「パリよ、こんにちは」

ｐｏｗａはアメリカ合衆国に行ったことがない。
アメリカに対する憧れもないんだよね。

海外に行くなら絶対ヨーロッパがいい。
石畳の街、教会の鐘の音、ハウステンボスに似た建物・・・。
（ハウステンボスがマネしてるのに）
想像しただけでぽわわーんとなる。

ただね、ヨーロッパは遠いし、言葉もダメだし、自分で計画するの大変なんだよね。
というわけで、ｐｏｗａは人から誘われたら「Ｙｅｓ！！」。
断らない、連れていって～と乗っかる人。
本当はギリシャや北欧に行ってみたいのだけど、
なぜだかフランス語を勉強してる友人から誘われたり、フランス人と結婚した友人から誘われたりで
行き先はフランスばかり。
「どーしてもフランスが好き！」って程のこだわりもないんだけどねー。

パリを舞台にした短編集「パリよ、こんにちわ」を読みました。
人気作家６名による６つの短編。
（林真理子、椎名誠、盛田隆二、松本侑子、狗飼恭子、唯川恵）

ｐｏｗａが気に入ったのは多分唯一の実話、
椎名誠さんの「パリの裸の王様」。
パリに三越が出店した時に取材で同行した業界紙の記者の話。
当時の社長は後に「三越事件」スキャンダルの主役・岡田茂社長だったそうな。
岡田社長が羽織袴にステッキ姿で悠々とオペラ通を歩く写真に付けた見出しは
「ナポレオンの再来のようだった」そうだ。
なんだか笑える。
作り話より現実のほうが面白いもんだわ。

本を読んで、パリの街を歩きたくなりました。
「どうしてもパリ」ではないけれど、やっぱりパリは魅力的な街。
好きですね。

「山のあなた 徳市の恋」

日本って美しいなーと思える映画「山のあなた　徳市の恋」。

主演女優のマイコさん、ホント美しい。
しっとりした美しさにうっとり。
資生堂の企業ＣＭに出演してたモデルさんなんだよね。
「本日わたしはフラれました・・・」という歌が流れていたＣＭ。

新緑の山の温泉場でののんびり流れる時間。
川のせせらぎの音。
なんだかまーったりー。
日本映画っていいよなー。