ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

「ALWAYS 三丁目の夕日」

2009年02月28日 | 音楽・映画・本・ドラマ
今朝はひーちゃんが作ってくれたパンケーキをいただき、
午前中はひーちゃんが図書館へ、わたしはのんびりと家事をして過ごし、
午後はDVDタイム。「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ました。
前からずっと見たくてやっとレンタルしました。


昭和33年、日本は高度成長期の時代。
第二次世界大戦が終わって13年後、東京タワーが建てられた頃。


もちろんわたしは生まれていないし、うちの母なんてまだ小学生でした。
「三種の神器」と言って、テレビ、冷蔵庫、洗濯機をみんなが買い始めた頃。
わたしがこどもの頃、よく母から母のこどもの時の話をよく聞かされていたので、
この古き良き時代の物語をわたしもなつかしく感じ、見させてもらいました。

わたしの母の話になってしまいますが、
母は7人兄姉の末っ子で貧しい家に育ち、
洋服もつぎはぎのものを着ていたと言ってました。(まさに映画そのもの)
そんな貧しい家であるにもかかわらず、働き始めた機械に強いお兄さん(わたしの伯父)が
当時まだめずらしかったテレビを購入。
近所の人が見に集まって来たのだそうです。(映画そのまんまやん)
貧しい家なのにテレビを買ったものだから、
近所の人たちは負けじと次々とテレビを買いだしたと言ってました。
母の話を聞きながら「そんな時代があったんだね~」とただ思っていましたが、
わたしが大学に入り一人暮らしを始めた頃から母のこどもの頃の話を聞く機会がなくなり、
本当にひさしぶりにこの映画で母が言っていたことを思い出したのでした。


「ALWAYS~」は淡々とした感じではありましたが、
なんだかほんわかと温かい気持ちがする映画でした。
最後はほろりときましたね~。
個人的には吉岡隆演じる茶川竜之介のキャラが好きです。
堤真一さんや薬師丸ひろ子さんの演技も昭和っぽくって好きでした。
今は携帯もあってパソコンもあって便利な世の中にはなったけど、
本当の幸せって物質的なものではないんだよな~と改めて考えさせられました。
映画に出てくる淳之介くんという少年も最後は事業に成功している実父のもとへや行かず、
赤の他人でありながら養ってくれている竜之介のもとを離れなかったんですよね。
見て本当によかったです。
大切なものを思い出させてもらいました。


ひーちゃんもとても気に入ったようで
「涙こらえて見てたよ。」
って言ってました。
ひーちゃんがこの映画見てほろりとくるとは思っていなかったので
なんだかうれしい。

この映画、父や母と一緒に見るとなつかしがって喜んでくれそう。
オススメしてみようかな。
コメント (5)
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