果報は寝て待て!

浮世は疲れることばかり…
いそがず,あせらず,のんびりいきましょう。

足立区花火大会2008(その2)

2008年07月30日 | 写真とひとりごと
前回の続きです。
今回は多少変化のある花火を載せてみました。
それぞれの写真に勝手な名前をつけてみたのですが・・・
(ちなみに冒頭写真は「パレード」とでもネーミングしますか。)

大輪から瀑布↑


弾け飛ぶ情熱↑

光の樹↑

カラフルな垂れ旗↑


草むら↑


深紅の宙↑

(撮影機種:パナソニック・DMC-LX1(コンパクトデジカメ))





篤姫(第30回)

2008年07月28日 | 大河ドラマ

今回の篤姫は,さまざまなドラマがてんこ盛り状態でした。

江戸で家定公が逝き,薩摩で斉彬公が逝ったことにより,時代は逆行する形になってしまいました。
若い将軍・家茂を傀儡にし,万事自分の意のままにしようと画策する井伊直弼。
彼の下で行われた安政の大獄により,多くの者が獄に処せられる中,その触手は亡島津斉彬公のために尽くしてきた西郷さんや月照さまにまで及ぶことになりました。
幕府の網から逃れるために薩摩まで逃げ帰ったのもつかの間,薩摩で待っていたのは,返り咲いた前藩主・斉興サマの用意した牢…
亡斉彬公の密命を果たせなかった彼らにとって,もはや生き長らえる意味もなく,せっかく小松帯刀サマが牢からの逃走ルートを伝えに来ても,既に死ぬ覚悟を決めていた彼らは,帯刀サマに「この御恩は一生わすれません。」の一言を残したのみ。
その言葉で,これから起こることが解ってしまった帯刀サマは,無力さ,絶望感だけを背負い,彼らの牢から去ることしかできませんでした。
…そして,入水した二人のうち,少なくとも西郷さんだけでも生きて帰ったことに,帯刀サマの背負った絶望感は,かろうじて残された希望として生まれ変わろうとしています。

一方,愛する夫を失った篤姫…
周囲からなじみの者達が次々と去っていく中,想像以上に篤姫の心の拠り所となったのが次期将軍・家茂公でした。
篤姫や女中に囲まれて照れる姿はまさに「江戸のはにかみ王子」とでも言うべきでしょうか。
そしてふらっと倒れかけた篤姫を支え,「母上さま」と呼んだ光景は,もはや某化粧品メーカーのCM「ビューネくん」そのものでした。
あれには「未亡人は23才」の篤姫もくらくらしてしまうに違いありません。
それはそれとして,失った家族にかわり,あらたな家族ができたことに,篤姫の心は多少なりとも救われたのだと思いました。

そして,来週は最大の戦友との別れが…
ではまた


足立区花火大会2008(その1)

2008年07月26日 | 写真とひとりごと
去る7月24日(木),恒例の足立区花火大会が開催され,例によって仲間とともに見に行って参りましたので,何点か花火写真をアップさせてただきます。

今回は,「(その1)」で,どちらかというと定番の構図を,「(その2)」では多少変化のある花火を掲載したいと思います。

なお,毎年我らが陣取る場所は,たいてい花火の打ち上がる方向に電柱もしくは電線が立ちはだかり(2006年2007年の記事参照),今回も例に漏れず電線が邪魔をする結果になっております。
残念ながら花火の影になる電線等を修正する技術は私にはございませんので,その点は無修正でアップさせていただきます。











今回の撮影は,カメラに付いているお気楽「花火モード」機能に頼らず,露出,フォーカス,シャッタースピードを全てマニュアルで試してみましたが,シャッタースピードを2~5秒くらいにすると,光が流れてなかなか面白いものが撮れることがわかり勉強になりました。
(使用機種:パナソニック・DMC-LX1(コンパクトデジカメ))

(次回に続く…)

篤姫(第29回)

2008年07月21日 | 大河ドラマ
将軍・家定をめぐる女たち。
彼女らいずれもが,将軍の死を一月以上知らされませんでした。
将軍生母ですら,その死を知らされない不可解な世界。
既に真相を知っている総取締役の滝山サマは,「公表日」がくるまでは将軍が生きているものとして生母・本寿院サマに報告せねばならない立場にあり,ある意味最も辛い立場に立っているとも言えるでしょう。
最も早くその真相を知らされた篤姫もまた同様に,将軍の死を口外できず辛い思いをしていたのでしょう。
いくらこれまで虐められてきたとはいえ,ここで,この事実を生母である本寿院にも伝えねばという発想になる篤姫…彼女は天性の母性の持ち主なのでしょうか。

そして御髪を下ろし,天璋院となった篤姫。
ある意味女としてのライバルであったお志賀とも,最後には同じ男性を愛した友として理解し合うことができました。
ただ,愛されたのは篤姫だけであったと打ち明けたお志賀の気持ちは,篤姫は新たな決意を奮い立たせました。
家定公を愛した人々のためにも,その代表者たる自分が家定公の意思を継いで生きねばならないという使命…
天璋院となった篤姫の戦いはこれからなのかもしれません。


スペシャルミックスフルーツタルト

2008年07月19日 | スイーツ

↑スペシャルミックスフルーツタルト(¥610)

先日,チョコミントタルトの記事で紹介しましたラ・メゾンで,またタルトを買ってしまいました!
今回のタルトは,いわば「フルーツ宝船」と形容すべきか,パイン,イチゴ,バナナ,キウイ,オレンジ,ピンクグレープフルーツ,ラズベリーといったフルーツがてんこ盛りとなっている代物です!
船の部分はレアチーズのタルトでした。
このタルト,先頭のパインから食べるべきか,それともおしりのグレープフルーツから攻略すべきか,まずはじめに悩みます。
でも,それは嬉しい悩みというべきでしょう。
みなさんも,この悩ましいタルトに目から舌まで悩殺されてみてはいかが・・・?

La Maisonのサイトはこちらから


毎日書道展

2008年07月16日 | 雑談
去る日曜日,毎日新聞社主催の「毎日書道展」の東京展を見に東京都美術館を訪れました。
書道にはまったく知識のないワタシがこのような展覧会に赴いたのは,刻字(書を彫刻する美術)を趣味にしているワタシの父の作品が,今回入賞し,入賞者の作品が都美に展示される理由からでした。

会場には全国の書道,刻字の入賞者の作品が無数に展示されており,なんとかワタシでも読めるものもあれば,ほぼ抽象画なのではないかと思われるような作品もあり,いざこれらの作品の数々を見てみると,書の奥深さを感じずにはいられません。
ただ,自分でこの道に目覚めるのは少し難しそうです…

退職し,あらたな趣味の道を歩み続ける父。

ワタシもあと数十年後,アナログな何かに没頭できていたら…と願う今日この頃です。

篤姫(第28回)

2008年07月14日 | 大河ドラマ
同じ屋根の下にいながらにして,夫の死に目に会えないというのは,妻にとって無念以外の何ものでもないでしょう。
滝山サマから突然聞かされた将軍家定の訃報。
それも亡くなったのは30日も前の話。
頭の中が真っ白になり,悲しみ,怒りの錯綜する篤姫に対し,「先例」であるとのただ一言で全てが片づけられてしまう理不尽さは,見ているこちらの方がハラワタが煮えたぎる思いです。

まだ信じられないという不安と期待…
しかし,開けられた障子戸の先には,もはやいつものウツケ笑顔の家定公の姿はなく,無機質な棺が横たわるのみ…
この時点で篤姫はようやく信じられない現実を認識したことでしょう。

それにしても今回ほど本寿院サマをクソバアアと思ったことはないですね。
あそこまで嫁をいじめ抜きたいのだろうかと逆に感心してしまいます。
いつの日か,篤姫に逆襲の日がくることを祈りたいですね。

夫とほぼ同時に養父の死も知らされ,篤姫にとってはダブルパンチを喰らった気分でしょう。
そしてそれは,最大の味方を二人亡くしたことを意味します。
ただ,大奥総取締の滝山サマが,徐々に篤姫側に心を開きつつあるように見えてきました。
目的を失ってしまった幾島サマの変わって,今後の滝山サマの動きが気になるところです。

では,また来週!

我が家の縮図

2008年07月12日 | 雑談

↑「おくたん&だんなちゃん」(主婦と生活社・¥800)

本屋でリラックマの絵本のコーナーに差し掛かったところ,リラックマの作者・コンドウアキ氏の新作と思われる本を発見しました。
キャラクターはリラックマほどインパクトがあるものではないので,きっとイマイチなものであろうと期待せずにこの本を立ち読みしたところ,内容的には新婚間もないと思われる夫婦の日常を描いたもので,これがまた我が家の日常に比較的類似するところがあり,期待はずれどころか,逆にツボにはまってしまいました

あらためて,我が家とはいいものなのではないかと再認識させられる一冊でございました。

「主婦と生活社」の公式サイトはこちらから


ヴィタメール攻略戦記<マンゴー・オランジェ>

2008年07月09日 | スイーツ
↑マンゴー・オランジェ(¥609)

もはや見た目だけでもいかなる風味なのか感じていただけるのではないでしょうか?
その名のとおり,主役はマンゴーで,上部にはスクエアにカットされたマンゴーがトッピングされているほか,内部にはホワイトチョコ風味のスポンジに挟まれているマンゴーソースが全体の調和を乱さない程度にマンゴーの風味を主張しています。
周囲はゼラチンによってコーティングされ,みずみずしい輝きを放ち,見るものの食欲をそそります。
フェイスにはしっかりとヴィタメールのロゴの入ったチョコの看板が載っております
おそらくマンゴーの時期限定商品かと思われますので,お求めはお早めに。

WITTAMER JAPON ←ヴィタメールの公式サイトはこちらから

篤姫(第27回)

2008年07月07日 | 写真とひとりごと

な,なんだこのラブラブなドラマは・・・
一言で言うと今回の「篤姫」はこのような感想になるでしょう。
ここで嫁たる篤姫が毎夜のように「将軍はなんとしてでも慶喜公に!」とか「慶喜公でなければ首かっ切って自害しまする!」などと唱えていたら,ものすごく嫌な嫁になってしまうでしょう。
それよりも嫁として,女としての自分を選んだ篤姫は,また一段と綺麗になったように見えましたね。
家定公は幸せ者です

一方,篤姫の選択によってこれまでの生き方を否定されることとなってしまった幾島サマは,心の底から悔しそうでした。
時にはライバルとして,時には最も信頼できる主従として6年間という年月を共に過ごしてきた篤姫のめざましい成長は,幾島サマにとってはまさに自分の生き様全てを捧げて作り上げた最高傑作だったに違いありません。
その究極目的である「慶喜公擁立」が,最後の最後で自ら信じて止まなかった篤姫自身に否定されてしまったのは,自分の6年間を無にされたことに等しいのでしょう。
しかし,幾島も慶福公と慶喜公のひととなりを十分聞き及んでいるにもかかわらず,いくら斉彬公の命とはいえ,なにゆえあそこまで慶喜公の擁立にこだわるのでしょう?
本寿院さまの慶喜嫌いには理由があるのがわかるのですが,幾島サマの慶喜公絶対主義については劇中では斉彬公の命令くらいしか表現されていません(単にワタシが見落としているだけなのか・・・)。
ここで幾島サマが自害でもすれば,ほんとに斉彬公の命だけに生きていたのでしょうけど。
まあ,今となっては斉彬公より篤姫の方が位が上なのだから,篤姫の判断に従い斉彬公の意にそぐわない結果になったとしても,幾島サマは斉彬公に咎められる筋合いはないと思うのですが・・・

そんなこんなで愛に生きる道を選んだ篤姫に次回,暗雲が・・・


ちゃっかり主役

2008年07月05日 | 写真とひとりごと

そういえば5月くらいに道端でこんな写真を撮っていたことを思い出しました。

ツツジの植え込みからひょっこり顔を出したヒルガオの花。
あまたのツツジもなんのその。
雑草ながら,見事に主役の座を奪いました

彼らのように,図太く生きてみたいものです。

<久々に本日の一句>
昼顔やつつじを退いて顔を出し 


将たる器

2008年07月02日 | 写真とひとりごと

上野公園小松宮親王

偉い人は得てして守られる側に立ち,利益のみを摂取することが多いものですが,それを潔しとせず,皇族でありながら常に最前線に身を置いた人物もいる。
同じ仕えるならば,このような上司に仕えたいものです…

7月1日からガソリンなどのエネルギーや食料品などの物価がドカンと上がりました。
下手に海外旅行に行ったりすると,旅行代金の半分くらいは燃料代だったりと非常に不味い状況です。
夏休み前だというのにあまり景気の良い話ではありませんね。
そのような中,現在国会で議論されているのは消費税率引上げについてです。

たしかに今後の高齢化社会や福祉医療の充実を考えれば,消費税を上げざるを得ない段階に来ているのはわかりますが,そんな折りに今回の世界的な物価高騰です。
消費税を増税するのは良しとして,当面日常生活することすらままならない低所得者層を救済するための何かを,時の指導者たちは考えているのでしょうか?
街角の銭湯,漁師の船,旅行会社…ガソリン高騰の煽りを受け,次々と廃業の一途をたどっている下々の人々の現実を,お上は見ているのでしょうか?
食料品の高騰の煽りから,昼食代を浮かすために公園でおにぎりを食べ空腹を凌いでいるサラリーマンたちの姿を,永田町の先生方はどのように思っているのでしょうか?

政治家ばかり責めても,この世界規模の物価高はどうしようもないことであることはわかっていますが,何か言わずにはいられない今日この頃です。