果報は寝て待て!

浮世は疲れることばかり…
いそがず,あせらず,のんびりいきましょう。

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巧妙が辻(第30回)

2006年07月31日 | 大河ドラマ
一城の主!そして光と影…

とうとう長浜城主となった一豊。
お髭も生やしてちょっぴり貫禄が出たといったところでしょうか?
ご家来衆もそれなりに形になってました。
千代さんも華やかなお着物に彩られ,お付きの者とともに城内を歩く姿は,まるでミニ大奥を彷彿させました
しかし,千代さんにとっては着慣れたオリジナル小袖の方がいいみたいですね。
そんな喜びの影に,一豊や千代の心に刻まれているのは,何と言っても戦死した五藤吉兵衛の姿でしょう。
本当であれば,新右衛門とともに山内家の筆頭家老となっていたかもしれない彼の存在は,いつまでも彼らの中に生き続けていくことでしょう。

消えた人もいれば,現れる者もある。
行方しれずであった一豊の弟・康豊(玉木宏)が,長年の兄へのしがらみを捨て,山内家のために帰ってきました。
また,吉兵衛の弟・吉蔵も山内家の家臣として召し抱えられました。
まさに,山内家は新たな力を得て,これからいよいよ発展せんと,一歩ずつ歩き始めたところです。

一方,明智光秀謀反の一件により,人里離れた山の中に軟禁されていた細川忠興の妻・玉(長谷川京子)にも帰郷の沙汰が伝えられました。
ちょうどそのころ,放浪中に足を怪我して玉に助けられていた康豊もその場に逗留していましたが,ハセ京に看病してもらえるなんて,なんて幸せなやつなんだ康豊!と思ったのは私だけではないはず
さらにアップで「素直になったらどうですか?」と諭されたりしたら,康豊じゃないけど夢に出てきてしまいそうです
まあ,個人的な話はこれくらいにして,せっかく夫のもとに帰ってきた玉ですが,子供たちはすでに玉の顔を覚えておらず,夫にも妾との間に子ができていました。
本当にここが帰るべき場所だったのか?
その思惑は,玉を魂の抜けたような人にしてしまったのでしょう。
舅の幽斎(近藤正臣)はそんな玉を見て,「妙な妖気」を宿して帰ってきたと語ったのも,無理のない話です。
でも,そんな妖気を出しているお玉はますますいい感じです

それにしても,よねちゃん役の森迫永依ちゃんは信じられないくらいいい演技をしますね。
さすが名子役です
そんなよねちゃんも次回…

ではまた来週

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一本の木に咲いた花々

2006年07月29日 | 写真とひとりごと
去る7月27日に,毎年恒例の「足立区花火大会」に行って参りました

最寄りの北千住駅は,例によって花火の見物客でごった返していましたが,実際に花火を見る場所は基本的に広大な敷地である荒川の河川敷なので,ほかの花火大会では考えられないほど場所取りの必要もなく,多少出遅れてもゴザをひいてビールを飲みつつ優雅に花火を見れるという都内でも屈指の花火大会です。

この花火大会,志向が変わったのか,場内に流れる音楽にあわせて花火を打ち上げるというようなことを今回試みられていたようですが,いきなりベートーベンの運命が流れ出したときは,さすがに会場全体にどよめきの声があがりました…

さすがに都内屈指の花火大会であるだけに,様々な種類の花火が夜空を彩っていました。

写真をごらんいただくと,手前の木の影が気になるかと思います。
どうも今回我々が陣取った場所から打ち上げ会場方面を見ますと,この木が邪魔をし,写真を撮っていても必ず彼が視界の中に入ってきてしまい,初めのうちは正直腹立たしく思って見ておりましたが,しばらく花火を見ているうちに,だんだんこの一見みすぼらしく見える木に「花火が咲いてきた」ような錯覚を覚えてきました


赤い花…

青い花…

緑の花…

そして黄色い花…

何もない夜空に打ち上がる花火は,ある意味いつでも見れると思いますが,逆に今回のようなシチュエーションは,実は出会えそうで出会えない光景であり,ある意味不思議な風情を感じました

最後は見事なヤナギの連発で締められました

花火に参加された皆様,お疲れ様でした!
そして,花火を風情あるものにしてくれた名もない木にも感謝したいと思います

<本日の一句>
みすぼらし木に大輪の花火咲き ぴえる


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デスノート読みました

2006年07月27日 | TV番組,アニメ,ゲーム
最近、映画にもなり話題の人気マンガ「デスノート」
少年ジャンプからは相当期間離れていたので、デスノートというマンガの存在すら最近まで知らなかった私ですが、なにげなく野次馬的にこのマンガを読み始めたら、なるほど面白いではありませんか!
というより、最近おもしろいマンガがなくなっていたジャンプでここまで大人も楽しめるマンガが連載されていたこと自体が画期的だったと思います。

さて本題ですが、はじめのうちは主人公たちの心理戦に付いていけたのですが、だんだん回を重ねていくうちに彼らの化かし合いが訳わからなくなってきました。
特にノート交換をしたあたりから、???が続くようになりました。
それでもなんとか全12巻読破!
なんといっても最後の夜神月のたじろぎが痛快でした
ミサミサも真っ先に殺されるかと思いきや,見事に予想を覆されてしまったり…先の展開が読めないところもこのマンガの面白さですね。
この手のマンガは結末がお粗末に終わることが多いのですが、デスノートは、終わり方もジャンプの歴代人気マンガの延命措置による失敗と同じ轍を踏むことなくキッパリと終わってスバラシイです!

映画は別として,10月からのアニメの方が楽しみです
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掌(たなごころ)のアジサイ

2006年07月25日 | 写真とひとりごと
そろそろ梅雨も明けそうな時期。
アジサイを材料にできるのもいい加減におしまいにしませんとね

これまた明月院での一場面なのですが,境内を歩いていると,結構人通りの多い通路の傍らに,地蔵さまが鎮座されておりました。
地蔵さまの手の中には,住職の方がそうされたのか,アジサイがこんもりと乗せられていました。
さすが「あじさい寺」におわしますお地蔵さま。
その掌からは,アジサイが溢れ出てくるということなのでしょうかね

お地蔵さま,あふれるアジサイとともに,人々の幸福もどんどんと溢れ出してくださいね

<本日の一句>
紫陽花の溢れる掌かな石地蔵  ぴえる
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巧妙が辻(第29回)

2006年07月23日 | 大河ドラマ

将たる者の器…
いわゆるカリスマとは必然的に第三者の目から判断されるものでありましょう。
今回の巧妙が辻では,すでに将たる者,今後将となりうる者,様々な人間模様が見れたような気がします。

秀吉家康秀次織田信雄,そして一豊
それぞれがいかに戦国の世を生き残るか,それはある意味本能的に,それぞれの個性の中に内在しています。
今をときめく秀吉のやり方に,信長の古参・名和長秀も蔑ろにされる始末。
もはや凡人には操作することは不可能な秀吉に,我慢の人・家康は心理戦をもって挑み,小牧・長久手の戦いに引っ張り出し,一時的勝利を得ることに成功します。
まさに将棋の読み合いともいえましょうか。
最近読んだマンガ,「デスノート」のキラとLとの心理戦を思い起こしてしまったのは私だけでしょうか?

織田信雄は,過去の父の栄光を回復せんと,援護を求める武将を転々とし,いよいよ家康のもとにたどり着きましたが,結局は将たる器にはほど遠く,家康には道具程度にしか扱われず,秀吉にも和議の材料として利用される始末。
織田家の命運もここに墜ちるか…
でもこの人,意外と後々まで生き残るんですよね。
その意味では,うまく戦国の世を渡りきった人ともいえるのかもしれませんね

そして,秀次。
彼は笑顔がすてきな好青年として成長しましたが(配役も成宮くん),若さ故の暴走に,せっかく秀吉からいただいた兵2万をことどとく失う始末。
以前山内家に預けられていたこともあり,一豊と千代さんの思いも強いものがあるのか,千代さんは夜中に秀次の身を案じ,一豊は秀次が秀吉に斬られそうになったところを身をもって守るという,果報者の秀次。
これを機に,多少は将たる器が大きくなったかもしれませんが,信雄とは逆に彼は不幸な最期を…
運命とはわからないものですね。

さて,われらが一豊さまは,上記のような身を挺して秀次を守った功が報われ,いきなり長浜二万石を賜りました
やはり欲を捨て,律儀者たる一豊の一豊らしさを無心に出して働いてこそ結果がついて回ってきたということでしょうか?
それにしても秀吉は,こんな風に一豊を試すというのは意地悪ですね
わたしなら,逆にそんな上司にはかえって不信感が募るだけな気がします

次回,一国一城の主となった一豊は,どんな殿様に描かれるのでしょうか?
また来週

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竹に紫陽花

2006年07月21日 | 写真とひとりごと

明月院の境内を歩いていたところ,竹林を見つけました。
すくすくと天にのびる竹の足下には,明月院特有の紫陽花が見事な花を咲かせていました。
どこにでもある竹と,何らかわらない竹ではありましたが,そこに紫陽花が添えられているだけで,ただの竹林がなんだか違うものに見えた気がしました。

7月も下旬に突入。
でも,まだ梅雨は明けません…

<本日の一句>
紫陽花や天突く竹のもとに咲き ぴえる

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明月院とやぐら

2006年07月19日 | 旅日記,郷土の歴史

鎌倉には,至る所に「やぐら」と呼ばれる洞窟墳墓が存在します。
岩盤を削って作られたやぐらは,作られた当時は様々な装飾で彩られていたと言われており,以前当ブログでもご紹介した北条政子や源実朝のやぐらなどは特に華やかだったとのことです(今は見る影もありませんが…

明月院の境内にも,切り立った崖の一部を削り掘られたやぐらが何カ所か存在しており,中でも羅漢洞と呼ばれるやぐらは最も有名です。

このやぐらには,石塔のほか,石仏のようなものも存在し,やぐらの中でも豪華なものと言えましょう。
このやぐら,起源は平治の乱で戦死した首藤刑部大輔俊道の菩提を弔うために,その子経俊が作ったものだという説や,後の世に上杉憲方が自らの墓塔を建てたという説がありますが,このような大がかりなやぐらを作れる身分である必要からすると,後者の方が説得力がありますね

まあ,羅漢洞だけでなく,冒頭写真のような切り立った崖に掘られたちょっとしたやぐらをバックに,紫陽花を眺められるというのも,鎌倉ならではの風景ですね


巧妙が辻(第28回)

2006年07月17日 | 大河ドラマ

<今回の格言>
①捕らぬ狸の皮算用
②やっぱり母は強かった!

いつの世にもある出世の不満。
それは,自分の行いが他人に認められないことが主たる要因となることが多いと思われます。
そこから生じるストレスはやがて,自分の思考を悪い方へ悪い方へと導こうとするものです。

現に一豊は,同僚が万石単位の加増をなされ,新参者ですらいきなり自分の石高に迫る禄を奉じられる様を目の当たりにしたことにより,思考がネガティブな方向へ傾いてしまいました。
思考①:徳川に寝返る
思考②:武士をやめて畑を耕す
思考③:出家する

天下を間近に見ている秀吉にとって,一豊のような旧時代の真っ直ぐな武士で,機転の利かない人材は,今の時代には使えないものと考えているのかもしれません。
劇中では,秀吉が「誰が真の味方か,今回の論功行賞で試している」といったことを
黒田官兵衛に漏らしていましたが,しかしそれにしてはあまりにも露骨すぎる報償のなされようだったと思います。
石田三成は,もらった三千石を不満としながらも,それを返上し,かわりに三万石相当の運上金を得る権利を取得するという機転を利かしましたが,残念ながら一豊にはそんな頭を持ち合わせておらず,読み上げられた少ない報償にただ呆然とするばかりでした。
まあ,今の世でも,三成のようにあの場で切り返せる人間はそう多くはなく,大多数のサラリーマンはやはり一豊と同じ反応をするのではないでしょうか?

いずれにせよグレてしまった一豊さま。
さすがの千代さんもどうしようもなく,とうとうお母上にご登場申し上げることに。
いきなりの母・法秀尼の訪問に動揺する一豊さま。
今回の論功行賞の不満を母に切々と語るが,どう見ても逃げ腰の言い訳をしかしない一豊に,法秀尼は「出家する覚悟があるくらいなら,一歩進んで自害なされよ!」とさらに攻撃
用意のいいことに,一豊の父が腹を切った小刀まで持参していたり…
これには一豊だけでなくさすがの千代さんまでびっくりしたっぽいですね
母の迫真の説得に,なんとか現在の地位を踏みとどまった一豊さま。
今後はグレずにがんばってくださいね~

それはそれとして,今回は法秀尼役の佐久間良子さんが何と言ってもすばらしかった気がします
母という立場,人生の先輩という立場,それらがあいまった一つの達観した人格を見事に演技の中で表現し,なぜだか見ている自分が怒られているような錯覚を覚えるくらいでした

というわけで,今回はこの辺で

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第39話「天空のキラ」

2006年07月15日 | TV番組,アニメ,ゲーム

明月院ネタが続いていますが,ここでちょいとインターバルです

現在東京では,ガンダムSEED DESTINYが深夜に再放送されているのですが,本日,ビデオに録画していたDESTINYの第39話を見ました。

私は,リアルタイムのときにこの番組を見ていなかったので,とりあえず再放送で楽しんでいる次第なのですが,いつの時代になっても,主人公の搭乗機として新メカが登場する回というのはときめくもので,以前,シン・アスカの駆るインパルスに撃墜されたフリーダムにとってかわり,とうとう今回,キラ・ヤマトに新しい機体,ストライクフリーダムが与えられました!

前のフリーダムのときでさえイカサマのような強さを誇っていたのに,今回はそれ以上にイカサマな強さを見せてくれました
でも,そんなイカサマ的な強さに惹かれてしまうんですよ,私…

怪我で寝ているアスランにも早く回復してもらって,旧作SEEDのときのようなキラとのイカサマペアの勇姿を見せてもらいたいものです

(ちなみに冒頭写真は,うちにある「バンダイ HCM Pro 1/200 ストライクフリーダム」を撮って,ペイントショップでお遊び加工したものです

機動戦士ガンダムSEED DESTINYの公式サイトはこちらをクリック

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明月院

2006年07月13日 | 旅日記,郷土の歴史

明月院は,当初明月庵と呼ばれ,平治の乱で戦死した首藤刑部大輔俊道の菩提を弔うために,その子経俊によって1160年に創建されました。
その後,鎌倉幕府五代執権北条時頼がこの地に「最明寺」を建立し,その跡地に8代執権北条時宗が「禅興寺」を再興。
室町期には管領上杉憲方の手によって伽藍の整備がされ,明月庵も明月院として改められ,禅興寺は関東十刹の第1位として禅寺のトップの地位を占めることとなります。
そして明治初年,禅興寺は廃寺となり,現在の明月院のみが残され現在に至るとのことです。

前回もお話ししたとおり,境内には無数の紫陽花が植えられておりますが,これは戦後に挿し木していった紫陽花がどんどん増えていった結果であるとのこと。明月院の名が「あじさい寺」として呼ばれるようになったのも昭和40年代になってからということで,あじさい寺としての歴史は思ったより浅いようですね(といっても,私が生まれる前にはすでにあじさい寺になっていたんですけれども…)。

境内には,本堂の他に開山堂をはじめ,上杉憲方,北条時頼の墓といった史跡も残されています。
また,枯山水の庭園も存在します。

本堂の裏側も花菖蒲などが見れる庭園となっているのですが,私が訪れたときは残念ながら入れませんでした。

有名な鎌倉石の参道も,人が多くて上の写真のとおりです。
さらに多いときは,万博の人気パビリオンの行列なみに人があふれるようです。
ほんと,この時期の明月院を,10分でいいから借り切りたいと思うのは,私だけではないでしょうね

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明月院の紫陽花

2006年07月11日 | 写真とひとりごと

6月の末に,鎌倉の明月院を訪れました。
こちらの寺は,別名「あじさい寺」と称されるとおり,梅雨の時期には境内の約2500株とも言われる紫陽花たちが一斉に美しい花を咲かせます。

この時期の明月院には,紫陽花たちの競演を一目見ようと,朝から多くの人が行列し,紫陽花が逆に人間の数に飲み込まれるほどであります。
前からこの時期の明月院の紫陽花を見に行きたいと思っていましたが,そのような状況を聞き及んでいたため,これまで明月院の紫陽花を現場で見たことはありませんでした。
しかし今回,気力を振り絞り,人波に飲まれる覚悟で,朝一で明月院を訪れることにしました。

北鎌倉駅に到着したのは午前8時15分ころだったのですが,この時点でも人の数は相当なものでした。
昼間だったらどんなことになっていただろうと,あらためてぞっとしました。

まあ,人間ウォッチングは置いておいて,さすがあじさい寺と言われるだけあって,紫陽花が見事なまでに咲き誇っていました!

土壌の関係からか,それとも品種の関係からか,この場の紫陽花は青紫もしくは白のものが大部分でしたが,境内のどこを巡っても紫陽花のないところはないというくらい紫陽花づくしのお寺でした。

これで人が少なければ大満足だったんですが…

次回は,アジサイではなく明月院そのものについて多少お話ししたいと思います。


<本日の一句>
紫陽花や流れる人に沿いて居り ぴえる

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巧妙が辻(第27回)

2006年07月09日 | 大河ドラマ

新参者が続々登場!

後半戦に入り,いよいよ本腰を入れ始めてきた(と思われる…)巧妙が辻ですが,とうとういやな感じの後輩たちがどどっと現れてきました。
福島正則や加藤清正など,次々と一豊を追い抜いていってしまう若きエースの登場に,一豊も不満気味でしたね

中でも,石田三成は,初めて出てきたとたんに存在感があふれていました。
これも,三成演じる中村橋之助氏の実力のなせる業なのかもしれません。

さらに,驚異的な新参者だと思ったのは,永作博美さん演じる茶々様!
前になんかの番組で永作さんを見たときにはあまり存在感を感じませんでしたが,今回の劇中では,いきなり「大奥」的な威圧感を発揮!いいわ~
というか,一豊や千代さんが全然変わっていないのに,茶々様がいきなりあんなに大きくなっていたのには,時の流れをあらためて感じさせられてしまったのでした

今回は,いろいろなキャラクターが登場してきたことも一つの話題ですが,やはり何と言っても今回の主役は大地真央さん演じるお市の方様でしょうね。
嫁いだ先々で城を落とされ夫を失う悲劇の女性・お市様…
本ドラマでは,当初,秀吉に対抗するがために柴田勝家のもとに自ら嫁いで行った形ではありましたが,越前で夫・勝家との静かな暮らしを送るうちに,心の中に燃えていた復讐の火も消えかけ,女としての幸せを見つけ出せたことは,戦国の世に生きる女,ましてや戦国覇者信長の妹という立場にあったお市にとって,人生最大の,そして最後の安らぎの時だったに違いありません。
その気持ちに嘘はなく,一豊がお市の方を救いに来ても,耳を貸そうとはしませんでした(どう見ても,秀吉より勝家の方がいい男だったし…)。

見事に勝家とともに自刃,そして自爆(!

娘の茶々は,そんな母の生き方をどう見ていたのでしょうか。
「母の考えていることは,親子でもわからない…」
二人の父,一人の母を失った茶々の心の中では,母のような無様な最期だけはするものかと,今後秀吉をして権力の権化・淀君と化していくことになるのでしょう。

お濃さま,お市さまといった前半のお姫様方が去っていった後,淀さまやガラシャさまといった美しい悲劇の女性たちが狂演するであろう後半戦。
今後の彼女らの動向に目が離せませんね

女性といえばもう一人,吉兵衛の思い人,たきさん(細川ふみえ)が郷に帰って自刃してしまいました
つくづく昔の女性は,愛する男性のためにしたたかだったのだなあと思わされます(実際はどうだったのかは頗る疑問ですが…
吉兵衛の弟・吉蔵が言っていたように,今頃あの世で吉兵衛と祝言をあげていることだろうとでも思わなければ,救われない話です

というわけで,今回はこの辺で…

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また彦星と織姫は会えず

2006年07月07日 | 写真とひとりごと

本日は、言わずと知れた七夕です

少なからず、私の記憶では、ここ数年、7月7日に夜空が晴れた状況に出会っていない気がします。
牽牛と織女にとっては重要な約束の日が、毎年の天の川の増水により、文字通り流されてしまっていることになりますね。

もともとは旧暦7月7日が七夕とされていたことから考えれば、それは現在の暦では7月末から8月頭ころであり、梅雨も明けて、天の川もきれいに見える時期のはずです。
私たちは、物心が付いた頃から現在の暦で七夕のお祭りをしてきていますが、それは牽牛と織女にとっては、あえて不利な時期に七夕を設定している結果になってしまっているのだということに意外と気が付かないものです。
かといって、わざわざ旧暦に七夕を合わせるのは、古来からの風習を重視する地方くらいでしょうかね…

ちなみに、私も最近知ったのですが、七夕の祭りは、7月7日の夜に行うのではなく、7月6日の夜から7月7日の明け方にかけて行うのが正しいようですね。
私も生まれてこの方、ずっと7月7日に七夕を行っていたので、ある意味目から鱗でした

さて、とある駅のコンコースの中に、短冊の下がった大きな笹が飾ってありました。
考えてみると、最近は星に願いをかけることもなくなった気がします。
それだけ自分も現実主義的な人間になってしまったということなのかもしれません
曇り空ではありますが、思いを馳せつつ、笹に短冊でも下げてみれば、ちょっとはロマンチックな世界にでも浸れるでしょうかね…

<本日の一句>
七夕の仰ぐ飾りも曇りかな  ぴえる

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なめられている日本

2006年07月05日 | 雑談

今朝のワールドカップ・イタリアVSドイツの中継も、見事に北朝鮮のミサイルによって打ち壊されたようですね

私が出勤する前に見たニュースでは、北朝鮮の発射したミサイルは3~4発とされていましたが、昼くらいにネットを見たらその数は6発に!
挙げ句の果てに、帰宅したら7発に増加…

すでに日本は経済制裁を決定し、万景峰号の入港まで禁止された後になお日本海域にミサイルを撃ち続ける北朝鮮の神経はいったいどうなっているのでしょうか?
先日の金英男氏の、北朝鮮SPに囲まれた中での怪しい会見もさることながら、ますます奇天烈になってくる北朝鮮。
今後はマジで日本本土にミサイルを撃ち込んできてもおかしくないのではと思ってしまうのは私だけ?

しかし日本政府の対応も手ぬるい。
ミサイル発射の第一報があってはじめて対策会議を開いており、ミサイル発射の可能性についてはずいぶん前から指摘されていたはずなのに、対応が遅いのではないでしょうか?
間違って東京にミサイルを落とされた後では、対策会議どころではないでしょうに…

さらに、経済制裁をしても、直接苦しむのは北朝鮮の国民だけで、当の北朝鮮首脳陣たちは、相変わらずうまいものを食って、何らダメージがないものと思われます。

北朝鮮に完全に舐めきられている日本。
国家予算を投じてでもゴルゴを雇いたい心境です

<本日の川柳>
我が国を嘲るミサイル六つ七つ  ぴえる

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巧妙が辻(第26回)

2006年07月03日 | 大河ドラマ

さようなら、五藤吉兵衛!

今回は、武田鉄矢…もとい五藤吉兵衛オンステージでした!
単なるオンステージというだけでなく、名優・武田鉄矢氏の良さが光りまくりの、まさに「ここが巧妙が辻ぞっ!」という感じでしたね。
亀山城の一番乗りを果たした先陣の口上シーンも、ものすごく気持ちよさそうに武田鉄矢氏は演じていたように見えました

まあ、武田鉄矢氏単独のシーンもさるものながら、実は今回は吉兵衛ともう一人が会話するシーンが多く見られました。
それらに武田鉄矢氏のきらりと光る演技が見られたように感じましたので、以下ちょっとだけコメントしていきます

【吉兵衛とたき】
不器用な男としたたかな女の、ある意味緊迫した空気の中で、吉兵衛は例によって自分の気持ちに素直になれず、また何も言えず帰ってしまうのかと思いきや、ついに「次の戦が終わるまで、待っていてほしいっ!」の一言!
その顔には、迷いの影はもはやありませんでした

【吉兵衛と新右衛門】
長い間、同じ釜の飯を食ってきた戦友・新右衛門との会話は、このドラマでも見所の一つ。
新右衛門が現役を引退した後は、あまり二人の会話が見られなくなりましたが、今回はじっくり二人で話すシーンが設けられていました。
たきを里に里に帰したのは、かたくなな吉兵衛の「男」を試した千代の作戦であることを、新右衛門は見事に看破していたのがナニゲに意外と思った私
たきを重荷と考えてしまっている吉兵衛を、新右衛門は「それは逆だ」と諭し、愛の力のなせる技をひしひしと語る新右衛門に説得され、吉兵衛はたきを迎えに行くことを決意。
さすが、男同士の熱い友情を感じる一幕でした。
余談ですが、鎧姿の前田吟氏も結構いい味を出していました。

【吉兵衛と一豊】
今回のこの二人の会話は、本当の親子のようでした。
まさに死を予感した吉兵衛が、将たるものの心得を遺言のように語りかけていました。
これには例によって視聴者である私も聞き惚れてしまいました
素直すぎる一豊ですが、最後まで一豊の素直さを優しさを見守ってきた吉兵衛だったのでした。
ほんと、吉兵衛こそ一国一城の主になれば、ついてくる人々が多いのではないかと感じずにはいられませんね


その他気になったのは、亀山城を包囲して、「敵は攻めて来ない」と飯の準備をしつつ「敵襲だーっ!」と即時に大混乱に!!
敵襲早すぎっ!と思ったのは私だけ!?

というわけで、吉兵衛さん、安らかにお眠りください

 

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