爽やかな初夏の風が流れる、銀屏風の展望台からの眺めです。V字形に絶壁が切り立つ、一帯は、
100m前後の断崖絶壁が連なる。前面には噴火湾の大海原が広がっています。銀屏風は市内屈指
の景勝地です。
この断崖はセンダイハギ(千代萩)の自生地です。岩にしがみ付き、鮮やかな黄色い花を咲かせ
始めています。
降った雨水も留まらないほど垂直に切り立つ断崖。なぜ、このような厳しい自然環境のもとでと
思いますが、センダイハギにとっては快適な場所のようです。
銀屏風の断崖で花を咲かせるヤマツツジ。ツツジは庭園や公園、各家の庭に植えられていますが、
元々はこのような場所が生育適地。イメージと異なり 意外と逞しい花木です。
天命によってこんな場所で・・
厳しい環境でも 精一杯生きるさまは
なんと 哲学的なんでしょうね~
思います。同じような条件の場所は多くあります
が、センダイハギが自生している場所は他には2
カ所程です。必ずしもこのように厳しい場所でし
育たないわけではあります。通常の肥よくな土壌
でも生育しています。貧・富どちらでも生育出来
ます植物です。