宴の前の憂鬱

山中選手の激励会が行われた九段下のホテルから徒歩数分の場所に母校があるんです。

周囲には日本武道館、千鳥ケ淵、そして靖国神社などが。

 

ぼくは大学生の頃、昼食に学校近くのコンビニでのり弁当を買って

靖国神社内にあるベンチで食べていた時期がありました。

 

そして今回、宴会開始まで少し時間があったのでそのベンチを探しに行ったんです。

セブンイレブンで珈琲豆乳と１０５円の唐揚げ棒を買ってから♪

 

そして！

 

たぶんここだな・・・と思うベンチを発見しました。

さっそく座って飲食タイム☆

 

 

ベンチからの風景。

 

 

う～む。

２０数年後に再び同じ場所で同じ事をするとは思わなかった。

 

 

いや・・・・？

 

厳密に言うと同じでは・・ない？

 

 

あの頃はたぶん４～５００円ぐらいののり弁だったけれど、

今は１０５円の唐揚げ棒！

 

 

４０過ぎてるのに大学生の時より退化してる！

Σ(￣ロ￣lll)

 

 

何てこったい！

 

 

 

 

 

 

まぁ冗談はさておき

 

正直なところ、昔の仲間に会うのは少々億劫でした。

ぼくの年代になると皆それなりに社会的地位やステータスがあるじゃないですか。

 

さらにぼくの場合長期間消息を絶っていたので、

昔の仲間から質問攻めにさらされるのも容易に想像できたし。

 

それを考えるとねえ。

 

 

 

 

ぁあ面倒くせえなぁ

と、ひとりごちながら歩いたのは

 

千鳥ケ淵。

 

 

身近にこんな綺麗な風景があったのに、あの頃は全然気が付きませんでした。

何でだろう。

 

ん・・・

 

もしかしたら当時は綺麗だと感じなかっただけなのかもしれませんな。

それだけ感性が貧困だったんでしょう。

 

 

そんな事を考えながらパーティー会場のホテルに向かうぼくでした。

 

 

 

 

 

 

 

押忍

続・山中選手激励会

このパーティには山中選手が所属している帝拳ジムから、

浜田剛史代表と大和心（やまと・しん）トレーナーも出席されました。

 

ちなみに山中くんのチーフトレーナーである大和くんはぼくと同じ横浜高校ボクシング部卒です☆

そんなご縁でパーティの最中ちょっとだけ彼とお話しました。

 

それにしても大和くんイケメンですなぁ。

元日本チャンピオンの彼は引退後の何年か前まで芸能人としてタレント活動も行ってました。

 

 

ところで前回の記事にも書きましたがパーティ出席者の年齢層が非常に高いんです。

２０代～３０代くらいなどほとんど見当たらずで。

 

意外にもぼく世代の４０代グループが一番若手だった気がします。

 

この彼らがぼく世代のボクシング部ＯＢ達。

長～い来賓の挨拶を聞いてるところです。

ちなみに右端のオールバックの彼が例の約２０年ぶりに会った１学年下の後輩です。

アウトレイジに出てくる暴力団の金庫番みたいな風貌になってました。

 

 

宴会の最中は予想通りほとんどの時間が参列者と山中くんの撮影会状態に。

皆とっかえひっかえ壇上に上がって記念撮影大会。

 

こりゃ俺らの出る幕無いなぁ・・・

と、金庫番と話して居たところ。。。

 

突然、ボクシング部ＯＢグループは壇上に集合の指令が！

皆で山中チャンピオンを囲んでの撮影会になりました。

 

そして壇上は一斉にフラッシュの嵐。

チャンピオンと一緒にたくさんのデジカメで撮られました

 

 

しかし！

 

 

自分の写メで撮らないと意味無いんだよな～ （￣～￣；）

 

 

よって山中くんと一緒に写ってる画像はナッシングです（笑）

 

まっ、いいです。

そんなもんだろ、って最初から思ってたし。

 

 

 

 

そして宴もたけなわの頃、真打登場です☆

 

山中チャンピオンは何を話しても喝采と拍手の連続でした。

朴訥な雰囲気もありますが、話すととても感じの良い好漢でしたよ。

 

 

次回８月１２日の防衛戦に話が及ぶと

「この神の左を観に来てください」って照れくさそうに言ってました。

 

 

 

 

てなわけで！

 

 

 

今夜はこのくらいにしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

押忍

山中選手激励会

大学ボクシング部の後輩、山中慎介選手の祝賀パーティに出席してきました。

会場は東京・九段下グランドパレス。

 

 

 

今回の主催はＯＢ会ではなく大学側だったんです。

 

なので出席者はボクシング部ＯＢだけじゃなかったんですよね。

結構な年長者でいろんな肩書きを持った大御所の方たちが大勢出席されてました。

 

と言うか、どこの誰だか全然知らない人ばかり？で。

まぁこっちも言われてるかもしれませんが。

 

約２０年ぶりに会った１学年下の後輩が

＜世界チャンピオンにもなると色々な方面から取り巻きが湧き出てくるもんですねぇ＞

・・・と、、笑いながら小声でぼくに話しかけてきました。

 

そして開会の来賓の挨拶では代わる代わる大御所の方達が現れてスピーチ。

全部で４～５人くらいだったかな？

 

それがも～

 

皆さん長くて長くて。

 

しまいにゃご自身の昔話まで。

話の着地が全然見えませんでした。

 

 

結局開宴から乾杯の音頭まで４０分近くかかりました。

ちなみに全部で２時間弱の宴です。

出席者の皆さんも苦笑いしながら乾杯用に持っていたグラスを途中でテーブルに置いてました。

その間、すぐ横でじっと黙って立っていた山中くんが気の毒でしたよ。

 

 

しかし！

 

その中で１人だけ、見事な話術だなぁ、って感じた人が居ます！

全日本プロボクシング協会大橋会長でした☆

いや、この場では大橋先輩と呼ばせていただきます。

 

実は大橋先輩も専大ボクシング部出身なんです、中退してプロ転向しましたが。

自ら「一応、ぼくも専大です」って言って皆を笑わせてました。

 

 

大橋先輩の話し方は聞き手をグイグイ引きつけて・・・

そしてドン、って落とす、場内爆笑。

 

 

そして最後はスマートに山中くんへの激励の言葉でキレイに締めくくられました。

時間にしてほんの約３分。

 

う～ん

ウマいっ！

 

 

さっきの１学年下の後輩が耳打ちしてきました。

＜さすが大橋先輩上手ですよねぇ、別格ですね＞って。

 

同感です。

 

場慣れしてるってのもあるのだろうけどそれだけじゃないでしょうね。

ほら、頭のいい人って話が短いじゃないですか。

要領を得ているのでポイントを押さえた話の仕方をするから。

だから話にも起承転結のストーリーがある。

こういうのって仕事ができる人の典型的な特長ですよ。

 

やっぱり大橋先輩の背中には永遠に追いつきません。

 

 

そして単なるボクシングファンになってる図 笑

 

大橋先輩からいろいろ最近のお話を聴かせて頂きました。

 

 

まぁその他にも・・・

 

 

ちょっと書ききれないですね。

気が向いたらまた。

 

 

 

 

 

押忍

ボクシングという名の呪縛

今朝もいつも通りチビ太に頭突きされて目が覚めました。

 

 

ん？

 

 

今日のお仕事の現場は健康運動教室と病院でした。

 

そう言えば先日、健康運動教室のおばあちゃんが病院のジムに顔を出してくれたんです。

ちょうど３ヶ月に１度の定期検査で病院の外来に来ていたそうで。

 

 

おばあちゃんと言っても過去に何人もの話を書いたから、どのおばあちゃんの事かわからないですよね。

 

今度からわかりやすくおばあちゃん１号とか２号、３号とか表記しようかな？

だけどもし本人達が知ったら数字の順序でもめそうな気が。

 

 

ちなみにそのおばあちゃんはジム入り口にあるスタッフ紹介のぼくの指導項目欄を見て一言、

「えぇ～先生？格闘技エクササイズなんてやってるのぉ～！？」

 

 

そうです。

健康運動教室のお客さんから見たぼくに対する認識はそうなんです。

 

あそこでは元ボクサーだって事は封印してるんです。

必要ないですもんそんな経歴。

 

とは言ったものの・・・

 

もしボクシングと言うキーワードを抜いたとしたら、

この業界での自分の商品価値はどの程度なんだろう？って思う時もあります。

 

 

う～む。

 

 

不惑を過ぎても不惑にあらず。

 

 

 

■今日のおまけ画像

 

 

 

 

説明不要。

 

 

 

 

 

押忍

 

昭和の体育会

先週末に大学ボクシング部時代の同期から電話をもらった時は、

不意にボディブローを喰らったくらいの衝撃を感じました。

 

学生時代そいつとはすごく仲が良かったんです。

でも連絡を絶ってから１０年以上も経っていたのでちょっと緊張しました。

 

彼はぼくらの代の主将で、駿台学園と言うボクシング強豪校卒でした。

当時何度も日本代表として海外遠征する程強く、さらにイケメンで、話せば冗談ばかり言う面白い奴で、

それでいてちょっと悪くて、でも実はすごく他者へ気遣いができて優しくて。

 

今こうして考えてみるとどうしようもないくらいナイスな奴でした。

 

そんなワケで！

 

今夜だけ特別に！！

 

あの電話をきっかけに思い出した大学時代の体育会ネタを書きます。

ただしボクシング部以外の話ですが。

 

 

 

 

これは大学の同級生である体育会某部員の話です。

 

ある夜、部の集まりで新宿で飲んでいた時にそいつを含む2人が終電逃しちゃったんだとか。

寝る場所が無いので仕方なく男2人でラブホテルに泊まったらしいんです。

もちろん2人ともノーマルですよ、タクシーよりも安いから寝るだけの為に入ったんだって。

しかし翌朝チェックアウトして部屋を出た後、

帰りのエレベーター内で他のカップルと鉢合わせしちゃったそうなんです。

 

エレベーターの中はそいつら男２人とカップル１組の計4人でシーンと静まりかえっていたとか。

そいつ、１Ｆに着くまでの時間がエラい長く感じた言ってました。

 

むしろそのカップルの方が気の毒だったと思うけど（笑）

 

まだあります。

これも大学の体育会某部の飲み会の時の話です。

 

ぼくと同級生の部員がさんざん酔っ払った挙句、同じく泥酔状態の監督（←超強くて怖いので有名）

を一本背負いでコンクリートの路上に投げ飛ばしちゃったそうなんです。

 

投げ飛ばされた監督は路上で１分近くピクリとも動かなかったらしいのですが・・・

 

突然シャキっと起き上がってひと言！

「さっ、帰るぞお前ら」

と言ってスタスタ歩き始めたそうです。

 

ワケわからん（笑）

 

もう一つ思い出しました。

これも同じく体育会某部員である同級生です。

 

そいつは夜の街でストリートファイトになった時、

相手にジャーマンスープレックスを決めたらしいんです。

 

しかも見事に決まってなぜかしばらくブリッジしたままだったとか。

現場に居合わせた奴の話だと余裕で３カウント以上入っていたとか。

 

あまりにも現実離れしていたので話半分で聞いてましたがねぇ。

でも確かにそういう事をやりそうな奴ではありましたわ。

 

 

 

 

う～む。

どいつもこいつも狂ってますね。

 

こうして思い出すと昭和の体育会にはロクな奴が居ませんでしたな。

 

 

まともな奴はぼくぐらいでしたよ。

 

 

 

 

 

■今日のおまけ画像

 

 

竹内さん家のクルパーくん

 

 

 

そしてクルパーくんの通り穴。

猫頭の形にカットされとります。

 

 

 

 

 

押忍