果報は寝て待て!

浮世は疲れることばかり…
いそがず,あせらず,のんびりいきましょう。

並ぶ人々

2009年02月28日 | 雑談
先週の休みに東京駅界隈を歩いていたところ,あるテナントの前に行列ができていました。
どうやら,大阪にしかなかったリラックマの専門店が,東京駅にもできたようで,入場制限がかけられていた模様です。
どんな商品があるのか,店の中も見たかったのですが,別用があったので,今回はパスしました…

少し離れた場所ではこのようなオブジェがありました。

まだ店がオープンしたばかりで当分の間は混み合っていると思われるので,ほとぼりが冷めた頃,のんびりとおじゃましたいと思います。

サンエックスのリラックマストア東京店関連サイトはこちらから

天地人(第8回)

2009年02月23日 | 大河ドラマ
「第六天魔王」という仰々しい題字から始まった今回の天地人…
いよいよ信長サマの行ってきた数々の魔王たる所業を次々と劇中で表現してくれるのかと思いきや,今回出てきた信長サマは安土でくつろいでいるお姿だけでした…
まったくもって期待はずれです。

そして,今回の目玉の一つだったはずの,上杉VS柴田の「手取川の戦い」もまた,謙信が「時を待て!」と言いつつ,いざその「時」が来たら,突然場面が上田庄に変わり,謹慎中の兼続の前に現れた初音ちゃんが手取川の戦いの戦況報告をして終わるという,これまたミラクルな肩透かしを食らいました
さらに言えば,その初音ちゃんと兼続の会話のシーンは,例によって舞台セットなしの真っ暗舞台+照明のみ…そしてこの会話シーンが終わると,次の場面では初音ちゃんは一瞬で安土に戻っているというミラクルさ!なんという高レベルなクノイチなのだろうとただただ脚本と演出にびっくりです!
最近,毎回申し上げておりますが,NHKの看板である大河ドラマに,どうしてここまで金をかけない体質になってしまったのか,受信料をしっかり払っているワタシからすれば悲しい限りです。
せっかく面白いドラマなのだろうから,手を抜かないでもらいたいものです。

次に,与七の就職活動について…
お偉方の誰に話すことなく,与七を侍にせんと勝手にお城に連れて行く兼続。当時の兼続には,そんな人事を勝手に出来るほどの立場にあったとは到底思えないのですが…
さらに景勝サマに引き合わせるためとはいえ,与七のような卑しき者を,あのような城の奥まで勝手に上げるなど,言語道断です。
普通に考えれば,せっかく謹慎が解かれた兼続は,再び謹慎を命じられてもおかしくないと思います。

最後に,兼続が「北斗の七星」の話をされ,夜空を見上げるシーンがありましたが,当然「北斗七星」と「北極星」のある夜空が映し出されるのかと思いきや,映し出されたのは「さそり座」が煌々と輝く「南天の夜空」でした…

ある意味突っ込みどころ満載の天地人であります!!

DMC-LX3について(画像比較)

2009年02月21日 | 雑談

昨年,相棒であるコンデジを従来の「パナソニック DMC-LX1」から後継機の「LX3」に買い換えました。
「LX1」よりも多彩な撮影機能を持つ「LX3」は,完全オートモード,もしくはシーン別に最適化されたシーンモードにすれば,通常のコンデジ同様簡単に撮影できますが,せっかくこのカメラを使うのであれば,デジタル一眼のように使わねば意味がありません。
そう思う一方,「LX1」にはなかった「フィルムモード」が追加され,これまでのホワイトバランス,絞り,シャッタースピードだけでなく,作品の表情に影響する「フィルムの選択」にも気を配らねばならなくなりました。
まあ,よほど臨機応変に撮影をする必要性がない限りは,「自分の好みのフィルム」を決めて撮影すれば足りるのだと思いますが,未だ自分の作風に迷いがある私であります…

そこで今回は,「LX3」のフィルムモードの比較をしてみたいと思います。


↑「スタンダード」で撮影


↑「ダイナミック」で撮影


↑「ネイチャー」で撮影


↑「スムーズ」で撮影


↑「バイブランド」で撮影


↑「ノスタルジック」で撮影

あらためて比較すると,ノスタルジックとバイブラントは彩度,コントラストともに両極端です。
やはり無難なのはスタンダードですが,今回のような風景では多少コントラストを上げたネイチャーの絵作りの方が,光と陰を強調できて好きですね。
もっとも,紅葉のような鮮やかな対象を強調するのであればダイナミックやバイブラントもありでしょう。

「LX3」には白黒のフィルムモードもあるので,いずれ比較してみたいと思います。


松屋の中古カメラ市

2009年02月18日 | 雑談
仕事帰りに、銀座松屋で開催されていた「世界の中古カメラ市」に寄ってみました。

通常なら仕事帰りのOLくらいしか乗り込んでこない松屋のエレベーターに、中年以上のオッサンたちが群がる光景にはある意味驚異を感じました。
カメラの魔力、おそるべし!

会場には、なかなかマニア心をそそるアンティークなカメラが数多く展示販売されていました。
2眼レフなんか1度は使ってみたいものですが、デジタル時代には使いこなせないだろうなぁ…
中古アナログカメラは、見て楽しむ側で我慢します。
というわけで、カメラには手を出さず、地下でスイーツのみ買って帰りました…(涙)

天地人(第7回)

2009年02月16日 | 大河ドラマ

北条が攻めてくるというので,本格的な戦闘シーンでも見られるかと期待した今回ですが,北条氏とは名ばかりで,全く戦闘シーンは見られませんでした。
相変わらずセットに費用がかかっていないように思えるこの番組…山場は関ヶ原までこないのでしょうか???

さて,謙信から蟄居を命じられ,恩師のもとで,己の内面との孤独な戦いを続ける兼続…と言いたいところですが,あれでどのような真理が見えてくるのか甚だ疑問です。
座禅を組んで,己を見つめ直すのはわからないでもありませんが,何度も石を積みに行くシーンは,今の兼続にとって何か特別な意味があるのか不明でなりませんでした。
別に和尚様も改めて何かを教えてくれるわけでもないし…

しかし,兼続の蟄居の間に,直江殿が死に,母が死に,身近な人物が次々と失われていく中,それらの死の中から,兼続は命の尊さというものをより深く心に刻むことになりました。
そして自分のなすべきこと,及び自分の存在意義にもどうやら気づいたようですね。
次回はようやく蟄居が解けそうですね。
新たな兼続の活躍に期待しましょう。

ちなみに,兼続がお船殿から「直江の婿として迎えられたかも…」と言われたシーンにつき,仮にも長尾家の嫁となった女性の口から出る言葉とは到底思えないのですが,さりげないながらもお船殿の兼続に対する禁断のラブコールとお見受けしました。兼続クンは軽く流していましたが…

ところで,兼続と共犯だった東幹久氏の処遇はどうなったのでしょう?気になるところです…

ではまた!


天地人(第6回)

2009年02月09日 | 大河ドラマ
戦国の世…

この時期の戦はまさに敵を倒してなんぼの成績主義の世界。
最近の大河でも「功名が辻」などでは山内一豊が必死になって敵を倒していました。
そのような中,技術的な要因でなく,心理的な要因で,「斬ることができない者」も当然に存在したことでしょう。

今回は兼続の初陣でした。
当時の侍なら誰もが避けて通れない通過点ですが,結果的に兼続は誰も斬ることができず,さらに陣中での私闘に及び,国への帰還命令が下されることになりました。
現代で言えば,ある意味「採用されたのはいいけれど,使えないヤツなのですぐに首を切られた」といった感じですね。
彼には戦人にとって,ある意味邪魔な感情である「優しさ」によって戦力外通告を言い渡されました。
時には戦場で,その優しさが美談になることもあるかもしれませんが,大抵はその優しさが災いし,命を落とすことが多いでしょう。

しかし,まだ若い兼続。
今回の屈辱をバネに,才能を伸ばすべき方向を見つめ直してがんばりましょう!

それにしても,今回初音に対する信長のコメントに,「あの者(兼続)には会ってきたのか?」というのがありましたが,先回,兼続の暗殺を命じておいてこのようなコメントが帰ってくるということは,「信長は,兼続脱走の報告を聞き,さらに暗殺責任者である秀吉,初音にもお咎めがなかった」ことを意味します。
なんとも心の広い信長サマです。

加えて,今回の演出やセットが,ものすご~く「演劇の舞台」みたいだったのですが,NHKの財政は本当に大丈夫なのだろうかと改めて心配になりました…

ではまた!

天地人(第5回)

2009年02月02日 | 大河ドラマ
今回の天地人のテーマは,「義とは何か?」といったところでしょうか。
義を重んじる主君・上杉謙信に対し,形だけの義をあざ笑う信長。
坊主と称する暴力団を駆逐することをはじめ,実質的な悪を排除せんと天下統一をめざす信長の迫力に,対峙した景続は怯えるばかり
しかし,恐怖とは裏腹に,謙信とは違ったカリスマを信長に抱くことにより,謙信の言う「義」とは果たして何なのか,兼続は疑念を抱くことになりました。
考え方は違えど,双方とも戦乱の世を終わらせたいという理想は結局同じ
要は手段の問題なのでしょうが,その手段次第で,目的達成後,民が自ら主君に忠誠を誓うか,それとも恐怖によって強要された忠誠を誓うか,それは大きな違いとなって現れてくることでしょう。
最後には主君・謙信の信じる道を共に行くことを決意した兼続…次回,初めての戦場を経験することになります。

ちなみに,小栗旬クンはやはり石田三成という感じがしないなぁ…
三成の行動は秀吉の息がかかった行動なのかと思いますが,そもそも兼続の首を謙信に送り返せなかった秀吉の首が無事なことの方が不思議でなりません。

ではまた!