蟹狩りツアー・・・・・、
”つづく”と書いて早一ヶ月。
全然つづいてないですね。
主役である(?)ボスから何度も「裏切り者!」とののしられたけど
なかなかスイッチが入らなくって・・・、うだうだ。
スイッチON!
前進あるのみ、と覚悟は決めた。
巣穴を目指して前へ前へ黙々とずんずん前進する。
根っ子に引っ掛りながら、バシバシと枝に顔をひっぱたかれながら、
立ち止まらず前進する。
ボスの姿が見えなくって不安になるけど声を出して呼ばず、
あるかなきかのかすかな勘とかすかなガサゴソ音の聞こえる方へ進む。
「あ、ボスー!」
ボスの姿にホッとして思わず声を掛ける。
「うるさい!!
オレはお前のために立ち止まったんじゃない。
蟹の巣穴があったから立ち止まっただけだ。」
と冷たく言い放ち、巣穴にモリを突っ込み、蟹を探っている。
汗を流しながら、前神経をモリを握る手に集めて蟹の存在を感じとろうとしてる。
最初の巣穴には蟹はいなかった。
ボスはスクっと立ち上がり、
風を感じてるのか?物音を感じてるのか?気配を感じてるのか?
目をつぶって何かを感じ取ろうとしている。
声を掛けることなどできない。
なんだか、ボスにムシの触覚が生えてるんじゃないかと思った。
まるで動物みたいだ。
ボスの触覚は何かを感じとったのだろうか?
何も言わず、また動き出した。
powaも何もいわず付いて行く。
マングローブの根っ子の間を歩くのにも大分慣れた。
それでもあっという間にボスの背中は見えなくなる。
しばらくすると、ボス。
巣穴にモリを突っ込んでる。
「オッ、オッ。」
と短い声。
「蟹?いる?」
「うるさい!」
集中してる。
しばらくモリを巣穴に突っ込んだり抜いたりした後、
「ホラ、蟹!リュック開けろ!」
「うわー、でっかい!!ボス、デカイ蟹!!すごい!!」
「うるさい!早くリュック!蟹に指切らすぞ!!」
ずしりと重い蟹を背負い、意気揚々とマングローブの林を歩き帰る。
狩りもしたのはpowaじゃないのに獲物を背負うことで自分も働いた気分だ。
夜、ゆでた蟹をガブリ頬張りながら八代亜紀を聴いた。
ボスは演歌が好きらしい。
蟹と八代亜紀の組合せもオツなもんだ。
「蟹は青紫蘇ドレッシングがイチバン合うんだ。」
とボスは言う。
ノコギリガサミは繊維が太く、味は濃く、爪の部分はギッシリ肉が詰まっていて
ガブリと口をいっぱいにして食べるのがヨイ。
「ウマイ!!」
powaが感想を言うまえに驚くほどデカイ声でボスが叫ぶ。
「うまいか?」
と聞かれても口の中に蟹がいっぱいでモゴモゴ声にならない。
次はボス特製のガサミのパスタ!!
待ってる間、八代亜紀と一緒に歌ったら
「うるさい!ヘタな歌うたうな!」
と怒られた。
山盛りのガサミのパスタをどんと。
勝手にクリームパスタを想像していたけど、ピリ辛(チリソース)な味付け。
「ウマイ!!」
またpowaより先にボスが叫ぶ。
「ん!おいしー!!」
「ウマイだろー?自分で苦労して捕まえたからウマイんだ。」
「おいしー!」
「ホラ!写真撮ったか?帰ったら友達に西表島の楽しさを宣伝しろよ!」
「うん。おいしー!!」
「うるさい!おいしいは3回も言うとわざとらしい!」
旅の目的であったガサミのパスタにありつくまでの道のりは長かったなー。
マングローブの林の中で遭難しちゃうんじゃないかと怯え、
動物化したボスの怒鳴り声に怯え、
蟹に指切られるんじゃないかと怯え、
やっとパスタを口にしたときの感動ったら、
高級レストランで味わえない感動です。
月の満ち欠けや潮の満ち引きというのは不思議だ。
そのメカニズムはよく分からないけど
足元の海水がひたひたひたと水位を上げていくのを見て
ひたひたと自然の力に胸がいっぱいになる。
自然のサイクルは裏切らない。
都会で生活しているとそんなこと気にもしたことないなー。
職場から海は見えるけど灰色の海が生きているような気がしない。
自然のサイクルなど関係なく日々が過ぎていくんだなー。
だけど、どこにいたって自然のサイクルは変わらず人間に影響を与えてるんだよね。
自然のサイクルを意識して生活してみよう。
西表島でボスの案内で少しだけ自然に入って自然の恵みをいただけたこと
有難く思います。
ボス、三拝云(ありがとう)!!
”つづく”と書いて早一ヶ月。
全然つづいてないですね。
主役である(?)ボスから何度も「裏切り者!」とののしられたけど
なかなかスイッチが入らなくって・・・、うだうだ。
スイッチON!
前進あるのみ、と覚悟は決めた。
巣穴を目指して前へ前へ黙々とずんずん前進する。
根っ子に引っ掛りながら、バシバシと枝に顔をひっぱたかれながら、
立ち止まらず前進する。
ボスの姿が見えなくって不安になるけど声を出して呼ばず、
あるかなきかのかすかな勘とかすかなガサゴソ音の聞こえる方へ進む。
「あ、ボスー!」
ボスの姿にホッとして思わず声を掛ける。
「うるさい!!
オレはお前のために立ち止まったんじゃない。
蟹の巣穴があったから立ち止まっただけだ。」
と冷たく言い放ち、巣穴にモリを突っ込み、蟹を探っている。
汗を流しながら、前神経をモリを握る手に集めて蟹の存在を感じとろうとしてる。
最初の巣穴には蟹はいなかった。
ボスはスクっと立ち上がり、
風を感じてるのか?物音を感じてるのか?気配を感じてるのか?
目をつぶって何かを感じ取ろうとしている。
声を掛けることなどできない。
なんだか、ボスにムシの触覚が生えてるんじゃないかと思った。
まるで動物みたいだ。
ボスの触覚は何かを感じとったのだろうか?
何も言わず、また動き出した。
powaも何もいわず付いて行く。
マングローブの根っ子の間を歩くのにも大分慣れた。
それでもあっという間にボスの背中は見えなくなる。
しばらくすると、ボス。
巣穴にモリを突っ込んでる。
「オッ、オッ。」
と短い声。
「蟹?いる?」
「うるさい!」
集中してる。
しばらくモリを巣穴に突っ込んだり抜いたりした後、
「ホラ、蟹!リュック開けろ!」
「うわー、でっかい!!ボス、デカイ蟹!!すごい!!」
「うるさい!早くリュック!蟹に指切らすぞ!!」
ずしりと重い蟹を背負い、意気揚々とマングローブの林を歩き帰る。
狩りもしたのはpowaじゃないのに獲物を背負うことで自分も働いた気分だ。
夜、ゆでた蟹をガブリ頬張りながら八代亜紀を聴いた。
ボスは演歌が好きらしい。
蟹と八代亜紀の組合せもオツなもんだ。
「蟹は青紫蘇ドレッシングがイチバン合うんだ。」
とボスは言う。
ノコギリガサミは繊維が太く、味は濃く、爪の部分はギッシリ肉が詰まっていて
ガブリと口をいっぱいにして食べるのがヨイ。
「ウマイ!!」
powaが感想を言うまえに驚くほどデカイ声でボスが叫ぶ。
「うまいか?」
と聞かれても口の中に蟹がいっぱいでモゴモゴ声にならない。
次はボス特製のガサミのパスタ!!
待ってる間、八代亜紀と一緒に歌ったら
「うるさい!ヘタな歌うたうな!」
と怒られた。
山盛りのガサミのパスタをどんと。
勝手にクリームパスタを想像していたけど、ピリ辛(チリソース)な味付け。
「ウマイ!!」
またpowaより先にボスが叫ぶ。
「ん!おいしー!!」
「ウマイだろー?自分で苦労して捕まえたからウマイんだ。」
「おいしー!」
「ホラ!写真撮ったか?帰ったら友達に西表島の楽しさを宣伝しろよ!」
「うん。おいしー!!」
「うるさい!おいしいは3回も言うとわざとらしい!」
旅の目的であったガサミのパスタにありつくまでの道のりは長かったなー。
マングローブの林の中で遭難しちゃうんじゃないかと怯え、
動物化したボスの怒鳴り声に怯え、
蟹に指切られるんじゃないかと怯え、
やっとパスタを口にしたときの感動ったら、
高級レストランで味わえない感動です。
月の満ち欠けや潮の満ち引きというのは不思議だ。
そのメカニズムはよく分からないけど
足元の海水がひたひたひたと水位を上げていくのを見て
ひたひたと自然の力に胸がいっぱいになる。
自然のサイクルは裏切らない。
都会で生活しているとそんなこと気にもしたことないなー。
職場から海は見えるけど灰色の海が生きているような気がしない。
自然のサイクルなど関係なく日々が過ぎていくんだなー。
だけど、どこにいたって自然のサイクルは変わらず人間に影響を与えてるんだよね。
自然のサイクルを意識して生活してみよう。
西表島でボスの案内で少しだけ自然に入って自然の恵みをいただけたこと
有難く思います。
ボス、三拝云(ありがとう)!!