

当時、宇都宮初となる「つけ麺」を看板に掲げたお店






~ めんのつけどころ.Story。~
友人と居酒屋さんを経営する中で抱き始めるラーメン屋さんへの強き思い。自作でスープを作り始めるとその魅力に徐々に洗脳されていきます。県内で美味しいと評判の店はとにかく食べ歩き、このスープには何が入っているのかと研究の日々が始まる中、東京で出会った「つけ麺」。第二の洗脳はこの「つけ麺」でした。この美味しさに感動し、当時の宇都宮には馴染みのないつけ麺専門店としてあえて勝負を挑みます。前店舗が繁盛店だったこともあり、プレッシャーの中スタートしたつけ処ロード。当時は見本がないため、何が良くて何がダメなのかわからず迷走したと苦悩を語ります。味が安定するまでに1年半もの月日を必要としたそうです。今は重労働だけど楽しみながらやらせてもらっていますと柏矢倉さん。多くは語りませんが、秘めた強い思いが感じられました。

店内入口には、その日のお知らせが記されている黒板が







Q.店名の由来は?
A.何人かの友人に候補を挙げてもらいそこから選んだのですが、今は失敗したかなって思っています(笑)覚えづらいですよね。改名しちゃおっかな(笑)
Q.ラーメンを作る上で一番こだわっているところは?
A.麺、スープ、トッピング、どれかが主張しすぎず、バランスよく調和するよう考えて作っています。
Q.店主にとってラーメンとは?
A.今なくてはならないものかな。
Q.将来の展望は?
A.とにかく長くラーメン屋さんを続けていたいですね。
Q.好きなラーメン店は?
A.難しいな

Q.店主がオススメするメニューは?
A.看板メニューとなる「特製つけ麺」です

ではその自慢の特製つけ麺を作っていただきましょう


ぐつぐつと沸いた熱湯の中に麺をほぐし入れます。茹で時間は約4分ほど。その間に極上のとろとろチャーシューをフライパンで






とろけるチャーシューは、箸とレンゲを使って、そーっと、そーっと添えられます








特製つけ麺〔850円〕

県内産の小麦を使った麺は、色白の平打ち中太縮れ麺。つるつるとした食感のため、麺自体はスープを吸う感覚はなく、縮れとスープの濃度でしっかりと調和を計っている。支流となっている太く歯応えのある麺とは差別化しているそうです。

つけ汁はスープ割をしなくとも飲んでしまうお客さんが続出するのだとか。仕込んでから完成までに丸一日は掛かるというスープは、濃厚に炊き出されたコクと旨みを兼ね備えたスープ。嫌みのないかすかな甘味が余韻を残し、後を引く。

これが目的の人も多いはず



茹で餃子〔300円〕

餃子は茹で餃子。水餃子用の皮を使用しているため皮のプリプリ感を楽しめる。口にほお張り噛み締めると、肉の旨汁がジュワーッと流れ、口いっぱいに広がります。味はしっかりめに入っているのでそのままでも味わえます


狭い店ですが、一度食べに来てください。


休:水曜日
営:11:30-15:00/18:00-21:30
他:店内禁煙
修:独学
開:2005年4月
他メニュー









※麺のつけ処さん取材協力ありがとうございました。
本当に旨いよあの肉は。
夏用の冷やし系のメニューをやる予定はないのですか。