グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

この時期、庭に咲く花々です

2012年06月14日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)





セラチュームは、夏雪草と美しい和名を持つ。さらに、英名では、スノーインサマー。
清楚な純白の花を株一面に咲かせています。葉は白銀色。花の無い時期は、グランドカ
バーとしても最適な
生育旺盛な多年草です。


シラー カンパニュラタ。和名はツリガネズイセン(釣り鐘水仙)、淡青色のベル形の
小花を穂状
に付けて咲いています。
 
庭に植えてから 約20数年、球根は分球が旺盛で処分に困るほど、とくだん肥料を与え
なくても順調に生育し花を咲かる、ユリ科
の耐寒性球根草です。  


西洋オダマキ。アキレギア ローズバローの花は、薄ピンク色で八重咲き。我が家で
は、他に鉢植えで2種類の西洋オダマキを栽培していますが、この花は、露地栽培。
 毎年秋に採取した種を庭に蒔いていますが、なかなか発芽しにく、現在3株だけですが
花を咲かせています。


 本州方面は梅雨の季節。当地も蝦夷梅雨の奔りのような天候が続いていますが、
今日は久し振りに青空が覗く。
 
庭では、アケボノフウロソウ(曙風露草)が初夏の日差しを浴びて、赤柴色の花を咲か
せています。
  ※左端に映り込んでいます物体は、イタンキ浜で拾ってきました流木です。我が家の庭では流木を使って
      花々のセパレート用材として利用しています。

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市街地の石垣に咲く花

2012年06月11日 | 室蘭・四季の野花&花木




市の中心地、国道から逸れた坂路沿いの石垣。ヒメフウロ(姫風露)が、薄桃色の
花弁に2本の紅色の筋模様が特徴的な花を咲かせています。
別名は、シオヤギソウ。 元々は、本州の石灰岩の土壌に自生する。地域によると 絶滅
危惧種に指定され、採取禁止対象のフウロソウ科の多年草です。
 自生地から遠く離れた当地で見られるのは不思議ですが、毎年この時期になると可憐な
花を見せてくれます。






測量山に通じる道路沿いの石垣に、ツタバウラン(蔦葉海蘭)が薄紫色の小花を咲
かせている。細い茎を四方八方に伸ばし、株を広げます。
蔦の葉を小さくしたよう形の葉
にも興味を抱かされる
ツタバウランは、耐寒性の強い匍匐性の多年草です。 

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エゾヤマツツジの季節です、絵鞆半島

2012年06月11日 | 室蘭・四季の野花&花木




測量山のエゾヤマツツジ(蝦夷山躑躅)が満開を迎えている。平地部では花の時期
を終えたが、標高が高く海に近いため花の時期は遅い。赤オレンジ色のエゾヤマツツジ
の花が、日射し浴びて眩しく咲き競っています。
 測量山は標高199メートルの小高い山。絵鞆半島の東の端、市の中心地に隣接する。頂上の展望台から
の眺めは、室蘭岳を背景に港や市街地。さらに、遥か北側には道内の
秀峰羊蹄山、南側には内浦湾の海原
に浮かぶ蝦夷駒ヶ岳。360°の大パロラマが広が
ります。


 測量山~絵鞆岬、初夏の絵鞆半島の風景です。
 総数15枚もの画像をベタベタと貼り付けてしまいました。本来ですとgooで推奨してい
ます、フォト チャンネルでの編集が適切かと思いますが、写真をアルバム(帳)に貼り付
けてきたアナログ世代。見て頂く方々がスクロールに飽きるのではと思いながらも・・・。


 測量山観光道路は、市街地から一挙に曲がりくねる坂道を登る。途中、木立の切
れ間から、眼下に家並みと追直し漁港の眺望が広がる。なんの変哲もない景観だけど、
市内で一番好きな風景です。



マスイチは、室蘭八景を代表する景勝地です。心地よい潮風が展望台に流れてい
ます。左側の断崖の上には測量山。遠方には追直し漁港と太平洋の水平線が広がりま
す。




測量山観光道路沿いに咲くコンロンソウの花です。




景勝地、ローソク岩の右側にそそり立つ154メートルの断崖の中腹。エゾツツジが
小さな群落をつくり花を咲かせている。遥か彼方、海霧がたなびく海上に対岸 渡島半島
の名峰、蝦夷駒ヶ岳が浮かび上がる。



測量山観光道路、両脇を手付かずの鬱蒼とした林が続く。木々の梢が風に揺れる
と、初夏の陽射しが光のシャワーを降り注ぎます。



 




銀屏風。海面から垂直にそそり立つ白灰色の断崖絶壁が地名の由来。断崖の中央
と左側の崖の頂部。見えずらいでしょうが、望遠で引き付けてみると、鮮やかな黄色の花
。岩に張り付くように満開に花を咲かせています。




観光道路の道沿いに咲く、オオハナウドの花です。






 ハルカラモイ。太平洋の水平線を切り込むように断崖が、Vの字形にそそり立つ。
この断崖もエゾツツジの自生地。左側の崖の中央、薄っすらと赤く見える場所で岩肌に
這うように、エゾツツジが花を咲かせています。




絵鞆半島の先端地区。ここから、僅かに進むと絵鞆半島の最西端絵鞆岬。木立の
途切れ間から見える半島の内側、室蘭港 方面の眺望です。
 絵鞆半島は、外海側と内側の景観が極端に異なる。人々の暮らしと大自然が共存する
場所です。

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この時期、庭で咲く多年草の花

2012年06月11日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


モンタナ・ルーベンス。 このところの気温の上昇に伴ない、一斉に薄桃色の花を咲
かせています。伸ばした蔓の長さは約6m、咲いている花は数えられないほど。極めて、
生育の旺盛・強健なクレマチスです。
 


フイリアマドコロ(斑入り甘野老)は、ユリ科の多年草です。赤茶色の茎に鐘形の小
さな白い花を 垂れ下げ咲かせています。薄緑色の葉とのコンビネーションが、爽やかな
植物です。


トキワハナガタ(常磐花形)。元々は中国西部、カシミール地方やチベットの高山帯
に自生する植物です。
ランナーを伸ばし、先端に付けたロゼッツト状の子株が発根しなが
ら株を増やします。
毎年この時期に、ピンク色の手毬のような可愛い花を咲かせます。


ゲラニウム’ストラータム。花弁は5枚で淡桃色、花びらには揺るやかなウェーブが
有り、赤い脈がアクセントの清々しい雰囲気のフウロソウです。


アルメリア マリティマの和名はハマカンザシ(浜簪)、優雅な花名を持つ。この花は、
我が家の庭で育て始めてから、20数年と永い付き合いです。
伸ばした花茎の先に鮮や
かな赤ピンク色の小さな花を、
今を盛りと咲かせています。  

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原生林の中の小さな湖と活火山 日和山

2012年06月08日 | 室蘭の景色



 倶多楽湖(クッタラ湖)は、登別温泉から僅かな距離。周囲は8kmほどの周りを
鬱蒼とした原生林に囲まれた、小さなカルデラ湖です。
 支笏洞爺国立公園特別区の規制を受けて、手付かずの自然がそのまま残る。周回
道路はなく、唯一、 湖畔の西側に倶多楽湖公園線が奔る。
この湖の特徴は、流れ込む・流れ出る河川が 全くな
い。さらに、全国の湖沼水質調査
では、いつも上位にランクされ、透明度は摩周湖に続く。手で掬って飲みたくなるような
清水を満々と湛えている
湖です。




  小さな湖だが原生林に視界を遮られ、高所から全貌を眺めるのは、ほぼ不可能。
唯一、この展望台からカルデラ湖、特有の急傾斜の湖岸とほぼ円形の湖の一部が望め
る。倶多楽湖は、気象条件が揃うと湖面がコバルトブルーに輝く神秘的な湖です。





 サクラソウ?の一種、花名は分からない。湖畔の湧水が流れる出る湿り気のある
場所で、この一株だけ
が花を咲かせていました。




倶多楽湖公園道路は、標高300mほどの場所を走る。今が新緑の真っ最中。紅白
のだんだら縞のポールは、冬の積雪時に道路の路肩の位置を知らせる目印です。
 動物が飛び出すおそれありの警戒道路標識。 ここでは、キタキツネ。場所が変わると
標識の図柄はエゾシカや牛横断注意に変わります。


標高377mの日和山は、登別温泉のすぐ北側に位置する。頂から水蒸気を盛んに
噴出している
活火山です。




 標高は高くないが付近一帯には、高山植物のエゾイソソツツジやガンコウランの
群生地。今の時期は、エゾイソソツツジが満開を迎えています。




この時期、倶多楽湖~登別温泉に通じる道は、新緑のみどりが眩しい中を行く樹海
道路です。





道沿いの藪に咲くタニウツギ。薄桃色の花と紅色の蕾が新緑を背景に咲き誇って
います。

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今シーズン最大規模の海霧です

2012年06月07日 | 室蘭港・海霧




 今シーズンに入り最大規模の海霧が発生。室蘭港を乳白色に覆い尽くす。前回
の投稿から2日、今日のような海霧は、近年では稀です。
 カメラアングルは前回の撮影場所、崎守埠頭の対岸に位置する白鳥大橋のビューポ
イント祝津展望公園から 眼下に港内と白鳥大橋を望む。対岸の山塊は標高911mの
室蘭岳です。






港内の防波堤で区切られた船溜まり。この水域は、海水の温度が高いのか海霧は
流れ着かず視界がすっきりとしている。カメラアングルは、室蘭エンルムマリーナ近傍か
らの眺望です。

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初夏の風物詩・海霧

2012年06月04日 | 室蘭港・海霧


 今年も本格的な海霧の季節が訪れて来た。室蘭港に架かる白鳥大橋の橋桁
と海面の間に海霧がたなびく。橋桁の下の主塔が消え、大橋が浮かび上がる
この時期、気象条件が整うと乳白色の海霧で、港内全体が覆われる。海霧の消
滅時には、周囲の景観が幻想的に刻々と変化して行きます。



 海霧の消え始めからの時系列です。







海霧の撮影は、発生時よりも海霧が消えるタイミングの方が被写体として
魅力的。
そのため、全ての物体が 海霧で視界を遮られている時点から数時間、
現地に待機しての
撮影です。









 港の対岸、絵鞆半島と港の入口に浮かぶ大黒島。今の季節、当地の沿岸海域
の海水温度は10℃前後と冷たい。南からの吹き寄せる 暖かい空気が冷やされ
海霧
は発生します。毎年、この季節になると出現する
初夏の風物詩です。                 

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6月の夕日

2012年06月04日 | 室蘭の夕日&夜景


 先ほどまで、周りの景色を覆い隠していた海霧が通り過ぎる。一変、晴れ渡る
西の空と噴火湾を夕日が茜色に染める。防波堤の
釣り人が柔らかな光のシルエット
で浮かび上がる 6月の夕空です。








 今日、当地の日の入り時間は、19:10分。室蘭市崎守埠頭から、穏やかに
暮れて行く 西空の光景です。

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海霧の季節の訪れ

2012年06月02日 | 室蘭港・海霧




 朝から、港全体が霧にかすむ。毎年、この時期を迎えると海霧が頻繁に発生
する。これからシーズン本番になると、海霧は暖かい南風に運ばれ、港全体を覆い
隠すように乳白色に染める。
 
 今日の海霧は、シーズンの奔り やや薄め。白鳥大橋の主塔140mの塔頂を柔ら
かく包み込みました。






海霧に霞む、白鳥大橋に近い海域。ヨットセーリング競技中のワンショットです。

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