小松の家を継いでくれと殿様に頭を下げられてしまっては,尚五郎サンに断られるはずもありません。
ましてや,一人娘のお近さんと結婚せよとの命令まで付いているミラクルさ。
お近さんのような可憐な方だからこそ良かったものの,これがジャガー横田のような女性だったとしたら,たとえお殿様の言いつけだったとしても,尚五郎サンは首を縦に振ったでしょうか?
これこそ「無念です!」の一言かもしれません。
まあ,今回はジャガー横田ではなく,ともさかりえさんなので全然OKでしょう♪(何がOKかと言われても…

しかし,志半ばで帰郷せざるを得なかったことから,なんとなく薩摩の人たちには,尚五郎サンに対する良い印象を持たれていないようですね。
ちゃんと今回の尚五郎の帰参につき,お殿様からの公式見解が薩摩の人たちに伝わっているのでしょうか?
アフターケアもきちんとしてあげましょうね,お殿様!
それにしても西郷ドン,偉いですねぇ。
公家の調度品など見たこともないものを,篤姫の嫁入り道具として調達しなければならないという任務を任されるとは,現実問題として無理なのではないかと思うのですが,見事やってのけました!
1回目に幾島サマにダメだしを喰らった調度品はいったいどうなったのかちょっと気になるところでありますが…

あと気になったのが,将軍家定サマ。
先回,センベイを焼いていらっしゃいましたが,今回はカステイラを焼いたとのこと…

センベイなら火鉢でも焼けるかもしれませんが,カステイラはいくらなんでも火鉢では無理なのでは?
いったいどうやってカステイラを焼いたのでしょう??
将軍自らが水炊き場に赴いて焼いたのでしょうか?
それとも将軍サマ専用オーブンか何かでも存在していたのか?
謎は深まるばかりです。
というわけでまた来週!