ぱたぱた仙鳩ブログ

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文房四宝研究 

2018年10月31日 | 日記

10月31日(水)、大学院の授業で、渡邊君と一緒に紙漉きに挑戦しました。大学の前の土手に、「カラムシ」の採取に出かけました。

カラムシを15本ほど採集。葉は捨てて、茎だけにします。茎の皮をむいて集めました。

カセットコンロで、石灰と一緒に煮ました。

水洗いしてから、ザルで水からあげ、ハサミで細かく切って、水を入れてミキサーで細かくします。

楮の紙の繊維も少し加えました。濡らした綿のようになりました。

枠に布を張り、砕いた紙の素を流し込みます。

枠を引き上げて、ぞうきんの上で水分を取ります。

板の上に広げました。アイロンで乾かします。

面白い紙が完成しました。渡邊君は、ここに自作の漢詩を書く予定だそうです。

次回は、別な植物の繊維で、また異なった雰囲気の紙を制作予定です。

 

 


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