〈「東慶寺のイワタバコ」の つづき〉
春に源氏山公園にお花見に行った時も
桜よりも、偶然見つけた「もみじ」の美しさに心を動かされて
記事にしたけれど (こちら:「源氏山公園・ベストショットは「もみじ」!?」)
私の ひそかな“my favorite” は「もみじ」*
*本当は「もみじ(紅葉)」ではなくて「かえで(楓)」とするべきかもしれない。
もちろん、秋に紅葉している赤いもみじの葉もきれいだけれど、
この間の源氏山公園でもみじを見た時に、グリーンの もみじ が好きになった。
葉っぱが重なり合って、重なり合った部分が濃くなる。
それによって、光を浴びた時にできる濃淡が たまらない。
葉の形が 幾何学的で きれいだから、
作り出される濃淡の形も 何とも言えずに きれいで
自然によって自然に作り出されるものの 不思議な美しさに
見るたびに プチ・感動。
緑って いいよね。
なんか、本能的に癒されるのだろうか。
大きな葉。生き生きしている。
そうだ、緑色は、生命の活力の色なんだ。
空や海の青も “自然の色”だけれど、ちょっと遠いところのもの。
緑は それよりも もう少し身近な 自然の色 という感じがする。
ちなみに
この「もみじ」がある場所は、東慶寺の奥の方で、
実は、この木々の下は、“お墓” である・・。
そのせいか、ちょっと陰気な場所なんだけどね。
でも、秋になったら、紅葉して きれいかもしれないね。
おまけ:
こちらは 入り口付近にあった、「さざれ石」
“さざれー いしのー いーわーおーと なーりてー” 国歌に詠まれている石か。
(↑「さざれ石が巌となって《→小石が岩となる程に長い時間》」の意)
「さざれ石」っていうのは、石の種類であり、固有名詞ではないんだけどね。
小さな石の欠片の集まりが炭酸カルシウム(CaCO3)などにより埋められ、
1つの大きな石の塊に変化したもの。
「石灰質角れき岩」とよばれる。 (Wikipediaより(こちら))
なんでその「さざれ石」が、こんなところに こんな大事に飾られているのだろう? と思ったら
この立て看板の解説によると、
国歌発祥の地の石 云々~ らしい(肝心な部分が 草で隠れてしまっている気がする)。
〈「鎌倉駅前・豊島屋3F〔和風茶寮 扉〕」に つづく〉