「舞台でクラスター発生」というニュースに、一度は行くのを諦めようと思ったのですが、会場のキャパや感染対策などを確認し、一抹の不安はありましたが、出かけてきました。
座席は前後左右を開けた市松配置で、3階席は使われていないようでした。左右の袖の座席も、観客は前方だけ。
稼働していたのは、1600席の半分以下といった感じでした。
ニュースで、クラスター発生の舞台の座席写真を見たのですが、隣とほとんど間隔が空いていないバイブ椅子が並んだ狭い空間に人が密集していて、あれは酷いと思いました。
あれは、劇場ではありません。
ただのイベント・スペースです。
だって、窓がある劇場って、ありますか?
劇場って密閉空間で、だから、客席内の換気基準とかが厳しく決められているんですよね?
なんか、一緒くたにされるのは違うぞ、と思いました。
いつもなら、たくさんの人で溢れる玄関もご覧の通り。
パンフレットや公演グッズの販売もなし。
明治座名物のお土産物屋さんも全部閉まっていて、静かな再開となりました。
ちょっとさびしいけど、トイレの行列がないのはありがたかったかも。
行き帰りの電車もガラガラで、隣を開けて座れました。
乗り換えの新宿も、びっくりするくらい人がいませんでした。
テレビのニュース映像は、何だったんだろう?
時間帯や場所がちょっと違えば、全く違う光景が広がっているのかもしれません。
今回、家を出てから帰るまで、持参したペットボトルのお茶以外一切口をつけず、誰とも喋らず過ごしました。
これからしばらくは、これが舞台のスタンダード。
がんばりましょう。
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