PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

富士山が見える山をあるく 富士山と湖・1000円札の富士山

2013年04月27日 18時26分22秒 | 富士山を見る

 山あるき場所を先週の西湖から西へと移動し、本栖湖~精進湖周辺としてみた。
1000円札の逆さ富士を撮影したといわれるところを起点とし、周辺の富士山展望地巡りを計画。

 下山地点からはバスによる移動も考慮したが、一日一本のバス運行なのでどうなるか。

【平成25年4月26日(金)】の記録
登山コース:
 浩庵荘前P ⇒ 中ノ倉展望地 ⇒ パノラマ台 ⇒ 三ツ沢峠 ⇒ 精進山
 ⇒ 三方分山 ⇒ 精進山 ⇒ 三ツ沢峠 ⇒ パノラマ台 ⇒ 烏帽子岳
 ⇒ 本栖隧道バス停 ⇒ 浩庵荘前P

午前7時00分:標高930m
 浩庵荘前Pへ到着。
 外気温は10℃、天気予想は晴れ時々曇り、午後は雨が降るところもある
…少々不安。


午前7時20分:駐車場から登山口へ向かう

 公衆トイレの駐車場横に位置する登り口から、最初の目的地・展望台を目指し
て歩きはじめる。

 直登に近いつづら折れを進み、平坦になったところでパノラマ台分岐となる。

 最初の目的地の展望台を、このパノラマ台方向と思い込み分岐を右へ
…中ノ倉トンネルの上に位置するはずの展望地だが、GPSの位置確認では
次第に離れていく方向へ進んでいた。


 間違いに気づき元の分岐へ戻り、さらに西進すると二つ目の案内看板があった。
その先に目的地の展望台あり。 ロスタイム10分!


午前7時46分:標高1070m?
 1000円札の逆さ富士(湖畔の春)を撮影した場所といわれている展望台へ到着。
茶色のアルミフェンスで囲われた場所は少々狭い。

 1000円札の富士山と同じアングルと思われる感じで撮影してみた。
 件の「湖畔の春」は湖面に逆さ富士が映りこんでいるが、今日の湖面は波が立って
いてNG。

1000円札富士のアングル                    湖畔の春?…現代版


午前8時00分:パノラマ台へ向かう
 往路と同じ道を戻らず展望台から尾根沿いに進む…踏み跡が少しあり。
稜線の北側、南側と交互に入れ替わる尾根筋の踏み跡を辿る。
杉、桧といった針葉樹は見当たらず、積み重なった枯葉の上を歩き続ける。
きつい登りも無い。


午前8時56分:標高1300m+?
 パノラマ台へ到着。 標識には1325mと書かれているがGPSでは1312m近辺。
このGPSの誤差傾向は+10m前後なので1300m+が妥当か。
国土地理院の等高線でも1300mを少し超え、1310m以下の標高となっている。

 小休止しながら富士山方向を展望する。
ここからの富士山方向は、手前の烏帽子岳越しの眺望となり湖は入らない。
それ以外の展望は良好。

午前9時12分:三方分山へ向かう。
 三方分山の手前にある精進山への登りが今回の一番キツイところ。
精進山には山頂標識代わりのミニ祠。 ピークを過ぎると笹原の尾根歩きとなる。

 三方分山の山頂手前で小熊?と思われる動物が笹原の中へと逃げ込む。

午前10時38分:標高1422m
 三方分山の山頂へ到着。 ここで昼食とする。
ここからの富士山方向の展望は、木々の枝と両側の山に挟まれた状態となり
湖を取り入れた景色にはならない。

 少々期待外れ。


午前11時00分:三方分山からパノラマ台方向に向けて出発
 往路の精進山へのキツイ登りが、今度はキツイ下りとなる。

 途中、三ツ沢峠手前の小ピークから精進湖側に張り出したところからの展望が良好

 さらに進むと、パノラマ台手前にて小学生が大量発生。
この集団、パノラマ台方向から根子峠を精進湖方向へ下っていく。
どこから登ってきたのか???

午前12時34分:パノラマ台を通過
 烏帽子岳へ向かう。 下りが続く道筋となる。
 烏帽子岳の手前で再び登り返し。

午前12時50分:標高1257m、烏帽子岳に到着
 山頂の標識なし。 富士山は雲の中。


午後1時00分:烏帽子岳から下山開始
 つづら折れの道を下る。
 下山途中にアカヤシオとドウダンツツジの紅白。

 下山途中、地図上の尾根筋ルートから外れる道筋となるが現況優先で下る。
今回は烏帽子岳の下りルートだけが地図と現状が合わない。

午後1時35分:本栖隧道バス停へ到着
 ここのバス路線は一日一本。
 帰り方向の出発時間は15:16分発のみ。待ち時間がもったいないので
歩くことにする…約3km。


午後2時10分:浩庵荘前Pへ到着。
 バスだと5分の道のりを徒歩35分。
道程はズット上り勾配なので少々つらい。

 登り:1時間36分(駐車場~展望台~パノラマ台)撮影時間、ロスタイム10分含む
 移動:1時間26分(パノラマ台~三方分山)
 下り:2時間35分(三方分山~本栖隧道バス停)撮影時間含む


 起点~終点の総行程:6時間50分(休憩含む)

 …事前のバス路線区間と休憩時間を除く行程時間の予想は7時間。
バスに乗車する時間に間に合うぐらいの時間配分でコースを回るはずだったのだが、
全体的に早目の足取りとなっていたようである。


【今回のルート】
元図は国土地理院ウオッちず転載

※本栖隧道の中を歩いている区間はGPS電波受信不可のためトレースが途切れている。

H26.4.28
 Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正

end

コメント
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