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リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

もてあそぶという名のレストラン

2006-11-15 18:25:22 | 日記
日曜日に食べた中華は久しぶりに美味かった。
なーんの目的もなくただ「海を見に行こう」と電車に乗り、携帯のグルメ検索で3時までランチタイムをやっている店を見つけて行ってみた。
弄堂里(Long Tang Li)という名の中華で、午後2時30分時点で客ゼロ。

ムムム…大丈夫なのかこの店??ま、2時過ぎにランチ食べるヤツなんて私たちくらいのものか。

実は先週も彼が働いているA市にある中華に行ったのだ。2人で食べる中華というのは、小皿が回転テーブルをキコキコ行き来するワビシイ光景で始終目を回さなければならないので、私としては「え~また~?」という心境だったが、店内の黒板にラーメンがおススメと書いてあったので、コースをやめて上海蟹ラーメンというものを食べた。

黄色いスープ。のっている上海蟹は実なんてどこにあるんだろうか、ただの飾りか、と思うようなコンパクトさ。
彼の会社にいるリーさんだかシューさんだかいう中国人が「上海蟹を食わなきゃ年が越せない」と常々力説しているそうで、上海蟹はとびきりの高級食材かと思われる(実際、上海蟹ラーメンはいちばん高いメニューだった)。
そのスープを口に含んだら、まるで時が止まったようで、しばらく目を閉じて鼻に抜ける蟹の香りを味わった。

「すみませーん、ご飯ください!」

上海蟹ネコマンマはラーメン以上に美味かった。
久しぶりに最期の1滴までスープを飲み干した。