久しぶりにイヤな夢をみて、ヘンな汗で布団をじっとりと濡らして目が覚めた。
大学の頃の夢で、千昌夫ボクロのあるH子さんという女の子と、弟と、ピヨ(留学先で知り合った子)と、ゼミの教授が出てきた。
H子さんは教授にかわいがられていた優等生で、ゼミのアイドル的存在だったし、弟は私と違ってとてもレベルの高い国立大に入ってそのあと官僚になり、数年前にヘンな女につかまってぼろぼろに没落していくまでは我が家の期待の星だった。ピヨも、職業こそ幾分パッとしないかもしれないけど、自分の目標がしっかり定まっていてそれに向かって突き進む、とても充実した人生をおくっている人だ。
そんな3人が、かつて何の目標も見いだせなくて「こんな大学入っちゃってさー」みたいに行き詰まっていじけてる学生時代の私の前に入れ替わり立ち替わり現れては、自分がいかに人生を謳歌してるかを見せつけていく。(もちろん弟は憎たらしいことに全盛期の頃の姿で現れる。ここ5年くらいは会ってないしどこにいるかもわかんないので姿を想像できないんだけどね)
で、私も自分のやらなくちゃいけないことをしなくちゃと一生懸命ゼミのレポートを書いて提出するんだけど、あとで教授室に取りに行くと、びっしりと朱で直された他のゼミ生のレポートの山には私のはなく、デスクの脇に除けられたそれは柿ピーやいかくんの皿代わりになってたらしく、大きな油染みができあがってる。
私って、こんなトコで何やってんだろう。自分はここにいてもなんの意味もない。
大学時代ずっと抱いていたその思いがよみがえってきて、夢なのに本気でつらかった。
なんで今さらこんな夢をみちゃったんだろう…と思い返していたら、昨日「来月おばあちゃんの誕生日だねぇ」なんてカレと話し、一昨日の会話には小渕優子の話題が出ていたことを思い出した。
祖母は、私が社会の役に立たない文学なんかを大学で勉強していることにものすごく不満で、よく小渕優子さんを引き合いに出して(ちょうどその頃に小渕首相が死んで優子さんが留学先から帰ってきて後を継いだというニュースをやってた)顔を合わす度に私を責め立ててたよね。
いま自分が抱えているうつ要因(不安とか自信のなさとか自分だけ取り残されていく感とか)を祖母のせいにする気はないけど、未だに私がそれを引きずってるなんてこと、おばあちゃんは知らないだろうな。
劣等感って、しばらく忘れていてもよみがえって自分を打ちのめしていくんだね。どうやってつきあっていけばいいんだろう。
大学の頃の夢で、千昌夫ボクロのあるH子さんという女の子と、弟と、ピヨ(留学先で知り合った子)と、ゼミの教授が出てきた。
H子さんは教授にかわいがられていた優等生で、ゼミのアイドル的存在だったし、弟は私と違ってとてもレベルの高い国立大に入ってそのあと官僚になり、数年前にヘンな女につかまってぼろぼろに没落していくまでは我が家の期待の星だった。ピヨも、職業こそ幾分パッとしないかもしれないけど、自分の目標がしっかり定まっていてそれに向かって突き進む、とても充実した人生をおくっている人だ。
そんな3人が、かつて何の目標も見いだせなくて「こんな大学入っちゃってさー」みたいに行き詰まっていじけてる学生時代の私の前に入れ替わり立ち替わり現れては、自分がいかに人生を謳歌してるかを見せつけていく。(もちろん弟は憎たらしいことに全盛期の頃の姿で現れる。ここ5年くらいは会ってないしどこにいるかもわかんないので姿を想像できないんだけどね)
で、私も自分のやらなくちゃいけないことをしなくちゃと一生懸命ゼミのレポートを書いて提出するんだけど、あとで教授室に取りに行くと、びっしりと朱で直された他のゼミ生のレポートの山には私のはなく、デスクの脇に除けられたそれは柿ピーやいかくんの皿代わりになってたらしく、大きな油染みができあがってる。
私って、こんなトコで何やってんだろう。自分はここにいてもなんの意味もない。
大学時代ずっと抱いていたその思いがよみがえってきて、夢なのに本気でつらかった。
なんで今さらこんな夢をみちゃったんだろう…と思い返していたら、昨日「来月おばあちゃんの誕生日だねぇ」なんてカレと話し、一昨日の会話には小渕優子の話題が出ていたことを思い出した。
祖母は、私が社会の役に立たない文学なんかを大学で勉強していることにものすごく不満で、よく小渕優子さんを引き合いに出して(ちょうどその頃に小渕首相が死んで優子さんが留学先から帰ってきて後を継いだというニュースをやってた)顔を合わす度に私を責め立ててたよね。
いま自分が抱えているうつ要因(不安とか自信のなさとか自分だけ取り残されていく感とか)を祖母のせいにする気はないけど、未だに私がそれを引きずってるなんてこと、おばあちゃんは知らないだろうな。
劣等感って、しばらく忘れていてもよみがえって自分を打ちのめしていくんだね。どうやってつきあっていけばいいんだろう。