伊東屋はいいなぁ

久しぶりに、銀座の伊東屋に行った。

看板である大きな赤いクリップを見るだけで、わくわく。
伊東屋は去年、創業１００年を迎えたそうだ。

しかし、いつ行っても、物に溢れていて、おもしろいなあ。
しかも、すべての物が、何らかの使命を持って、そこに居るのだ。
使われることを待っている。
なんだか、緊張感があるのだ。
すばらしい。

いつも、たいした目的もなく、何かおもしろいものはないだろうか、
とブラブラ～っとする。何も買わなくても、大満足。
とは言え、いつも、鉛筆１本とか、メモ帳とか、買ってしまうのだけど。

本日の目的は買ってきて、と頼まれていたシステム手帳のリフィル。
しかも、もう半分以上すぎてしまった今年2005年版のものだ。
前日に東急ハンズに買いに行ったのだが、すでに2005年のものは
ほとんどなく、目的のものは購入できず。
しかし、さすが伊東屋。伊東屋にはあるのだ！！2005年版！

あまり時間もなかったのだが、一応、他の文房具もチェック。
一階では、職人さんによる江戸風鈴の絵付けの実演をやっていた。
いいなぁ。日本の夏シリーズ。
しばし見学の後、となりで売っていた大ぶりのウチワを購入。
お世話になっている大阪に居る老夫婦に、
何かおいしいモノと一緒に贈るため。

あの、大きな赤いクリップが欲しいなあ、と思いつつ、伊東屋を後にした。