早春の陽射しが降り注ぐ、隣町との境に広がる牧草地帯。近頃の暖かさで雪解が一挙に進み、
冬枯れ色の牧草が 雪の下から姿を現す。一方、そよぐ風はまだまだ冷たく、早春賦の歌詞の
出だし そのままのような陽気です。
帰りに立ち寄る。市街地の郊外にある史跡南部陣屋に隣接する林床。先日まで雪に
覆われていた場所。まさかと思っていましたが、福寿草の花が・・・。例年よりも、
一週間ほど早い開花です。
厚く積もる落ち葉をはねのけ、花を咲かせる福寿草は、山野草のシーズンの開幕を
知らせてくれる「春告草」です。