さかなのはなぢ

ねこ二匹と暮らすオットとツマがぽつりぽつりと気に入ったことや気になったことについて書き留めたブログです。

桔梗信玄餅あれこれ食べたよ

2011-08-20 20:46:20 | 内食
ツマです。

信玄餅という、山梨方面に出掛けたとき、中央道で出かけたときの定番のお土産があります。おそらくいくつかのお菓子屋さんで作られていると思いますが、中でも知られているのは桔梗屋の信玄餅でしょうか。

今月、甲府にある山梨県立美術館に出掛けたとき、お土産としてしか名前を知らなかった桔梗屋の路面店を見つけたので寄ってみました。



ここは、和菓子をメインとした桔梗屋、花屋、県立美術館の喫茶室にもお菓子を出している(と思われる)洋菓子屋、3種のお店が一緒になっていました。(調べたら、桔梗屋のグループって菓子にお花だけでなく、郷土料理からイタリア料理屋まであった。幅広い)

さて、お店に入ったら見たことのない桔梗屋の名前を冠したお菓子がいっぱいあったので、ほくほく顔のオットに買い物を任せました。
写真も撮らないまま胃袋に収めてしまったものもありますが、この二つはせめてブログに書かないとと撮影。


ちょっと暗い写真になってしまいました…

まずは桔梗信玄餅を洋菓子で再現したという「桔梗信玄餅生ロール」。1本買うのは躊躇してしまうけれど、1切れずつ売っているものがあったので買ってみました。信玄餅にも入っているお餅を中心に、ふんわりしたロールケーキに仕上げられています。黒蜜が生地の内側にしみこみ、きなこが生地の外側にまとわりつき、信玄餅を確かに彷彿とさせます。そして説明はさておき、これ、美味しいです。(ちょうど甲府にある別のちょっと有名らしいロールケーキを食べたら意外と普通のものだった。比較してこっちの方の美味しさに軍配)1ロール買っても綺麗に切れるかどうか(餅が中に入っているので)心配なので、次回万が一機会があったらまたカットしてあるこれを買うことになりそうです。

そして、信玄餅。
このたび、信玄餅に「吟造り」というプレミアムものがあるのを初めて知り、食べ比べてみました。



パッケージが、ビニール風呂敷か、不織布風呂敷か、そしてついている楊枝がバルサ材みたいなものか、黒文字か、というくらい、まず外見が違う。

中身については、説明によると吟造りには、通常商品より厳選された餅米を使い、きなこは丹波種の黒大豆、蜜は黒蜜をベースに山梨県産アカシア蜂蜜を加え香り高くマイルドにした、ということ。


吟造り。淡い色の蜜がかかったきなこには黒い点が見えます。黒大豆使用を物語っています。


通常の信玄餅。蜜が黒蜜。きなこの色がシンプル。


確かにきなこの色、蜜の色が違います。

さてお味は……。
黒蜜の癖が苦手なオットは、餅が軟らかく(←オット感)、蜜もマイルドな吟造りを好み、黒砂糖、黒蜜の好きな私は通常のものがいい、という感想です。
もう、これは本当に好き好き。ほかの食べ物でも結局普段の好みがものを言いますが、信玄餅はまさにそんな感じでした。

コメント
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