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内閣改造:町村前外相、中川政調会長の入閣が有力

2007年08月26日 | スクラップ
 アジア歴訪から帰国した安倍晋三首相は、27日の内閣改造・自民党役員人事に向け詰めの作業に着手した。防衛省の事務次官人事をめぐり混乱を招いた小池百合子防衛相が続投しない意向を首相に伝えたことに伴い、防衛相交代が確実になった。首相は「外遊前に基本的な人事構想については考えをまとめた」と語っており、これまでの調整で町村信孝前外相や中川昭一政調会長の入閣が有力となっている。

 党役員人事ではこれまでの調整で、幹事長に麻生太郎外相の起用が固まっている。首相は麻生氏と連絡を取りながら最終的な人選を進めるとみられる。小池氏は閣外に去る意向も首相に伝えており、他の閣僚への横滑りも困難との見方が強まっている。

 参院自民党からは、矢野哲朗参院自民党国対委員長の入閣が有力だ。参院自民にはこれまで2人の入閣枠があったが、矢野氏を最も後押ししていることから、首相も配慮するとみられる。ただ、「2人目」を確保できるかは微妙だ。

 また、町村派会長の町村氏は当選8回で文相、外相を歴任した経験、中川昭一氏は政策面で首相を支えた実績への評価から重要閣僚での起用が有力になっている。公明党からは同党が要望している冬柴鉄三国土交通相の留任がすでに固まっている。

 首相は24日、訪問先のマレーシアで記者団に対し、改造人事について、政権発足時と同様に派閥の推薦を受けない考えを改めて強調した。また、構造改革路線についても堅持する考えを示した。ただ、参院選惨敗を受け自民党内では派閥にも配慮した挙党態勢を構築し、小泉構造改革によって広がった都市と地方の格差是正を求める声が強まっており、首相はこうした声にも配慮しつつ人選を進めるとみられる。




毎日新聞 2007年8月26日 3時00分
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