スゴ腕店主.Story。

ラーメン屋さんの情報満載。スゴ腕といわれる店主のお店をレポートしています。

【麺のつけ処】

2008年06月04日 | 宇都宮市


当時、宇都宮初となる「つけ麺」を看板に掲げたお店

その名は
【麺のつけ処】
いったい、どんなスゴ腕店主なのでしょうか

~ めんのつけどころ.Story。~
友人と居酒屋さんを経営する中で抱き始めるラーメン屋さんへの強き思い。自作でスープを作り始めるとその魅力に徐々に洗脳されていきます。県内で美味しいと評判の店はとにかく食べ歩き、このスープには何が入っているのかと研究の日々が始まる中、東京で出会った「つけ麺」。第二の洗脳はこの「つけ麺」でした。この美味しさに感動し、当時の宇都宮には馴染みのないつけ麺専門店としてあえて勝負を挑みます。前店舗が繁盛店だったこともあり、プレッシャーの中スタートしたつけ処ロード。当時は見本がないため、何が良くて何がダメなのかわからず迷走したと苦悩を語ります。味が安定するまでに1年半もの月日を必要としたそうです。今は重労働だけど楽しみながらやらせてもらっていますと柏矢倉さん。多くは語りませんが、秘めた強い思いが感じられました。

店の雰囲気
店内入口には、その日のお知らせが記されている黒板が客席はベンチタイプのイスを用いたカウンターと、奥には木のテーブルとイスこじんまりとした店内ですが、これらのアイテムから学校の教室を思わせ、どこか懐かしさを感じます


一問一答
Q.店名の由来は?
A.何人かの友人に候補を挙げてもらいそこから選んだのですが、今は失敗したかなって思っています(笑)覚えづらいですよね。改名しちゃおっかな(笑)

Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.麺、スープ、トッピング、どれかが主張しすぎず、バランスよく調和するよう考えて作っています。

Q.店主にとってラーメンとは?
A.今なくてはならないものかな。

Q.将来の展望は?
A.とにかく長くラーメン屋さんを続けていたいですね。

Q.好きなラーメン店は?
A.難しいなしばらく行ってないけど『一品香さん』かな。丼一杯のバランスが良く取れていると思います。

Q.店主がオススメするメニューは?
A.看板メニューとなる「特製つけ麺」です

ではその自慢の特製つけ麺を作っていただきましょう

調理の様子
ぐつぐつと沸いた熱湯の中に麺をほぐし入れます。茹で時間は約4分ほど。その間に極上のとろとろチャーシューをフライパンで店内はこの醤油の香ばしい香りが充満しています秘伝の醤油ダレを丼に入れ、長時間炊き出したコクうまスープを注ぎます


とろけるチャーシューは、箸とレンゲを使って、そーっと、そーっと添えられます平ざるで湯切りをした後は、刻み海苔、煮玉子をトッピング


そして完成したスゴ腕店主の一杯

特製つけ麺〔850円〕

麺の特徴
県内産の小麦を使った麺は、色白の平打ち中太縮れ麺。つるつるとした食感のため、麺自体はスープを吸う感覚はなく、縮れとスープの濃度でしっかりと調和を計っている。支流となっている太く歯応えのある麺とは差別化しているそうです。

スープの特徴
つけ汁はスープ割をしなくとも飲んでしまうお客さんが続出するのだとか。仕込んでから完成までに丸一日は掛かるというスープは、濃厚に炊き出されたコクと旨みを兼ね備えたスープ。嫌みのないかすかな甘味が余韻を残し、後を引く。

トッピングの特徴
これが目的の人も多いはず絶品の呼び声高いチャーシューは、余計な脂身を削ぎ落とした国産の豚バラを6時間かけて調理する。ほろほろに崩れる柔らかさは絶妙で、香ばしさがたまらない秀逸ぶり他には青菜、葱、半熟玉子など。



茹で餃子〔300円〕

特徴
餃子は茹で餃子。水餃子用の皮を使用しているため皮のプリプリ感を楽しめる。口にほお張り噛み締めると、肉の旨汁がジュワーッと流れ、口いっぱいに広がります。味はしっかりめに入っているのでそのままでも味わえます

お客様へのメッセージ
狭い店ですが、一度食べに来てください。

店舗Data
住:宇都宮市大曽1-8-1 阿子島ハイツ1F
休:水曜日
営:11:30-15:00/18:00-21:30
他:店内禁煙
修:独学
開:2005年4月

他メニュー
つけ麺 こく辛つけ麺
らーめん(あっさり・こってり) 特製らーめん あっさりワンタン麺
茹で餃子 あぶりチャーシュー丼(小・中) など


これがスゴ腕


※麺のつけ処さん取材協力ありがとうございました。