室蘭岳の裾野、標高300メートル付近の傾斜地に電力風車が20数基ほど林立する。
周辺一帯には広大な牧草地が広がる。風を遮るものは全くありません。一年を通して風が通り抜け
る場所です。 ノアザミの花に止まるモンキチョウ。この場所は、平野部に比べて標高が高い。気のせいでしょう
か。野花の色彩が鮮やかに目に映り込んできます。 先日にも画像を投稿しました ツリガネニンジンです。
ノビタキが囀りながら野原を飛び回る。胸の羽根が鮮やかな橙赤色は♂のノビタキです。
当地では毎年、8月に入ると秋の気配が漂い始めます。今日、日中の最高気温は22℃。季節は、
ゆっくりとした足取りで秋へと移り始めています。
この時期になると、道路沿いや人の手が加わらない荒れ地で、キク科のオオハンゴンソウが鮮やか
な 黄色の花を咲かせています。今は野に咲く花ですが、元々は明治時代に園芸用として渡来した帰化
植物 です。
ました経緯はわかりませんが、繁殖力が強い植物
は手が負えなかったのでしょうか。庭から野に、
今では全国的に駆除の対象に。導入時は良きと思
れ栽培されたのでしょうが、今ではやっかい植物
扱い。電力風車もエコーの名の元に増設されてい
ますが、景観阻害や騒音など時が進むにつれてど
のような道筋を辿るのかと思ってしまいます。
綺麗に咲いていますが、コレも人間の
為したこと、大きな風車の発電機もコレも
我々の生活の為の風車。
いろんな形で人間の足跡が大地や空間を
埋めていますが・・コレも考えようによっては
自然の一つですが北海道の周りの環境に
マッチして清々しく感じます。
こんな自然の中で昆虫や鳥も一層綺麗に
見えますね~