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讃岐村塾2020年2月

2020年02月22日 | 日記

2月22日(土)、標記のために、大学院生の渡邊君を連れて、高松市歴史資料館に行きました。

途中、高松市観光町の  tocotoco(トコトコ)という店に寄って昼食をとりました。ゼミ生の髙橋愛優華さんの叔母さんが経営されているお店です。高松高等予備校の建物の横にあります。ここは四国大学大学院修了生の田淵元博先生の紹介によるものですが、ここの経営者が彼の高校時代の同級生で、その方が髙橋さんの叔母さんということで、世の中は狭いことを実感しました。http://kamisama358853.livedoor.blog/archives/21247578.html

髙橋さんの叔母さん(左)とその娘さん、つまりは髙橋さんの従妹さん(右)が忙しく働いておられました。カレーとサラダのセットはとてもおいしかったです。しかも安い。1月に開店したばかりのお店ですが、サラリーマンや高校生などのお客様がたくさん来ている人気店でした。ぜひ一度行ってみてください。

讃岐村塾の講演会は、高松市歴史資料館で、13:30から90分間の講演がありました。

山口大学医学部名誉教授の中澤晶子先生の細菌学のお話です。中澤先生はご夫妻で共に医学博士で、私も渡邊君も懇意にさせていただいています。江戸時代の丸亀藩医の尾池松湾(1830~67) の一族の末裔にあたる方々です。

細菌学というと、書道とはかなり異なる世界と思いがちですが、そんなことはありません。細菌症のために薬を開発していた先生ですが、細菌は人間の上を行き、もっと進化してしまうので、近年は細菌を殺そうとする治療はしていないそうです。むしろ細菌の生態を調査して、共存していく道を探っているとのことでした。

自然は敵対するのでなく、共存する方向で行かないとうまくいかないのだそうで、これは近世の東洋の医学に近付いているのだと感じました。書道も、自然との共存をどう考えるかがポイントです。

たいへん勉強になりました。

 

 

 


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