いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

東慶寺のあじさい〔鎌倉10〕

2007-06-12 12:28:46 | 鎌倉散策


大体、私が鎌倉に行く時は、
sunny に伴われて行くものと 相場が決まっている。

ここのところずっと
お休みは(あっても)土曜日だけというsunny
でも、先週末の「蛍放生祭」(鶴岡八幡宮)は、
どうしても譲れない行事だったらしい。

そして、思い入れのある花“あじさい(紫陽花)”を
どうしても見に行きたかったらしい。

そういえば、昨年は、
私が仕事で身動きがとれない中、
sunny は一人で、明月院(別名あじさい寺)へ行ってきたのだった。
(ちなみに、明月院は、人がいっぱい居過ぎだったらしい)

ということで、今回は、
明月院と同じく北鎌倉にある東慶寺へ。

北鎌倉駅前の鳩サブレーのお店:豊島屋。

非常食を購入。
(遭難するわけないんだから と言われる)

東慶寺(とうけいじ)


東慶寺に入ると、
入り口辺りで既に、あじさいが咲いているのを見ることができた。
しばらくの間 雨が降っていないので、少々元気がない様子?



以下、東慶寺で見られた様々なあじさいの写真。



青紫色のあじさい


赤紫色のあじさい


白色のあじさい


赤い「がくあじさい」


青い「がくあじさい」


先ほどとは「花びら」が異なるタイプ(花びらがギザギザで華やか)の赤紫あじさい





綺麗な水色のあじさい


白色のあじさい


淡い青紫色のあじさい
上の3つは、最初のあじさいと比べると、やっぱり花びらが違う。


これも上の白色のと同じかな



ちょっと気持ち悪い。
なんだろ? キノコだとか「ドクダミ」だとか に似た気持ちの悪さ。
(きっと、日の当たらない場所で咲いていたせいもあると思うけれど)

でも、これも「あじさい」
調べたら、「柏葉あじさい」と言うそう。
上の写真でわかるように、柏のような大きな葉が特徴とのこと。
北米が原産地で、最近観賞用に人気らしい。
一重(ひとえ)と八重(やえ)があるらしいのだけれど、これは一重の方かな。



これもあじさいの仲間か !?


これは… 違うな。


「花菖蒲(はなしょうぶ)」



お天気は くもり。時々日差しあり。




〈「東慶寺のイワタバコ」に つづく〉



 *今週、来週と 締め切り週なので、(泣く泣く )ブログは自粛しています


宝厳院の紅葉ライトアップ ~行列&粘り勝ち~

2007-06-07 20:00:28 | 京都旅行記 2006秋


〈 「京都といえば湯豆腐? -湯豆腐 嵯峨野-」の 続き 〉


湯豆腐のお店を出た後、
お店のすぐそばにある「宝厳院」で、ライトアップされた紅葉を見る予定だったのだが
行ってみて びっくり。
入り口の前から、ずーっと続く行列。
行列の最後尾に向かって 歩いていったのだが、最後尾は なんと…
川(桂川)まで達していた。

sunny は、列の最後尾を探しながら、みるみるうちに不機嫌になっていき 
「もういい」と。
「えええええー!?」と抵抗する私を、ずんずんと引っ張り、
その場を離れて帰ろうと、足早に去っていく。
(その場にいるのが悔しかったらしい)

正直、私は、sunny ほど、紅葉のライトアップに執着はなかったのだけれど、
こういう状況になると、結構「内心粘る」の。私は。



↑途中で遭遇した オモムキあるうどん屋さんの屋台。


で、一旦、駅まで戻ったんだけど…。


↑嵐山駅。
 良く言えば“絢爛(けんらん)な”、悪く言えば“けばけばしい”デザインかな?
 でも、私は 結構良いと思った。変な けばけばしさ ではないと思う。
 (そういえばこの間、この駅をデザインした人をテレビで見た。最近、大地真央と結婚した人だっけ?)


そこで、この券を購入。

「夜の特別拝観セット券」
宝厳院のライトアップ拝観に、
京福電車の乗車券と、
駅の足湯の割引券 が付いて700円。 かなりお得。


実は、あの行列は、「券を買うための列」 らしいのね。
あの大勢の人達は、入るためではなくて、券を買うために並んでいるとか。


ほんとかなー?と思ったけれど
駅で券を売っていた女性も
「たぶんそうだと思いますよー」と話していたので、
半信半疑ながら
この券を買って、宝厳院に戻ってみる。


そうしたら…
ほんとに すんなりと入れた。
びっくり! 
だって、まるでVIP待遇みたいだったもん。
横の大行列を尻目にね。


(駅で券を販売していた女性には、帰りにお礼を言っておいた。
 ほんとに入れましたよーって。ちょっとびっくりしてたけど。)



宝厳院庭園に入ったところ↓




庭園内も 人が多くて、列を進みながら見るという感じ。
皆、携帯のカメラで紅葉を撮っていた。
そういえば、今回の旅行で感じたのは、
携帯電話のカメラで撮影している人が多いなー、ということ。
携帯のカメラか、立派なカメラか、という感じで
私みたいな、薄型の小さなデジカメで撮っている人が、実は一番少ないかも。





ちなみに、ライトアップされた紅葉の写真は、
‘フラッシュをoff’にして、
ライトアップの光源をうまく利用した方が、
きれいに撮ることができるみたいだ。

下は、(sunny が撮影したものだけれど)
左がフラッシュあり、右がフラッシュなし。
 

以下、sunny 撮影。
(私は、もうカメラのメモリがなく、
 昼間撮影した写真を消しては1枚撮り、…という感じで
 あまり撮影できなかったので)

↑ピントは合っていないけれど、雰囲気がきれい。






続きは こちら → <背に腹は代えられない in 京都 *この日の夜にリアルタイムで書いた記事> 

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京都といえば湯豆腐? -湯豆腐 嵯峨野-

2007-06-06 15:24:10 | 京都旅行記 2006秋


  *昨日の記事は フライングでした
   (昨日の続きは来週書きます)


〈 「常寂光寺にて “そうだ 京都、行こう。” 風 」の 続き 〉


「京都っぽいものが食べたい」というのが
今回の旅行にて、私の唯一のリクエスト。

常寂光寺を後にし、
まだ5時前だったけれど、この日の夕飯を食べる場所へ向かう。

天龍寺や宝厳院の敷地に隣接する辺り、もの淋しい雰囲気の場所。
道が ちょっとだけ入り組んでいて、
私達以外にも(おそらく私達と同じ目的地に向かって)ぐるぐると歩いている人達がいた。





「湯豆腐 嵯峨野」




座敷席に案内され、しばらくすると

 とたたたたーっ!!

と女将さん(かな?)が現れ、

 すちゃ! すちゃ! すちゃ! すちゃ!・・・

と料理がのった小皿を机に置いていく。

「丁寧」とは ほど遠い所作で
 ドン!ドン!ドン!
と机の上にお皿が置かれていくのを 眺めながら
これが このお店の美意識なのだろうか…?
などと考えた。 

関西地方、いや
京都のおもてなしって、これがスタンダードなんだろうか?
(いや、そんなわけない 《と思う》)

でも
ひょっとしたら“早い”ことを「美徳」としているのかもしれない。
 …のだけど、どうなんだろ?

まぁ こんな具合で
お店の雰囲気は、私の偏見込みの感覚で言うならば
“関西の商人が経営する宿” 風。
独特。

あ、そうそう
何年か前に連れて行ってもらった上野のウナギ屋さんを思い出した。
まるで宴会のように長机が並べられた広いお座敷で食べるんだけど
やっぱり従業員が チャキチャキと せわしなかったように思う。








写真に写っているもの以外には、
天ぷら や ご飯 や漬物(ぶぶ漬け)など
湯豆腐定食としては一通り揃っていて、普通においしかった。

ただ、豆腐が いつまでも ぐらぐらと煮立っているのが気になった。
(湯豆腐は、本当は煮立てない方が おいしい)
一人3800円という値段は… 観光地価格と考えれば妥当かな。


↑湯葉のデザート。ブルーベリーソースがけ。






お店の庭から見た、店内の様子。
こうやって見ると、なかなか雰囲気が良い。(写真は曲がってしまったけど)
雰囲気の良さを引き立たせているのは「竹林」。竹林が良いのよね。




続きは こちら → <宝厳院の紅葉ライトアップ ~行列&粘り勝ち~>

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sunnyの転職 ~報告&覚書編~

2007-06-05 20:43:21 | 気まぐれな普通の日記


そろそろ解禁かなと思います。

自分以外の人のことは あまり書かない このブログですが、
私自身も この事については
色々と大変な思いをし
色々なことを考えてきたので。


sunny の転職活動記
親しい(ちかしい/したしい)方達への報告も兼ねて
これから何回かにわたって、頑張って書いていこうと思います。

(~完結編~ まで書きます。
 ちょっとずつ書いていくという形で頑張りたいと思います。
 大変大変 勝手なお願いですが、
 ご連絡や叱咤激励(?)などは その後にお願いできたらと思います   

 
                              


3月初め  ・転職活動書類作成(転職エージェント登録用)

    月曜日の夜11時から朝4時半までかけて書類作成しているsunny に、私は日記で‘ばか’と書いた。


その5日後 ・転職エージェント面接

    本当に本当に時間が無い中、無理無理ボロボロの状態で面接に行ったsunny
    この週は、タクシー帰宅が2回。
    Maxに忙しいと思っていたが、その後さらに忙しくなっていくので、
    今考えれば このタイミングしか なかったのかもしれない。

    この面接の時に、30件ほどの求人票をもらってきた。
    このうち、sunny が興味を示したのがK社、他に気になったのはM社。


3月中旬  ・職務経歴書の書き方&面接の受け方のセミナー

    せっかくの貴重な休日に出かけるわけで、大変は大変だったのだが、
    このセミナーは、かなり役に立ったらしい。
    ちなみに、参加者は いっぱいで、大盛況だったらしい。

    新たに7~8件の求人票をget。
    ただし、sunny から見て魅力的な求人はなく…

         ↓

      ・(その日のうちに)転職エージェントに、K社への応募希望の連絡をする


3月下旬  ・書類選考の結果待ち


    今年に入ってから ずっと忙しいのは変わらないが、この頃、再びピークに。

    3月の1ヶ月労働時間310時間(残業140時間)とのこと。
    (家でも仕事をしているから、実際の労働時間はもっと多い)


4月上旬  ・書類選考通過

    この頃、遠方への出張なども入るようになり、ますます忙しくなる。
    時間は不明だが、4月が(3月や5月と比べて)一番忙しかったはず。
    4月の中旬以降、タクシー帰宅が週4日の週が2週間続く。

4月中旬  ・面接&試験

    何とか都合の良い日を見つけて、ようやくという感じだった。
    こういう時間的な面では、在職中の転職活動は大変だ。

その数日後 ・あっさりと通過

    「絶対 作文(論文)で落ちたよねー」って話していたんだけど。
    (結果が出るまでの時間が短すぎるところを見ても、試験は形式的なものに過ぎなかったのかも)

    でも、実は、
    (求人は多いものの)sunny が行きたいと思える会社は
    その後、まったく出てきていなかった。
    その後の転職活動の展望も持てず、仕事もますます忙しく…。
    だから、ここで通過して、とりあえず助かった感じ。


4月下旬  ・面接 (いわゆる 社長etc.との最終面接)

    手ごたえは「微妙」だったらしい。
    果たしてどんなもんなのか 私には ぜんぜんわからん…状態だった 

    様々な思いを抱えながら、翌日 散歩に出かけた。(この日


ゴールデンウィーク  ・結果待ち

    ゴールデンウィークを挟んだ為か、それとも会社の方で選考に悩んだ為か、
    結果が来るまでには時間がかかった。


5月中旬  ・一応内定

    ただし、社内的に年収の件で~云々。
    内定のはずなのだが、なんとなく何とも言えない心持ちで再び返事を待つ。

    その後、年収が当初の求人票と違ったりということで、エージェントを通して しばらく交渉。


5月末   ・採用決定書類送付

    「時間かかったなー」というのが感想。
    応募をしてから、たっぷり2ヶ月かかったので。

    それでも、応募したのが1社だけで、そこに決めることができたので良かったと言うべきか。

    仕事が殺人的に忙しい中での転職活動だったし、
    転職エージェントを活用したからこそ可能だったよね、と話しているけれど。


    ちなみに、転職の結果はオーライだったわけだけれど、
    今現在、特別に喜んでいるわけではなく、
    sunny は「とにかく ゆっくり休みたい」そう。
    
    sunny の5月の労働時間は total 約300時間。
    これが多いのかどうかはわからない
    (多いとは思うけれど、客観的に見てどの程度なのかはわからない、
     というか、おそらく この位仕事をしている人は 少なくはないだろう)けれど
    少なくとも3ヶ月間、
    感覚的には 今年の1月から もう半年も こんな仕事生活を続けているわけで
    今の会社を退職するまでには まだ時間があるし、
    (退職するからといって)「スパートかけたらダメだよ! 死ぬよ!」と
    私は、sunny に話している。


  

  *この記事 フライングしちゃいました
   この続きは来週になります


sunnyの転職 ~新たな旅立ち 完結編~ へ続く >