今年は春の嵐が激しいですね
今日はあのtomoさんの教室の13年度第1回目。
荷物が多いのに天候悪化ということで、億劫になる
(先生の方が遠くからいらっしゃるのにゴメンナサイ)
いや、こういう性格が今までの製作姿勢にも現れているのだと
池袋もよく分らないというのが増長させる一因だったりするのですが。
とにかく、池袋出迷うと思ったし、強風を心配して少し早めに家を出ました。
案の定、池袋で迷う
時間があったからパン屋さん『タカセ』に行きたかったのですが…
ここのバタークッキーがとっても美味しいのです。
迷いそうだったので西武の前で時間待ち。
西武に入った後も、コミュニティカレッジのある南館への行き方が分らず~
リブロについてもコミュニティカレッジへ行くエレベータが分らない
すでにどっぷり気疲れ
という具合でしたが、講座自体はとっても楽しかったです
小ぢんまりした教室に女性ばかり
30名。
でも、ホンワカした雰囲気でした。
今日は道具の説明と、先生の制作風景を見てお勉強しました。
先生の手元を写すモニターも2台あり、見やすかったです。
夢中になる先生の手元がモニターから外れると
「外れてます~」
と言ったり、そっとビデオを手元に近付けたり。
ヒートプレスの実演もしてくださいました。
わたしはヒートプレスをしたことがないのですが、ヒートプレスにもいろいろ種類があること。
先生は電気コンロを使った簡易式の方法をなさっています。
これの方が、吸引式より使用する塩ビ板が少なくて済むんですって
そして、型にするプラバンは同じプラスチックでも、塩ビより溶点が低いという説明。
ほら、沸点ってあるじゃないですか。
あれと同じように、溶点も物によって違うから、塩ビは溶けてもプラバンは大丈夫と言うこと。
そんなこと、考えたこともありませんでした。
実演もあったのですが、お話の中にあった製作姿勢。
どの作家さんもおっしゃるのですが、リアルさは形より色と言うこと。
tomoさんも、色にはとても気を使い、こだわられているようです。
焦目は黄土色と茶色だけど、一口に黄土色と言ってもグラデーションがあること。
薄い黄土色から濃い黄土色へと重ねて行って焦げ目を作って行く。
必要な色は白・赤・緑・黄色・茶色・こげ茶で、あとは組み合わせでできる。
そこをできた色で塗ってしまうと、色について考えなくなっちゃうんですって。
写真一枚をとっても、自然光で写したものを参考にする方がいいこと。
例えば、雰囲気を出すため黄色いライトの下で撮影したものを参考にした場合。
雰囲気を出そうとまた黄色いらいとのしたでさつえいしたら、違和感が出てしまう。
そう言うことを考慮することも大切だということ。
日々の中で製作時間を見付けるのは大変だけど、考える時間も製作のひとつ。
例えば、洋服の色を見て、
「これは何色と何色を混ぜれば出せる」
と考えるだけでも、次へと繋がって行くというお話。
“なるほど”が詰まった濃厚な時間を過ごせました