Gの魂

GEN的男学の咆哮

忘れじのボクサーたち~2

2014-02-13 | ボクシング

今日は午前中に区役所の運動教室を終え一旦帰宅、

部屋で古いボクシングのDVDを観ていました。

 

その昔、TVで放映したボクシング中継をたっぷりビデオに録りだめしていて、

現在は全部DVDにダビングして残してあるんです。

 

何度も再生したから画像は劣化しているけれど、ぼくの心のお宝の名勝負がたくさん☆

 

今日は1990年に行われた浅川誠二vs福田健吾の第2戦を観ました。

ちなみに第1戦はダウン応酬の末、浅川がKO勝ち☆

 

神戸拳闘会の浅川はホント強かった。

福田も良い選手でしたがね。

でもイケメン過ぎて映画に主演したり話題先行型だったのは否めないかな。

 

開始ゴング直前の浅川。

 

 

そしてリベンジに闘志を燃やす福田。

 

 

結果は浅川が福田を返り討ち、今度は完璧なノックアウト勝利でした。

 

浅川は2度の世界挑戦はどちらも完敗でしたね。

この頃はまだ世界の壁が厚い時代でした。

 

それでも当時の浅川は国内ではほぼ無敵だったと言って良かったでしょうな。

 

浅川が松本好二くんとチャンピオンベルトを賭けて闘った試合は90年代前半頃だったかな。

ぼくの予想は希望的憶測も含み、この時の松本くんなら浅川を攻略できると思ったんですけどね。

 

しかし読みは甘かった。

 

事実前半戦は松本くんも良かったんです、でも中盤から後半にかけて捕まりました。

そして最終ラウンド、松本くんは浅川の猛攻にさらされた・・・。

 

 

だけど松本くんもこの時の挫折をバネに、

浅川引退後のフエザー級チャンピオンとして一時代を築きましたがね。

現在は大橋ジムでチーフトレーナーを務めています。

 

 

ちなみに浅川は引退後、事故で亡くなったんですよ。

かなりお気の毒な最期だったようで。

 

なんかねぇ。

残念でした。

 

 

今も昔も国内はフエザー級近辺の層が厚いような気がします。

 

 

 

押忍

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GEN的現世論

2014-02-13 | こんな事考えてる

前回の記事「たのしくボクシングvol.5の補足です。

イベント準備の関係上、申込の締め切りを2月28日(金)までとさせて頂きます。

ご理解及びご協力のほどお願いいたします。

 

 

そして今日は病院→運動教室でした。

運動教室では事務を担当している臨時職員(♂)の身の上話を聴いたんですがね。

 

彼もやりたいことはあったらしいです。

でも途中で自分の才能の限界に気付いちゃったらしいです。

こりゃ無理だ、と。

 

ぼくはこれを悪いと思いません。

逆にその話を聴いて、あぁこの彼は本気だったんだ、って感じました。

じゃなきゃ才能を見切る域まで到達しませんもん。

 

あくまで私感ですがね。

 

あきらめず努力する事を美化する世の風潮に疑問を感じるんです。

戦前から続く日本の洗脳教育がまさにそれかなと。

 

もっと頑張れ!

努力は必ず報われる!

 

そうなのか!

よしもっと頑張ろう!

 

そんなワケないじゃないですか、現実はそんな甘くない。

でもそういう事にしておいた方が世の中の秩序が保たれる。

そういう事なんでしょうね。

 

 

愚直に努力し続けるだけじゃなく、勇気ある撤退だって必要だと思うんですよ。

ハードルを下げたっていいでしょう。

理想を方向転換するのだって全然悪いことじゃないと思うんです。

何よりも努力の方向が間違っていないかを確認する事だって大事なんです。

 

 

 

 

ちなみにこの彼には

「今のままだとそのうち彼女から見切りつけられるから気をつけな」

って言っておきました。

 

 

 

 

結局世の中アレか

 

・・・ってオチにはなって欲しくないものです

 

 

(苦笑)

 

 

 

押忍

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