グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

幌別川 の オオハクチョウ

2013年03月14日 | 室蘭・野鳥&水鳥



オオハクチョウが越冬する幌別川は登別市内を流れる。水源は標高736mの幌別岳。
併せて、周囲の山々から流れ出る支流を集め太平洋に注いでいます。




 


 、40羽ほどのオオハクチョウが羽根を休める。昨年の11月中旬から約4ヶ月間の
越冬。間もなくすると、オオハクチョウは遥か彼方の
繁殖地 シベリアに向け飛び立って行き
ます。








 幌別川には、魚介類や藻が豊富。オジロワシをはじめ、四季を通して野鳥や水鳥が
多く飛来する場所です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春先の嵐が通り過ぎて・・・

2013年03月11日 | 室蘭の景色



 室蘭市祝津公園展望台に続く坂道。春先の嵐が通り過ぎ、空と雲が目にまぶしく映る。
当地では昨日から今朝まで、強烈な風を伴った雪が降る。この時間も展望台に立つと、昨日
の嵐が尾を引くような吹き
返しの風で、カメラを構える身体が揺らされる。


 前方の島影は室蘭港の入口に浮かぶ大黒島。大黒島は室蘭八景の一つ、標高35m
、周囲700mの小さな島です。




 祝津公園展望台の上空に出現した彩雲です。





祝津公園展望台からは、ほぼ360°の眺望が広がる。上段の画像は絵鞆半島の最西
端に佇む家々。下の画像は、港・白鳥大橋・室蘭岳方面の眺望です。
 画像には映っていませんが、右奥には工場群と市街地。さらに、晴れた日には前方、左側
に、活火山の有珠山、昭和新山や羊蹄山の山並が望めます。一方、日が落ちると白鳥大橋
や港を取り囲む工場群の夜景ビューポイントに変わります。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エロディウム バリアビレ

2013年03月10日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 我が家のマスコットフラワー。エロディウム バリアビレの流通名は、ヒメフウロ。本来の
開花期は真夏を除く4月から10月頃。このヒメフウロは、昨年の秋に庭から掘り上げ室内で
育てている鉢植。生育条件が揃うと、このように通年可憐な花を咲かせてくれます。

 今日の道内は春の嵐。NHKにChを合わせると、TV画面の左端に縦書きで「低気圧情報」
の黄色の大文字。併せて、画面の上部には道内各地の大雪・暴風雪の情報テロップが終日
流れる。さらに、『車での外出は控えて下さい』の呼びかけ警報。この時期になると、毎年繰り
返す自然の摂理、春の季節に向かうハードルのような天候の一日でした。

 




※ 花名は時として混乱させられます。本来のヒメフウロ(姫風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の植物。
国内での自生地は、中部地方から四国方面の石灰地質の山岳地帯です。
一方、この ヒメフウロはフウロソウ科エロディウム属の異なる植物。さらに、原産地は地中海地方、花が
フウロソウに似
ている事からの流通名のようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グラブバケットと夕日

2013年03月09日 | 室蘭の夕日&夜景



 室蘭港崎守埠頭に接岸中の木材チップ専用船。作業中の巨大なクレーンの先端に
 付いているグラブバケットと夕日が見事にドッキング。埠頭を走行中に偶然に目にした光
景です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪解け

2013年03月08日 | 室蘭・野鳥&水鳥



 朝から春霞がかかったような空が広がる。この2~3日、寒さは何処かへ暖かい日が
続く。今日の最高気温は8℃、3月に入ってから最高の気温。
 我が家から2キロほど離れた小高い丘の牧草畑、つい先日までは雪の原。一挙に雪が解
け約3か月半ぶりに、雪の下で冬を越して来た牧草が姿を見せました。






 


 牧草地に隣接する雑木林。雪の解けた地面と木々の枝の間を忙しげに野鳥が飛び
交う。
野 鳥の名はオオマシコ。元々、オオマシコはシベリアが繁殖地、列島の中部以北で
越冬する冬鳥です。
 牧草地の周りの雑木林は野鳥のねぐら。雪が解けた牧草地に
餌を求めて飛び交う野鳥
の数が増え始めて
来ました。


 今日の牧草地です(追加画像)。

 昨夜から今日の早朝にかけ、道内の上空を2つの低気圧が発達しながら通過。冒頭
の画像とほぼ同じアングル。再び、牧草地が薄っすらと雪に覆われました。昨日の春先のよ
うな陽気から、今日は一転して日中も氷点下の真冬日。当地では、このように寒暖を繰り返
しながら、ゆっくり・ゆっくりと春の季節が訪れて来ます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月のイタンキ浜

2013年03月06日 | 室蘭イタンキ浜



陽ざしが強まり、空に流れる雲も軽やかさを増してきた。冬の間、寒さで香り立たなか
った磯の香が ほのかに漂う。
 今日の
日中の最高気温は5℃。本州方面の最低気温並みだが、真冬の氷点下の寒さを
越して来た身体には、
緩やかに流れる潮風が心地よく感じる。


 上の画像は東側、下は西側の浜。イタンキ浜は、このように対照的な景観を見せてく
れる
風光明媚な砂浜海岸です。





 浜辺に、太平洋の大海原から静かに波が寄せる。冬の間は見せなかった穏やか波打
ち際です。









 イタンキ浜は、東西に1.7キロメートル程の砂浜海岸です。一方、西の端の浜はこの
 ような巨石で埋め尽くされています。さらに、干潮時は海中に没していた海藻で
覆われた岩
 も現れる。この場所はイタンキ浜の
もう一つの顔です。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機上から

2013年03月04日 | 室蘭の景色



 松山から羽田の帰路、伊豆半島の沖合上空からの富士山です。今回の北から南・南
 から北への移動は、全日好天に恵まれる。緩やかに揺れる機体の窓越し、念願の富士山
 を撮影する事が出来ました。






 空路の真下に大島。関西方面には、この5年~6年の間に神戸・広島方面にも行って
いるが、どの空港からも直行便が運行されている。今回の松山~羽田~新千歳間のルート
は異なるのか。伊豆大島の上空、さらに三原山のほぼ真上を飛行したのは初めてでした。
 あまりにも好天に恵まれた飛行、機長からのサプライズかと思ったほどでした。



房総半島先端の館山上空。機体は大きく旋回、機首を羽田空港に向け降下態勢直前
の眼下の眺望です。



 松山~新千歳間の直行便はない。羽田空港で乗り継ぎ新千歳空港に向かいます。

 福島上空を通過。間もなくすると眼下に広がる光景はガラッと変わります。東北地方
の雪を抱く山塊です。



 機体は青森上空、眼下には綿を敷き占めたように雲が限りなく広がる。この地点まで
気流
も安定、快適なフライでした。
 新千歳空港に向けて着陸態勢の機内アナウンスの後は雪雲の中。着陸地点の風向きを
考慮してか、雪雲の中を大きく機体を揺らしながら旋回。約10分遅れの到着でした。
 列島は、今、冬から春の季節の変わり際。松山、滞在中の日中の気温は15℃~16℃。
一方、当地では小雪模様でした。
   ※以前から認識していましたが、今回ほど 列島が東西・南北に長く広い事を実感したのは初めてでした。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萬翠荘

2013年03月03日 | coffee break;(etc )



 萬翠荘(ばんすいそう)は、国重要文化財。建造は大正11年、旧松山藩主の子孫に
あたる久松定謨伯爵の別邸として建設された。
萬翠荘は、「坂の上の雲ミュージアム」から緩やかな坂を5分ほど登った場所にある。周囲
城山の麓、鬱蒼と茂る深い緑に包まれた静かな場所に佇む。
 一方、建物の近くには、県庁や市役所、裁判所などの公官庁が立ち並ぶ。併せて、交通量
の多い幹線道路の両側には、大型商業施設などが林立する松山を代表する繁華街に隣接
する場所です。


 萬翠荘は、20世紀初頭のヨーロッパ・アールヌーボーの建築様式。急勾配の屋根は
天然スレート葺き、フランスの歴史的な建造物に見られる「うろこの屋根」。
  屋根の頂部や窓の上の飾りは銅板です。歳月を重ねた青緑色の緑青の色が屋根だけで
はなく建物全体にアクセントを付けています。屋根の天然スレートは宮城県石巻市を産地と
する「雄勝石」が使われているとの事です。
 




 各部屋ごとに、色彩の異なる大理石で造られてマントルピース(暖炉)。壁には大鏡が
設置され、豪華で華やかな大正ロマンの雰囲気が伝わってきます。




 玄関の扉には、鳳凰と久松家の家紋の「梅鉢」をデザイン化した金属製の装飾金具。
さらに、玄関ホールの右側には古代ギリシャ建築様式の見事な石柱が立っています。石柱
は岡山産の万成石(通称紅桜)が使用されています。





 玄関を入ると、階段の踊り場の大きなステンドグラスが目に飛び込む。さらに、各部屋
のドアの天窓には、それぞれデザインを凝らしたステンドグラスがはめ込まれています。




「愚陀佛庵」


 愚陀佛庵は、夏目漱石が英語教師として松山中学校に赴任した際の下宿家屋です。
 愚陀佛庵は萬翠荘の敷地内の一角にあり、当時の雰囲気そのままに復元された建造物
 です。
 この愚陀佛庵では一定期間、正岡子規が居候し俳句づくりい没頭した場所でもあります。
  一方、漱石の
小説「坊ちゃん」は、ここで過ごした松山での教師体験を元に書き起こされ
  ています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸内海の夕景

2013年03月03日 | 室蘭の景色



 緩やかに春霞がかかる。夕陽が海面を柔らかく金色に染める。現地の日没時間は、
18:05分台。
カメラアングルは松山市の郊外、柳原の海岸からの夕景です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂の上の雲 ミュージアム

2013年03月02日 | 室蘭の景色



 坂の上の雲ミュージアムは、司馬遼太郎の作品「坂の上の雲」の文学、歴史博物館です。
当小説に描かれている中心人物、正岡子規、秋山好古・真之兄弟などは松山出身者。市内に
は、今も彼らの足跡などのゆかりの地や施設が残されている。それらを有効に活用して、街全
体を「屋根のない博物館(フィールドミュージアム)」として松山市は取り組んでいる。「坂の上の
雲ミュージアム」は、
その中核を担う施設です。


 坂の上の雲ミュージアムへのアクセスは、JR松山駅前から道後温泉行きの路面電車が最適。乗車して4駅目
の大街道駅で下車、徒歩で2分程の場所にある。

 ミュージアムは城山公園との境界部分に建つ、裏側には標高131メートルの城山の鬱蒼とした森が広がり、山
頂には松山城天主がそびえています。


 



 ミュージュアムの建造物は、自然環境を配慮した三角形の4階建て。外壁のガラスカ
ーテンウオール
には城山の緑が映える。
 さらに、各階への通路は全て緩やかな坂で結ばれています。このミュージュアムを設計さ
れたのは国内外で活躍する安藤忠雄氏です。



3階の展示室。、小説の舞台となる明治時代の資料等が数多く紹介されています。2階、
4階にも興味
を抱く明治時代の書籍や史料が数多く陳列されています。




 松山市の人口は520,000程。政令都市としての人口を有しているが現在は中核市。
街並みが整然とした地方都市、公共交通として市中を縦横に走る路面電車が目に止まる。
 この画像は道路を挟み、坂の上の雲ミュージアムや城山に隣接している街並みです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする