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ぽわわーん日記

私が通う理由は・・・・

2008年03月18日 | ひとりごと
私が大嫌いな歯医者に通う理由は・・・、
ただひとつ。

ココアバターのハンドソープ。

うっとりするあまーい香り。
舶来もんです。

歯医者さんは知ってるのだろうか?
私が定期的に通う理由があなたの腕でなく
ココアバターの香りに誘われてってこと。

趣味は女磨き

2008年03月17日 | ひとりごと
藤原紀香がエステのCMで

「趣味は女磨き」

と不敵な笑みを浮かべて言うの。アレみてさ、

「はいはい。あなたは磨きがいあるわね。
 どうぞ磨いておくんなまし。けっ。」

とテレビの前で着膨れて寝転がって毒づいてたpowa。



さてさて、
あたたくなり、重たいコートを脱ぎ、ブーツも来年のためにリフト付け替えし、
タイツもそろそろやめようと思う今日この頃。

うううっ!!

黒いタイツをはいてるときは気にもしなかった足のムクミが!粉ふき芋みたいにカサカサ!
爪もボロボロ・・・。
こんなんじゃスカートから足出せないよ。
オープントウの靴も履けないよ。ぐすん。
顔だって、せっかく買ったシャネルのパステルのシャドウが似合わない、
ピンクの口紅も浮いてるし。
紫外線なんて気にせずいたから透明感がないわけさ。
きっと、ずっとタートルで隠してた胸元の開いた服を着ても、
半袖を着ても、違和感あるんだと思う。

そう、全身から放置感が漂ってるのだ!!
どーしよー!?
powa、春を迎えらんないよー。
えーん。

明日からやれること、なんだろう?
日焼け止めを塗ること。
お風呂上りに薔薇のボディミルクで首と足のマッサージすること。
ペディキュアを塗ること。
今日からやればいいけど明日から。

「義務は女磨き。」

このまんまじゃ、春をむかえられないよ。
どげんかせんといかん!

今頃になって紀香さまの不敵な笑みがうらめしく思えます。

ダージリン急行

2008年03月15日 | 映画
「ダージリン急行」を見ました。

いいね~、いいね~。
インドを旅するワケアリ3人兄弟のロードムービー。
セレブな家庭に育った兄弟だけどなんだかトンチンカン。
ゴージャスなインドの寝台列車、車窓、カラフルなサリー、
旅好きのpowaには興奮する映像です。

滑稽なほど大きなトランクをいくつも抱えて旅をしている3人。
田舎町でよろよろになりながら運んだり、バスの屋上に乗せたり、
もうっ、邪魔だよ!!放りだせよ!!と叫びたくなるの。
ラストシーンで列車に飛び乗るためにトランクを捨てる3人。
いままで抱えてたいらないモノや感情やプライドを捨てたのか
スッキリした表情が印象的でした。

きっと、powaも本当はいらないけど捨てられないいろんなの抱えてるんだろうなー。
それを手放せた時、スッキリするんだろうなー。
なかなか勇気ないんだけどね。


*カバンはルイ・ヴィトンのデザイナーであるマーク・ジャイコブスが
 この映画のためにデザインしたものだって。
 なーるほど、存在感あるし、物語の重要な意味を持ったカバンだもんな。

ビックリ!おでん

2008年03月14日 | ひとりごと
ずっと気になっていた京風おでん”玄”さんに行ってみました。

湯葉 菜の花 トマト(写真) さつま揚げ レタス・・・
なんだか普通のおでんっぽくない。
京風というだけあって御出汁はぷーんとカツオの香りがする薄味。
どれも上品なお味で美味しい。
和辛子の代わりに紅葉おろしが添えてある。

イチバン意外で美味しかったのはカマンベールチーズのおでん。
御出汁とチーズって不思議と合うの!

3月は送別会など外食が多くて胃がもたれてたけど
アッサリ上品なおでんはやさしかった。
京都の人はこんな上品な味付けで日々を過ごしてるのでしょうか?
コッテリ味を好むの九州人とか気質も違うんでしょうねー。

セクシーダイナマイト

2008年03月12日 | ひとりごと
「勝負前に使ってください。」

と一回り年下の女の子からラッシュのバスボム(入浴剤)とプレゼントされました。
”セクシーダイナマイト”というバスボムです。
あははははは。
一回りも下の子に心配されてるpowa。
使用期限は1年。
1年かぁ・・・・・・、勝負するかぁ・・・・・。

お風呂に入れると薔薇の花がふわっと浮かぶそうです。
なんだかクレオパトラ気分になれそう。
悪女powaを目指しましょう。

あんなに好きだったのに・・・

2008年03月12日 | ひとりごと
あんなに好きだったのに・・・
今じゃ食べれなくなったものたくさんあります。

デニッシュパン。
バイト時代、食べ過ぎてデブになった。
今はバターの香りにウッときます。
(パンをお昼ご飯に選ばなくなった。甘い物も好きじゃなくなった。)
ちんすこう。
新入社員時代、「ちんすこう大好き」と言ったら毎週出張者がお土産にくれた。
今じゃ全く手をつけない。
(誰もpowa個人には買ってくれない。年とったから?)
プロ野球。
一時期、会社から帰るとテレビに直行、外出時はケータイで速報まで見てた。
テレビ中継が終わってもケーブルテレビで試合終了まで観戦、オヤジ化してた。
今じゃスポーツ新聞は家にあるけど全く野球情報はチェックしない。
(食べ物じゃないけど)

あんなに好きだったのにね。
今じゃ全く好きじゃない。
一体なんだろうねー?
あの時は本当に好きだったのにねー。

どうでもいいけど、
なんとなくさみしくなったりする。

がばいばあちゃんの言葉

2008年03月10日 | ひとりごと
「世の中1万種くらい仕事あるから、なにも心配するな」

ですってー。

powaの職歴は親戚の本屋さん、パン屋さん、カバン屋さん、デパートの包装、
今はなき天神名店街のアナウンスのバイト、
そして卒業してからは今もお勤めしてる会社の窓際OL(10年以上)です。

たったの6種類しか経験してません。

向いてない順に並べると、窓際OL、包装、パン屋さんかな。
好きな順ではカバン屋さん、本屋さん、アナウンスかな。
好きといっても、鞄が好き、本読むの好き、だから並べるのも売るのも苦でない
って程度。
アナウンスは結構自分の声が好きなもんで・・・えへへ。
(なのに、風邪で鼻声のpowa「お前(の声)キモい」と言われショックだった)
そして、イチバン不向きな場所に10年以上いるのは情けないです。

というわけで仕事についてはいつも不安を抱えています。

あと、9994種の仕事にpowaにピッタンコカンカンの仕事はあるのでしょうか?
”お嫁さん”がピッタンコカンカンなお仕事であって欲しいものです。

がばいばあちゃんの言葉は極端だけど胸にストンと落ち、励まされるんですよね。

恐怖の蟹狩りツアー ③三拝云(ありがとう)

2008年03月09日 | 沖縄
蟹狩りツアー・・・・・、
”つづく”と書いて早一ヶ月。
全然つづいてないですね。
主役である(?)ボスから何度も「裏切り者!」とののしられたけど
なかなかスイッチが入らなくって・・・、うだうだ。

スイッチON!

前進あるのみ、と覚悟は決めた。
巣穴を目指して前へ前へ黙々とずんずん前進する。
根っ子に引っ掛りながら、バシバシと枝に顔をひっぱたかれながら、
立ち止まらず前進する。
ボスの姿が見えなくって不安になるけど声を出して呼ばず、
あるかなきかのかすかな勘とかすかなガサゴソ音の聞こえる方へ進む。

「あ、ボスー!」

ボスの姿にホッとして思わず声を掛ける。

「うるさい!!
 オレはお前のために立ち止まったんじゃない。
 蟹の巣穴があったから立ち止まっただけだ。」

と冷たく言い放ち、巣穴にモリを突っ込み、蟹を探っている。
汗を流しながら、前神経をモリを握る手に集めて蟹の存在を感じとろうとしてる。

最初の巣穴には蟹はいなかった。
ボスはスクっと立ち上がり、
風を感じてるのか?物音を感じてるのか?気配を感じてるのか?
目をつぶって何かを感じ取ろうとしている。
声を掛けることなどできない。
なんだか、ボスにムシの触覚が生えてるんじゃないかと思った。
まるで動物みたいだ。

ボスの触覚は何かを感じとったのだろうか?
何も言わず、また動き出した。

powaも何もいわず付いて行く。
マングローブの根っ子の間を歩くのにも大分慣れた。
それでもあっという間にボスの背中は見えなくなる。

しばらくすると、ボス。
巣穴にモリを突っ込んでる。

「オッ、オッ。」

と短い声。

「蟹?いる?」

「うるさい!」

集中してる。

しばらくモリを巣穴に突っ込んだり抜いたりした後、

「ホラ、蟹!リュック開けろ!」

「うわー、でっかい!!ボス、デカイ蟹!!すごい!!」

「うるさい!早くリュック!蟹に指切らすぞ!!」


ずしりと重い蟹を背負い、意気揚々とマングローブの林を歩き帰る。
狩りもしたのはpowaじゃないのに獲物を背負うことで自分も働いた気分だ。


夜、ゆでた蟹をガブリ頬張りながら八代亜紀を聴いた。
ボスは演歌が好きらしい。
蟹と八代亜紀の組合せもオツなもんだ。
「蟹は青紫蘇ドレッシングがイチバン合うんだ。」
とボスは言う。
ノコギリガサミは繊維が太く、味は濃く、爪の部分はギッシリ肉が詰まっていて
ガブリと口をいっぱいにして食べるのがヨイ。
「ウマイ!!」
powaが感想を言うまえに驚くほどデカイ声でボスが叫ぶ。
「うまいか?」
と聞かれても口の中に蟹がいっぱいでモゴモゴ声にならない。

次はボス特製のガサミのパスタ!!
待ってる間、八代亜紀と一緒に歌ったら
「うるさい!ヘタな歌うたうな!」
と怒られた。

山盛りのガサミのパスタをどんと。
勝手にクリームパスタを想像していたけど、ピリ辛(チリソース)な味付け。

「ウマイ!!」
またpowaより先にボスが叫ぶ。

「ん!おいしー!!」

「ウマイだろー?自分で苦労して捕まえたからウマイんだ。」

「おいしー!」

「ホラ!写真撮ったか?帰ったら友達に西表島の楽しさを宣伝しろよ!」

「うん。おいしー!!」

「うるさい!おいしいは3回も言うとわざとらしい!」


旅の目的であったガサミのパスタにありつくまでの道のりは長かったなー。
マングローブの林の中で遭難しちゃうんじゃないかと怯え、
動物化したボスの怒鳴り声に怯え、
蟹に指切られるんじゃないかと怯え、
やっとパスタを口にしたときの感動ったら、
高級レストランで味わえない感動です。


月の満ち欠けや潮の満ち引きというのは不思議だ。
そのメカニズムはよく分からないけど
足元の海水がひたひたひたと水位を上げていくのを見て
ひたひたと自然の力に胸がいっぱいになる。
自然のサイクルは裏切らない。
都会で生活しているとそんなこと気にもしたことないなー。
職場から海は見えるけど灰色の海が生きているような気がしない。
自然のサイクルなど関係なく日々が過ぎていくんだなー。
だけど、どこにいたって自然のサイクルは変わらず人間に影響を与えてるんだよね。
自然のサイクルを意識して生活してみよう。


西表島でボスの案内で少しだけ自然に入って自然の恵みをいただけたこと
有難く思います。
ボス、三拝云(ありがとう)!!

恐怖の蟹狩りツアー ②前進あるのみ

2008年03月09日 | 沖縄
蟹狩りツアー・・・・、
随分あいだが空いちゃった。
ま、いっか。いいに決まってる。うんうん。

(①からつづく)


干上がってドロドロの川。
いぼる~、いぼる~。
(「いぼる」というのは博多弁げな。
 標準語だとぬかるみにはまり込むというとかいな?しらん)
ボスはもう随分前を背筋を伸ばしていぼりもせずズンズン歩いている。

干上がったといっても、やっぱり川は川。
カラカラに干上がってるわけでなく、
川らしく水が流れてる場所もあるんだなー。
ボスがモリで水深を測って浅めの場所を渡るのだけど
長靴の中に水がズボズボと入り、腰まで水がくる。

ううっ、powaは川を渡る鹿みたいだなー。

「キャー」なんてかわいい声を上げてみてもボスは無視。
ズンズンズンズン水なんてないかのように真っ直ぐマングローブの林へ突進。
ボスは戦闘態勢、いや狩猟体制に入っているのだ。
蟹狩りは蟹狩りごっこじゃないんだ。
遊びじゃないんだ。

マングローブの林の中へ。

満潮時はマングローブの根っ子は水の下で見えないが
干潮時はタコの足みたいな根っ子が露出する(写真)。
密集してるし、低い位置まで枝葉が伸びてるし、足元は根っ子が張り巡らされていて
すっごっく歩きにくい。
根っ子につまずかないように足元を見ていると顔に枝がバシバシ突き刺さる。
大切な顔に傷を入れないようにと気をつけると足は根ひひっかかりコケる。

もうっ!こわい!

と前を見ると・・・・、ボスの姿はない。
遠くにガサガサモノ音がするのみ。

パニックになり、

「ボス!!ボス!!どこ????ボースー!!!」

「うるさい!ダラダラすんな!!さっさと歩け!!」

と遠くから怒鳴り声。

えーん。マジでこわい。
一生懸命歩く。
でも、どっちに歩いていいのか方向が分からない。

「ボスー!!ボスー!!ボースー!!」

返事はない。
今度はガサガサという物音も聞こえない。

どうしよー!?
powa、西表島で遭難しちゃうの??
ここで蟹のエサになっちゃうの??
ミイラ取りがミイラになるってpowaのこと??
船に貼ってあった、行方不明の旅行者の写真を思い出す。
あぁ・・・、お父さん、お母さん・・・。

ここまできちゃったんだ、powa。
仕方ない。

こうなったら歩くしかない。
どっちへ行けばいいのか分からないけど、
行けるほうに行こう。
前進あるのみ。
前進!
もう、顔に突き刺さる枝もワナのように張り巡らされた根っ子も
怖くなんかない。
前へ前へ進むんだ!


                     ~つづく~

恐怖の蟹狩りツアー ①不機嫌は恐怖の前触れ

2008年03月09日 | 沖縄
「そうだ、そうなんだ!」

シンバの気付きの瞬間の力強い歌声。
powaはライオンキングを観て以来
「そうだ、そうなんだ!」
とひとり歌う。
そこから続く歌詞はないのだけど。


「そうだ、そうだった!」
そういえばpowaったら西表日記を中断してたぞ、
うぐぐぐぐ・・・。
”恐怖の蟹狩ツアー”について書くって予告してたのに。
あの時にことは思い出すと足がぶるぶるガクガクするんだ。
だから書けなかったんだ(いいわけ)。


石垣に出発する前日、
「蟹獲りに行くからオンボロズボン1本持ってこい。」
とボスからメールがきた。
その後、
「オンボロズボン入れたか?お前の服はどうぜ全部オンボロだけどな。」
という失礼な念押し。
オンボロじゃないやい。ふん。

狩り当日。

朝ボスを呼びに行くと・・・見るからに超不機嫌。
これが猫なんかだと、触ったら毛を逆立ててギャンと引っ掛れそうなカンジ。
うぐぐぐぐ・・・。
ボスおなか減ってるのかなー?
機嫌が悪いのは空腹のせいとしか思いつかないpowa。

長靴を手渡される。

「最初に言っとく。
 オレが長靴履いた瞬間から絶対1秒でも待たない。
 ついて来れないなら最初から来るな。足手まとい。
 マングローブの中でもしゃんと歩かないとすぐ見失うからな。
 あそこで迷子になったらお前なんか二度と帰れないからな。
 でも、待たない。探さない。帰る。
 どうする?行くのか、行かないのか。」

うぐぐぐぐ・・・、こわい。
でもさ、せっかくオンボロズボン持って来たんだもの。

「はい。行きます。連れて行ってください。蟹狩り。
 がんばるし・・・。」

空っぽのリュックを手渡される。

「リュックからって先に車に乗っとけ。
 ぐずぐずすんな!」

うげー、なんかこわーい。
でも、楽しみ~。カニ♪カニ♪カニ♪
カニのパスタはボスの得意料理なんだってー。


ここでちょっと説明。
蟹というのはマングローブの根元に巣をつくってるノコギリガサミ。
巨大で、ハサミに挟まれると指なんてふっとんじゃうほど強いらしい。
この蟹を潮が引いた時に歩いて川を渡り、マングローブの林に入り、
根元の巣を探して、モリで巣の中の蟹を引っ張るって獲るのさ。
(写真は潮が満ちてる状態)
潮が引いてる間に蟹を獲って戻らないとあっというまに水位が上がって
戻れなくなっちゃうんだ。時間との勝負。
蟹狩りといってもpowaの仕事はリュックを背負ってついていくだけ。
ボスが獲った蟹をリュックに入れ、
まるで自分で獲ったかのように得意顔でずっしり重たいリュックを背負って帰ればいいのだ。


川に下りるポイントに到着。
車中ほとんど会話なし。
ゴハンは食べても不機嫌なボス。
不機嫌な理由は空腹のせいじゃなかったみたいだね。
ま、いっか。(よくないけど)

ボスはモリを手にスタスタ早足。
観光客の若い女の子達がボスをみて、
「わー食べ物とれるのかなー」
と声を上げると
「カニ、カニ」
と言葉少ないけど少しやさしい声で答えてる。
けっ。
でも、powaもちょっぴり得意顔。
声を出さずに「カニ、カニ」と真似して言ってみる。


そうこうしてるうちに、マングローブの林どころか干上がったドロドロに足を踏みいれる前に
ボスは随分遠く前を歩いている。
ヤバイ、おいていかれちゃう~、
と気を引き締めリュックを背負いなおし早足でついていくpowaでした。

                             ~つづく~