PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく・安倍奥 富士見台

2013年03月03日 23時31分19秒 | 富士山を見る

 今回は静岡県の安倍川上流の安倍峠、八紘嶺近辺で富士山の見える場所を検討・・・

 その方面に富士見台という場所があるらしいのであるが、富士見台とか富士見峠なんて
のはどこにでもある名前。

インターネット検索をしてもなかなか目的の場所が分からない。安部峠から八紘嶺に向かう
途中にあるらしいのであるが、此処ですよという地図が見つからない。

 とりあえず目的地を梅ケ島温泉⇒八紘嶺方面へ、と決めて山歩きをすることとした。

【平成25年3月2日(土)】の記録

午前8時34分:梅ケ島温泉の無料駐車場を起点として出発する。
 温泉街を歩き、登山口へ向かう。

 ■<12分>
午前8時46分:標高910m
 林道から安倍峠に向かうコースへ入る。 コースに雪はなし。

 が、標高1200mあたりまで上ったところで残雪コースに変化。
 ここでアイゼンを装着し、以降は雪と氷の上を歩くこととなる。


 ■<65分>
午前9時51分:標高1330m
 
林を抜け、林道へ出る。

 


午前9時57分:分岐点を八紘嶺方面へ向かう。

 ■<29分>
午前10時26分:標高1480m
 八紘嶺、安倍峠の分岐点到着。八紘嶺方向へ歩を進める。

ここから安倍峠方向のコースは雪が踏まれていなくて、踏み入れると30~40センチぐらいは
沈む状態、スノーシュー歩き向け。



 ■<12分>
午前10時38分:標高1580m
 八紘嶺へ向かう尾根筋へ到着。
 
いきなりカモシカの通り道?のような切り立った尾根を通る道に遭遇。

 ここで足を踏み外したら100mぐらい下の雪の中へ埋もれたままか?

↑通過してから撮影、キケンの表示有り!

 ■<33分>
午前11時11分:標高1670m
 歩を進めてきたが富士山を望むような場所はなく、尾根筋のロープを渡した
危険個所や、ロープ登りを何か所も通過。

所要時間を考えると、ここらあたりが引き際ということで帰途へ。
 

↑見た感じでは雪が積もっている状態だが、ストックを突き刺してみると下が空洞になっている
箇所がある。 その上に乗ったら落とし穴にはまったようなものである・・一気に谷底へ・・・


下りは足にかかる体重移動が速いため固まっている雪が崩れる場面に何度も遭遇。
行きはよいよい帰りは恐い、という表現はまさにこの状況にピッタリ。

ストックで雪の状況を確認しながら恐る恐る下山orz・・・

 ■<25分>
午前11時36分:標高1580m地点まで戻る。
 カモシカの通り道?を見ながらここで昼食とする。
カモシカ道のところは下から冷たい風がキツク吹き上げているため、少し山頂寄りの尾根影
のところで腰を下ろす。


↑カモシカ道のところは遮るものがないため富士山が見えるが、足場が不安定かつ吹き上げる
風でじっとしていられないため、とてもそこに立って写真撮影をする状況ではない。

※写真から判別がつきにくいが、コース中央二箇所ほど雪が欠けて見えているところは道が崩落して雪がない。

 風を避け、姿勢を低くして地に這うようにして撮った写真がこれ

??縦長アングルで数枚撮影してみたが何故か記録されず・・・何かの因縁か?
 帰宅してからカメラを点検してみたが問題なく縦長の撮影はOK.

午前12時23分:カモシカ道を再び通って下山開始

↓登りのときよりも下りは慎重に                  ↓ここまでくれば大丈夫


 ■<87分>
午後1時50分:温泉街へ続く林道へ到着。
 ストックを使っての山登りは年寄スタイルと思っていたが、今回の山歩きではストックの有用性を認識。
これがなかったら雪の山道は安全に歩けない。アイゼンとストック、ペアがお奨め。


 今日の富士山を撮影した場所が富士見台のようである。 最初は気が付かなかったが、尾根影に
朽ち果てた鉄の柱が一本あった。何かの案内板がついていたのだろうが・・


今回の歩いたコースは以下のとおり。


 注:駐車場近辺はGPS電波の受信環境がよくないのか、記録されたトラックが大幅にずれていたので
   修正を実施。


後記:”あべとうげ”は安倍峠が正解。 安部峠は誤変換でした。

H26.4.27
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