蓮の葉氷の投稿も、Part 3まで連載すると観察日誌の様相。蓮の葉氷は
デリケート。強い風を受ける場所や強く波立つ海面には 出現しない。この小型
船舶の船溜まりも3~4日前までは、すべての蓮の葉氷は消滅していた。
このところ、吹く風も弱く、日中の気温も氷点下の真冬日。再び、海面の全域を
覆うように、蓮の葉氷が出現しました。強い冷え込みが続くためか、本来は一つ一つ独立している蓮の葉氷が隙間
まで、ビッシリと凍らせブロック状態。
緩やかに海面が波立つと、隙間の薄い氷の箇所から亀裂が線を引くよう
に走る。今まで目にした事のない、蓮の葉氷です。
明日は大寒、二十四節気の第24番目。暦では後、15日で二十四節気の
第1番目の立春。立春を迎えると言えども、暦と現在の季節感とは少々ズレてい
る事は否めない。明治時代、新暦に改暦時の明治5年を1か月ほど早め 、明治
6年1月1日に移行した事が理由らしい。
当地は厳寒期と言うのに2~3日前から、日中の気温はプラス。季節を取り違
えたかのような寒の内の中休み。陽気に誘われ港周辺をカメラの被写体を求め
て散策。
港内を挟み対岸には、当ブログに度々、登場する標高911メートルの雪を抱く
室蘭岳が、真冬の柔らかな日差しを受け浮かび上がる。
春から秋には登山、今の季節はスキー。さらに、キャンプ場や研修設備を備えた
総合運動公園などのある市民に親しまれている山です。先日の寒波で、防波堤やテトラポットに吹き付けられた波しぶきが凍り付く。
下の画像は、絵鞆半島の最西端に位置する絵鞆漁港の外防波堤。小型船舶は
厳寒の海、沖合の漁場から港に帰還するホタテ養殖漁船です。
蓮葉氷 (Part 2)
本格的な蓮葉氷が出現。蓮葉氷は、海面に出来た薄氷が日ごとに厚さ増し
ほぼ円形に成長する。さらに、波にもまれながら互いに接し合い、氷の周囲を盛
り上がらせる。この形が水面に浮かぶ蓮の葉を連想させる。
蓮葉氷は海水温度が最も低くなる、この時期から2月初旬頃まで、港内の波の
静かな海面に出現する真冬の風物詩です。
早朝から、気持ちの良い冬の青空が広がった。無風、気温は-3℃、室蘭港の
波の静かな海面にギッシリと蓮葉氷が浮かぶ。先日、UPした時よりも規模は遥かに
広い。氷の縁も盛り上がり、典型的な形の蓮葉氷です。
我が家から港までの片道は約10キロ、数えてみると6回は通い詰め、総走行距離は
120kmほど。かいあって、今シーズン最高の蓮葉氷を撮らえる事が出来ました。
室蘭港の波静かな船溜りに、今シーズンも蓮葉氷が出現しました。
蓮葉氷は、一年で一番、海水温度が下がるこの時期、それに加えて、朝の外気温が
-5℃ほど、風のない静かな海面に出現します。
蓮葉氷は、蓮の葉のように周りがめくり上がった形に成長する。今年は例年に
比べて気温が高いためか、蓮葉の形は少々、不完全。規模も小さいように見えます。
室蘭港の奥まった波静かな一角、小型船舶の係留地。朝の外気温は-3℃、風も
なく海面は静まり返っている。毎年この時季になると蓮の葉の形に似た氷が、海面を覆
いつくすが今年は気温が高いのか出現は今だにない。やっと、海面には蓮葉氷の前進
のフレーク状の薄氷が海面に漂う。
週間予報では来週は再び冷え込みが戻りそう。蓮葉氷が出現するラストチャンスです。(追加)2月9日の蓮葉氷です。
朝方の外気温は-7℃、風は微風で海面は小波。室蘭港中央埠頭の西側に隣接する
船溜まりに出現した'蓮葉氷'。今年最大の規模、微かに吹く風に押し流されながら'蓮葉氷'
の群れが海面上をゆっくりと沖の方に向かって移動しています。
最も奥まった船溜まりの海面に多くの蓮葉氷が出現します。