聖書に学ぶ神のみことば

teacherが感じ、思ったことなどをいろいろと綴ります。聖書の一節をちょっと添えて。

風邪ひきながら映画で始まる月曜日・・・

2006-06-05 23:45:16 | Movie&DVD
 映画「不撓不屈」の試写会へ~風邪ひいてダルイのに~

  昨日の映画館とその後の定食屋で「冷房」にあたったせいか、今朝起きると、風邪ひきさん。午前中はとてもダルイ体をひきずりながらの仕事。地球環境とかクールビズとかいうわりには、この冷ややかな季節でもあちこち冷房が入っているのには参るな~。といいながら、体調管理のできない自分が情けない。
  そんな中、当選ハガキを握りしめて、映画「不撓不屈」の試写会へ。この映画「不撓不屈」は、6月17日公開。舞台が昭和38年から45年、つまり日本の高度経済成長時代なので、若い人にどれだけ見てもらえるのかわからないけど、国家権力と闘った清廉潔白な税理士飯塚さんの実話。(原作は、高杉良「不撓不屈」)高度経済成長で拝金主義が加速しだす頃の日本を、企業、国家、家族という視点から描いた秀作。良妻賢母に徹する松坂慶子が好演だが、わずか3シーンだけの登場ながらすばらしい存在感を示す中村梅雀に魅了された。息子を有能な税理士に育てた尋常小学校卒の布団職人演じる織本順吉の存在も輝く。いつの時代も、権力は強者であり、正義は閉じ込められていく。いまは、「勝ち組」や「負け組」などという便利な言葉でいとも簡単に人間存在が貶められている。そんな混沌とした時代に、世代を超えてみるべき価値のある映画。それにしても「飯塚事件」と称される実話。恥ずかしながら知らなかった。高杉良の原作「不撓不屈」を読んでみる価値はありそうだ。
 こういう地味な映画(キャストはメジャーだが)を大手のUnited Cinemasで上映するというからこれもある意味異例。昨日の「かもめ食堂」から一転、119分緊張の解けない映画だったが、月曜日から得をした気分。風邪治っておくれ!


    ☆みことば~箴言25:28~
 自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ。

自分の心を制することができますか?僕は弱き人間です。正直なところ、まだまだ制することができていません。不当な国家権力には決して負けなかった飯塚税理士のように、自分の心を制することができたらと思います。それは信仰にもつながっていくことでしょう。
 この半月で映画5本。ちょっと異常なペース。こんなに見たい映画が続いたことあるだろうか。過半数が日本映画。日本映画も元気だということだろうか。

 ★みことばホームページ★

 風邪治ってください。ああ、鼻づまりです。