ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

母の入院

2006年05月07日 | 甥っ子・家族
わたしたち夫婦が実家に帰る前日から母が入院することになりました。
たいしたことはないのだけど1週間だけ入院するそうです。

なのでゴールデンウィークの実家には母がいませんでした。
父と弟と祖母がわたしたち夫婦や弟夫婦、妹夫婦を迎えてくれました。

妹が
「お父さん、さっき食器洗っとったよ。しかも『キュキュッ』ときれいに。」
と、こっそり教えてくれました。

普段家事をしたことのない父。
食器洗いをするのをさえ、わたしも弟も妹も見たことがありませんでした。
わが家では結婚するとお客様になり、
夫も一緒だと手伝いをさせてもらえません。
母が入院し、父はお客様をもてなすために一生懸命でした。
やはり母のいない実家はさびしいもので、
彼女が本当に大切な存在だということを改めて感じました。

母はとてもおとなしい人でいつも父の後ろに隠れているような人です。
もともと体が強くない母。それでも4人のこどもを産み育てました。
夫の愛と、こどもを育てることを生きがいに、
気力で今までがんばってきたのだと思います。

実家にいた3泊4日、毎日母のお見舞いに行きました。
老眼の進んだ母は本を読むのも難しく、
入院中はただただ孫の画像を見て過ごしていると言っていました。
妹にお願いして、甥っ子のアルバムを母に貸してもらいました。

こんな時、考えます。
「わたしは両親にとってよい娘だっただろうか?」と。

高校を卒業し、両親の反対を押し切って九州でひとり暮らしを始めたこと。
ずっと実家から遠く離れて住んでいて、どれだけ心配をかけたことか。
ボランティアから帰ってきて「やっと実家で一緒に住めるね」
と両親を喜ばせた矢先、東京で仕事が決まり、がっかりさせてしまったこと。
なかなかお嫁にいかなくて心配かけていたこと。
両親の気苦労のほとんどがわたしなんじゃないかな・・・。

結婚して夫と一緒に実家に帰ると、
疲れていてもすごくうれしそうな顔をしてむかえてくれるわたしの家族。

ひーちゃんが前にこう言ってくれました。
「これからふたりで親孝行して行こう。」

今まで心配かけた分、これからいっぱい親孝行していこう。

あれ?なんだか。。。
読み返してみると「花嫁の手紙」のようになっているじゃないかー
これから結婚する方、参考に・・・(ならんか・・・)。
コメント (8)
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