。
効能として、発振止めとか、動作安定とか、いろいろと説明があるらしいですが、詳しいことは実は知りませんが、
この面倒な作業をしておくと、机の上のむき出し基板でもほとんどノイズが入る事がなくなるため、
何か役に立っているのでしょう、ということにしています。
(もっとも、入力などの配線がむき出しならノイズが回り込む場合もありますが配線を少し動かすだけで
ノイズが聞こえなく場合が多いです)
さて、まだ届いていない部品があります。イヤホンジャック2個です。
秋月の物にあわせて基板が作られているのため、とりあえず配線を引き出して適当なジャックにつないで
動作確認をしています。
今回はケースを小型化するため、極力部品の背が低い物を使いました。
といいましても、電解コンデンサなどは、おなじみのルビコン製です。
基板上から高さ14mmを確保できました。
さてこれでケースのサイズが決められると思っていたら、スペーサが手持ちにありませんでした。
5mmのが必要なので買ってこなければならないようです。やれやれ。
1枚目の写真をみて、これは最初に撮った写真と気づきました。
実は100Ωを買い忘れているとばかり思っていて、オペアンプ出力部分に付けている抵抗を仮の47Ωにしていました。
音出しをしてみると、やはり少々音量がありすぎるようなので、ふと机の上をみわたすと100Ωが残っていたため
急遽、抵抗を入れ替えてみました。
なるほど、いつものイヤホンですとボリュームが12時から1時当たりとなってちょうどよいみたいでした。
やはりオリジナルは大事ですねぇ。