The Angel of Death (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,261(税込) 発売日:1991-12-05 |
コーベットとラナルフは,チープサイドでいろいろなお店を見て,暗いセントポール寺院とは全然違うので,癒されております。
酒場で2人で本日のまとめ。
まず,不思議な事に,杯には毒は含まれていなかったのですよね。しかし,あの日,床の上の染みには,毒の臭いがする物も含まれておりました。一体,どうやって,ド・モンフォールは毒を盛られたのでしょうねぇ。。?
何となく,今までのコーベット小説よりアセルスタンシリーズに近づいてきましたね。
翌日,亡くなったド・モンフォールのお葬式。
朝,チープサイドはまだ動き出していません。魚屋さんとパン屋さんが,鉄の締め具にくくりつけられていました。魚屋さんは古い魚を売った罪,パン屋さんはたねを盗んだ罪でそのようにされたとか。
古い魚は,癩病の原因になると信じられていたらしいです。(滝汗)
パン屋さんは,実はたねを盗んだのは,見習なんです,と,悲しそうに言います。
聖堂では既に棺桶と参列者がスタンバイ。
例の女性も参列していましたが,それ以外に個人的な友人など,いないようです。そして,プロの泣き女達(^^;)
埋葬が終わり,コーベットはプランプトンに声をかけます。プランプトンはそろそろ,このしつこい書記官が嫌になってきた模様。コーベットは事件当日に聖堂にいた僧に招集をかけるよう,彼に依頼。
プランプトンが不在の間に,コーベットは彼が整理していた棚に,染みのついた儀式用の衣装を発見。
不機嫌な僧達が集まり,事件当日の儀式時の実況検分を行いながら,コーベットは,全てのアシスタント坊さんが,ド・モンフォールから見えていたわけではないなと気付きます。
そこへ,久しぶりに世捨て修行者トマス(声だけ(^^;))が現れ「今神の天使が裁きの剣を降るうぞ!」狼狽したコーベット,「神の天使とは誰ですか?!」「それはあんたじゃ! 神が,さもなくば王が送った裁きの遣いじゃ。」コーベットは彼にもっと詳しく聞こうと詰め寄りますが,もらったのはアドバイスと警告。「ド・モンフォールが当日何度ワインを飲んだか,僧達に尋ねよ,そして,命を狙われているから注意せよ。」
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