室蘭岳の裾野、標高300mほどの高台に広大な牧草地が広がる。南からの風が緩やかに牧草の上を
流れていきます。
アメリカオニアザミ(アメリカ鬼薊)が赤紫色の花を咲かせ始めています。花を除く全てに、鋭い棘をま
とっています。
草名に、アメリカと付きますが 本来の原産地はヨーロッパ。そのことから、別名ではセイヨウオニアザミ
と呼ばれる帰化植物です。
この時期になるとノビタキが目につきます。草の穂先や灌木の梢を飛び交う。小さな身体の割には大き
な目と、胸の淡い橙色が特徴的な愛らしい野鳥です。
道路沿いや荒れ地で、ノラニンジン(野良人参)が清楚な花を咲かせています。花が咲き終わると鳥の
巣のような種穂をつくります。ノラニンジンの根は、ニンジンのように肥大しませんが一説では人参の原種
と言われています
ベニシジミ(紅小灰蝶)、小型の蝶ですが羽根のオレンジ色が際立ちます。花に止まると、暫らく動きを
止めるので カメラに撮り込みやすい蝶です。
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