果報は寝て待て!

浮世は疲れることばかり…
いそがず,あせらず,のんびりいきましょう。

行く年来る年08~09

2008年12月31日 | 写真とひとりごと

↑毎年恒例の新宿サザンライツです…

今年もあっという間に過ぎていきました。
自分的にも新天地に出向し,貴重な経験をさせてもらった1年でした。
皆様の2008年はどんな年だったでしょうか?

というわけで,今年も1年ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします



そしてこれから帰省する我が家…


なにげに皇居

2008年12月22日 | 写真とひとりごと
東京駅から二重橋方面経由で日比谷公園まで夜の散歩をしてみたら,意外にも皇居のお堀が綺麗に着飾っていました。



延々と続くイルミネーションに,時間を忘れさせられました。

篤姫(最終回)

2008年12月15日 | 大河ドラマ
とうとう篤姫も最終回と相成りました。

幕末の動乱の話は2回前でほぼ終わり,ラスト2回はその後の天璋院の生き方が描かれていましたね。
自分的に見れば,今までの歴史ドラマで,これほど後日談に回数を裂いていた作品はなかったのでは?…と思いました。
例えば,フジ系の「大奥」では,登場人物の「その後」は最終回のラスト5分程度で終わってしまっていたように記憶しています。
また,数年前の「新撰組!」では,最終回で近藤勇が処刑されましたが,番組終了の1年後に「土方歳三最期の日」という特番が放映され,土方の後日談が描かれていました。
(昨年の「風林火山」なんかは,いきなり勘助が死んで,周囲の人物の後日談は,番組後の「紀行コーナー」で語られたにすぎませんでしたし…
ある意味今回の篤姫は,本編の中で後日談まで完結させた感があり,消化不良にはなりませんでした。

1年間通してみると,やはりこの番組は,宮崎あおいさんの演技力が光っていたと思います。
若干二十歳前後の彼女が,ティーンエイジャーから40代女性までの役柄を年齢ごとにうまく切り替えつつ演技していたのが素晴らしかったですね。
(最終回では,しゃべり方まで若干ババ臭くなっていたのに拍手

ちなみに,小松帯刀サマは,二人の美人な奥様に看取られて,西郷,大久保と比べたら,一番幸せな往生を遂げたように思えます。
帯刀サマが亡くなったのが,私と同い年というのがちょっとびっくり…私ももう少しまともな人生を送らねばと思った瞬間でした。

さて,来年の大河「天地人」は,このコーナーで感想を書くべきか否か悩ましいですが,とりあえずしばらくは様子を見たいと思います。

というわけで,1年間ワタシのつまらぬ話にお付き合い下さりありがとうございました!

紅灯

2008年12月11日 | 写真とひとりごと

紅葉を撮る際には,彩度を上げて,色彩豊かに表現するというのがセオリーのようですが,その定石に背き,マイデジカメ「LX3」に搭載されている彩度低めの「ピンホールモード」で撮影してみました。
やはり色彩には欠くところがありますが,全体的にやわらなで,かつ周辺の光量落ちがなんとなく心地よいものが撮れました。
時には冒険も必要ですね


篤姫(第49回)

2008年12月08日 | 大河ドラマ
今回の篤姫を見るに,戊辰戦争につき,あくまでも江戸城明け渡しのみにスポットを当てつつ,江戸無血開城以降の戦闘については全く触れることなくストーリーを展開していることに,昨今の幕末ドラマにない潔さを覚えました。
それでいて,下手な戦闘シーンで幕末の悲惨さなどを言及することなく,身近な人間との別れなど,大奥を去った後の天璋院の心情を中心に描きつつ,そこに小松帯刀との再会といった印象的なシーンを持ってくることで,この番組の一つのテーマがより深く浮かび上がってきていたと思います。
番組開始時から比べれば,天璋院も帯刀も,かなり老いた感がありますね。
「昔,お慕い申し上げていた」ことですら,昔話で語れる年齢になってしまった二人…なんだか寂しい気もしますが,笑いながらそのような事を互いに語れる仲というのはある意味羨ましくもあります。
笑って過去を語れるということは,運命の悪戯があったにせよ,両者ともその後の生き方に間違いはなかったことを意味しています。
私もそのような再会があったら,笑って語れる生き方をしていきたいと思います。

いよいよ次週で最終回。
じっくりとラストを堪能したいと思います。

すべり台

2008年12月04日 | 写真とひとりごと

子供のころは,日が暮れるまで公園で遊んだものでした。
日中はどうかわかりませんが,夕暮れ時の公園で見かけるのは散歩している年配の方ばかりになってしまった感があります。
都会で,子供たちが落ち葉ではしゃぐ光景に出会うのはめっきり少なくなりました。

久々に<本日の一句>
落ち葉踏む声も無しかな滑り台


篤姫(第48回)

2008年12月01日 | 大河ドラマ

幕末の歴史を語るに避けて通れない江戸無血開城。
「勝と西郷の会見により~」という話は日本史の教科書にも載っていることだと思いますが,実際その場でどのような話し合いが行われたのかは私はわかりません。
今回の篤姫では,徳川滅亡を唱えて止まない西郷を止めたのは,結果的に勝の説得ではなく,もと主の手紙であったという展開でした。
今考えれば,確かに島津斉彬公に仕えていた時代の西郷はしたたか者でしたが,一見変わってしまったとも思える西郷にもまだ当時のしたたかさが残っていたのですね。
天璋院サマ,幾島サマ,帯刀サマでも説得できなかった西郷を説得したのがあの世のお殿様だったとは…大御所・高橋英樹のパワーは恐るべきです。
しかし,以前天璋院は,徳川の人間として生きることを決意せんと,薩摩の思い出深い品をほとんど焚き火に放り込んでいたと思うのですが,父上の手紙まではさすがに放り込んでいなかったのだと思った今回の篤姫でした。
ちなみに,まさかとおもったらやっぱり出てきましたね,13代将軍・堺雅人さん!
史実と異なり,この番組を見る限りでは,15代将軍より13代将軍の方がカリスマ的にも全然しっかりしているように見えてしまう罠がありますね。
斉彬サマといい,家定公といい,江戸無血開城実現の真の秘密は幽霊の存在だったということですかね

と,ここまで書きつつ,先週の幾島サマ再登場の感動が強すぎたせいか,どうも今回の感動はイマイチだったかなぁ…

残りあと2回…本寿院の面倒を自ら見なければならなくなった天璋院の運命はいかに!?